食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

なぜ私はマルチサプリメントを飲まないのか

マルチビタミンマルチミネラルのサプリメント、飲んでいますか?

サラリーマン時代、私はかなりお世話になっていました。食事とも言えない様な食事、友人や同僚との食べ歩き、そんな生活で偏っているであろう、あるいは、不足してしまっているだろうビタミンやミネラルをサプリメントが補って、私の体を健康に保ってくれるだろうと思っていました。

保険の様なものでしょうか?飲んでいればとりあえず安心?なんて思っていました。

その後、体の不調が無視できないくらい気になりだした頃、「あなたに効くビタミン」という本を購入したところまでは良いのですが、そうしたビタミンやミネラルが含まれている食品を食べようという方向に意識は向かず、そうしたビタミンやミネラルが含まれているサプリメント、手っ取り早い方法としては、マルチサプリメントを摂るという方向へ突っ走っていた時代があります。

でもその後、健康について食事について化学物質について、資格取得のために学ぶ中で、ショッキングな事実を知りました。28172000081

「マルチサプリメントは、ただ、高価な尿を作るだけ」

今までいくらサプリメントに支払ってきましたか?
私は、かなりの金額を毎月ドラッグストアに支払ってきた様に思います。
毎月1-2万円払っていたとしたら、当時の私の尿は、毎日、300円~600円くらいの価値があったことでしょう。野菜ジュースよりも高価ですね。

マルチサプリメントは摂るべきなのでしょうか?
様々な考え方があると思います。

私は摂りません。

もちろんマルチサプリメントではなく、ある特定の成分のみを錠剤やカプセルにしたものについては、その構成成分をしっかりと確認した上で、特定の病気や不調の改善のために、短期間に集中的に摂取することは否定しません。

しかし、日常的に摂取することを想定しているマルチサプリメントを、私は摂りません。

  • そのサプリメントを購入したキッカケは、なんですか?魅力的な広告ですか?
  • 今、飲んでいるサプリメントが効いているという自覚はありますか?
  • 例えば、今、飲んでいるサプリメントを飲んで体調が改善したように感じたとして、そのサプリメントの安全性に自信をもてますか?
  • サプリメントの色や味が、合成着色料香料によるものではないと確認しましたか?
  • サプリメントにどんな成分が使われているのか確認して購入しましたか?

私がマルチサプリメントを摂らなくなった理由

1.微量

サプリメントは、その名の通り、サプリメントです。補助食品です。補助です。決して主食になることを想定して造られていません。

特に、マルチサプリメントは、ちゃんと食事をした上で、不足するかもしれない量を補うように造られています。

マルチサプリメントに使用されている成分のほとんどは天然成分ではなく、合成成分です。その成分が体内で利用可能な状態に分解され実際に吸収される量を考慮したら、ほとんど、健康に影響がない程度の量しか含まれていません。天然成分と比較して合成成分の体内吸収率は無情に低いのです。

サプリメントは、補助食品です。食品です。ではありません。
だから、それだけを飲んで体調が改善するほどの量は含まれていないのです。

じゃぁ、摂取基準を超えてたくさん飲めばいいのでしょうか?

2.潜在的毒性

化学的に合成されたビタミンやミネラルには、深刻な健康障害を起こす可能性があります。特に、肝臓腎臓にです。

もし、あなたがマルチビタミンやサプリメントを常用していて、健康診断で肝機能の問題(γGTP値)や、高コレステロール慢性疲労腎機能の問題、あるいはについて指摘や注意されたことがある場合、化学合成されたサプリメント成分の摂取が主要な原因となっている可能性があります。

ビタミンB12を例にとってみましょう。

マルチサプリメントに使用されているビタミンB12には、シアノコバラミンという化学物質が使用されていることがほとんどです。このシアノコバラミンは、体内で青酸カリコバラミンに分解され、コバラミンは更にメチル化されて、初めて、私達の体が活用できる状態になります。

ここで生まれる副産物の青酸カリは、ご存知、毒物です。もちろん、致死量がサプリメントに入っているわけではありませんが、微量であっても、青酸カリを体内で発生させるようなものを、私は、体に入れたいとは思いません。

あなたは、平気ですか?

もし、悪性貧血の治療などの目的で、ビタミンB12を摂取するのであれば、メチルコバラミンヒドロキシコバラミン、あるいは、アデノシルコバラミンと記載のあるものを購入するようにしてくださいね。これらは青酸カリにはなりません。

その他のサプリメントに使われている成分の毒性については、こちらをご覧ください。ただし、全ての毒性のある成分をここに記載しているわけではありません。これは、ほんの一例です。

3.潜在的なアレルゲン

マルチサプリメントには、多い場合には、約68種類の化学物質が使われます。そのどれかがアレルゲンとして、体内で悪さをしないという確信を私は持てません。

あなたの慢性的な不調がそうした化学物質によって引き起こされていないと確信できますか?

4.不活性化している

マルチサプリメントに含有されている成分は、大抵、不活性化しているものです。

不活性化している成分は、まず肝臓が活性した状態に戻してくれなければ、体内で活用できるようにはなりません。

自然食品中のビタミンは活性している状態ですから、自然食品を食べれば、わざわざ肝臓に負担をかけることなく、体内でそのまま活用できます。

5.腹痛や下痢

酸化マグネシウムによって引き起こされることがあります。

マルチサプリメントに含まれているミネラルがになってくれるというのは幻想です。

マルチミネラルサプリメントで使用されている酸化マグネシウム炭酸カルシウムは、骨芽細胞には届きません。しかも、こうした化学物質は、長期間、腸内に留まり出て行ってもくれません。

マルチミネラルのサプリメントに使用されているミネラル成分が、脳に蓄積することで認知症の発症と関係しているという報告もあります。『アルツハイマー病・認知症(3)予防と改善の食事(つづき)』を参照ください。

骨粗鬆症の治療などの目的でミネラルサプリメントを飲むのでしたら、キレート状になったものを購入してくださいね。または、トレオン酸グリシネート状になっているものを選んでください。

L-トレオン酸マグネシウムについては、『アルツハイマー病・認知症(2)予防と改善の食事(つづき)』をご覧ください。

6.加工用添加物

サプリメントには、必ずビタミンやミネラル等の主要成分とは無関係な、でも、錠剤や粉末やカプセル状に加工する過程で必要な添加物が含まれています。

凝固剤着色料pH調整剤防腐剤香料甘味料です。

成分表を見ただけではそれが天然の素材か化学物質か判別できないものも多く、製造元に確認する必要があります。

ステアリン酸マグネシウム

錠剤やカプセルの成分です。毒性はありませんが、主要成分の体内吸収を阻害することが知られています。品質の高い(高価な)専門成分のサプリメントに使用されていることは近年少なくなりましたが、製造工程が容易になるため安価な大量製品には、未だに多く使用されています。ちなみに、名称にマグネシウムとついていますが、体内でミネラル成分のマグネシウムになることはありません

他にも、植物ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸などと記載されています。

凝固剤

植物性セルロースコロイドと書かれているものは、植物由来の天然の凝固剤です。しかし、それ以外のものや、凝固剤としか記載のないものは、大抵、合成です。セルロースも合成のものがありますので、植物性セルロースであることを確認しましょう。

甘味料

シュガーフリー無糖と、わざわざ書いているものには、大抵、合成甘味料が使用されています。

着色料

大抵のサプリメントは、赤色、黄色、青色の合成着色料が使われています。こうした合成着色料の健康への影響については、様々な意見があると思いますが、少なくとも、サプリメントの効能とは無関係だということは間違いありません。

今では、ブルーベリーや人参やビーツで着色しているものもありますから、綺麗な色のサプリメントがお好きでしたら、せめて、天然の着色料を使っているサプリメントを選んでくださいね。

充填剤

主要成分だけを純粋に固めるとあまりに小さすぎて製品にならないため、大抵、カプセルや錠剤などにはカサを大きくするための充填剤が使用されています。サプリメントだけでなく、医薬品も同じです。

主に、小麦が使用されるのが一般的です。小麦に問題を抱えている方は、製造元に確認してくださいね。医薬品の場合には、医師・薬剤師に確認してくださいね。コーンスターチ(グルテンフリー)を使っているものもありますよ。

でんぶん/スターチ

でんぷん、スターチあるいは、マルトデキストリンとしか記載のないものは、製造元に確認する必要があります。小麦由来の可能性があります。デキストリンデキストラーゼと書かれているものも同様です。

以上の理由から、私はマルチサプリメントを飲みません。

ホールフードのススメ

私は、お野菜や果物を丸ごとホールフードの状態で食べる様にしています。

いくら現在判っている全ての栄養素を足しあげても、食品を丸々食べること以上の価値はありません。なぜなら、今の科学ではまだ判明できていない栄養素があると考えられるからです。また、栄養素の中には、サプリメントに加工できないものも多数あります。

例えば、白内障の予防と改善のためには、野菜のβカロテンではなく、果物のβカロテンに効果があるように、同じβカロテンでも、それだけを抽出して摂取するよりも、食品に含まれている他の要素といっしょに食べることで効果が向上するものがあります。

私達の体の仕組みはホリスティックです。全てがつながって作用しているのです。何かだけを隔離的に抽出して摂取しても、その効果は、あったとしても限定的だと考えられるのです。

丸ごと皮ごと食べるためには、残留農薬や防腐剤やワックスなどが塗っていないものを購入する必要があります。つまり、オーガニック栽培自然栽培無農薬無肥料)のお野菜達です。

高いと思いますか?
でも、毎月サプリメントに1-2万円支払うことを考えたら、オーガニックや自然栽培のお野菜なんて安いものです。

しかも、栄養価が減少しているという通常栽培とは違い、自然栽培のお野菜の栄養価は昔の状態を回復していると言われています。

加えて、

  • 体内吸収率
  • 体内で活用できる活性化した状態であること
  • 肝臓への負担
  • 潜在的な毒性など

を考えたら、自然食品を食べる方が、ずっとコスパが良い。

マルチサプリメントの代りになる、ビタミンとミネラルをバランスよく豊富に含んでいるお野菜果物もあるんですよ。

栄養価の高い野菜と果物はどれだ!』をご覧くださいね。

さて、あなたはこれからも、マルチサプリメントを飲み続けますか?

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考:『ビタミンが隠ぺいする食の質

参考文献:

加工用添加物について: ”The Truth About Vitamins – What Those “Other” Ingredients Really Do To You.”, 2015, Suzy Cohen, RPh

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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