食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

なぜ私は料理をするのか

代替医療の大家で、私が代替医療の資格を取得した学校で講師も務めていらっしゃるアンドリュー・ワイル医学博士が10月にお料理本/レシピ本を出します。

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タイトルは、『Fast Food, Good Food』 – ファストフードが良い食べ物だと言っているのではありません。簡単に素早くできる健康に良い料理という意味です。

このご著書の出版に当たって、ご本人が「なぜ私は料理をするのか」というエッセイを執筆されていましたので、翻訳することにしました。

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私はよく言うのですが、料理は私にとって瞑想のひとつの形なのです。材料をあつめ、野菜をきざみ、炒め物を混ぜ、魚を焼く – 全てマインドフルネスを必要とするものです。マインドフルネスとは、今ここに全意識を集中させる、瞑想の実践のエッセンスです。

料理によって集中力を高め、気持ちが改善されるという料理の潜在能力を私が初めて体験したのは、1960年代、ハーバード大学医学部の学生だった時です。気分を沈める長時間に及ぶ、哀れな食事しかない、病院でのシフトを終えた後、インスタントに頼らず自分で簡単だけど素敵な料理を材料から作ることが、ストレスやネガティブな感情を中和してくれることに気がつきました。意識を気分の悪い思考やイメージにそらすことなく、目の前の作業に完全に集中したことの結果です。しかも、このプロセスの終わりには、素晴らしい料理という楽しみがあります。もちろん、完全に意識を集中させて楽しみます。

何年にも渡って、瞑想としての料理は、私の人生の重要な一部となりました。自宅でひとりでいる時にも料理します。一日の終わりには、必ず台所に行き、新鮮な材料で夕食を作ります。複雑なレシピは避けています。時間がかかったり、手間がかかるようなものも避け、単刀直入で簡単なレシピが好きです。他の人達にも簡単に直ぐ作れる健康的で美味しい料理の喜びを紹介するのが大好きです。友達といっしょに料理するのも好きです。いっしょにキッチンにいることで、社交上手にもなれますよ。

料理には、私を夢中にさせ、やる気にさせる他の魅力もあります: 料理は、現実的な魔法を学ぶ最高のトレーニングなのです。

現実的な魔法というのは、料理は、イマジネーションを ‘物理的に実在するもの’ に具現化させる奥義を習得する機会を与えてくれるという意味です。あなたは、頭の中に完璧な料理を思い描きます。見かけだけではなく、香りや味や食感も。チャレンジは、あなたの頭の中にあるものをできるだけ忠実にキッチンで再現させることです。レシピ通りに作るというのも初心者には良いかもしれません。でも、経験を積めば、レシピから解放され、レシピを変更させたり、改善したり、オリジナル料理を作ることに自信がもてるようになります。

こうしたキッチン・マジックをやるためには、かなり多くの変数や問題に対処しなければなりません。もしコース料理を作るつもりなら、全ての料理がタイミングよくできあがる様にしなければなりません。でなければ、あなたはゲストといっしょにディナーを楽しむことができなくなってしまいます。食事の計画を立ててから材料を買いに行く代りに、まずお店に行って、新鮮なものや旬のものが何かあるか探してみることから始めてみましょう。そして、その材料で何ができるのか考えてみてはどうでしょうか。

私は庭で食物を育てられる幸せに恵まれています。今は、素晴らしく熟したトマトが豊富にあります。半分に切って、オリーブオイルと塩コショウをしてから、ベイキングペーパーの上に並べて、ゆっくりと2時間かけて150度でローストします。その後、中身を絞って冷蔵庫や冷凍庫で保存します。今朝、庭の散歩で、熟した茄子を見つけました。これをどうしましょうか。茄子とパルメザンチーズでぐつぐつとキャセロールにしましょうか。

でも、茄子に衣をつけて油で揚げるような伝統的な料理はあまり好きではありません。大抵、重すぎるのです。なので、私は別の方法を試します。茄子をスライスして、オリーブオイルをまぶし、オーブンでロースト、少し焦げ目がつくまで焼きます。保存しているロースト・トマトを使って、簡単でコクのあるソースを作ります。玉ねぎとガーリックと唐辛子を塩、オールスパイス、フレッシュ・バジルとオレガノといっしょに炒め、ロースト・トマトをその中に入れます。好みの濃さになるまで煮詰めます。その後、キャセロールを詰めて行きます。ソースをしき、焼いた茄子をしき、またソース、その上にフレッシュ・モッツァレラチーズとちぎったバジルの葉の順に層にしていきます。最後は、モッツァレラチーズとソースとパルメザンチーズをふんだんに載せます。

180度で30–40分焼き、15分冷まし、緑の野菜サラダといっしょに出せば、十分満足した夕食になります。下ごしらえを早めにやってしまっておけば、夕食まで、慌てずにリラックスして過ごせます。

これは、私が想像した通りの美しい具現化だったとお伝えしておきます。

もちろん、大切なことは、こうしたキッチンでの下ごしらえに囚われることなく、あなたが今までの人生で学んだことを反映させればよいのです。私は、私の情緒に起こす料理の効果が好きなので料理をするのです。また、役に立つスキルを身に着けることもできるので好きなのです。そして、結果も美味しいですからね。

あなたは、なぜ料理をするのですか?

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実は、私にとっても料理は、瞑想効果があるんです。このことは、以前、ブログにも書きましたね。

投資銀行で働いていた時の私にとって、料理は、ただ面倒なだけのものでした。食事は単にお腹を満たすだけのものでした。それがいつの間にか、一心不乱にお料理することでストレスが軽減されることに気がついたのでした。医学生時代のワイル博士の体験に似ていますね。そうなんです。ただ、お料理するだけではダメなんです。一心不乱 – マインドフルにお料理するということが鍵でした。

皆さん、お料理していますか?

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

原典: ”Why I Cook“, Andrew Weil, M.D.

参考:
お料理の科学的癒し効果
ソフィアウッズ・インスティテュートが勧める『シンプルクッキング』のススメ
マイケル・ポーランが語るホリスティックな食事
マイケル・ポーラン流料理の基本ルール
『レシピが料理をダメにする』 – 浅川シェフのトークイベントに出席しました。

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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