食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

インフルエンザ予防接種受ける?受けない?

インフルエンザの予防接種について、いろいろ言われていますが、あなたはもう予防接種を受けましたか?それとも受けるつもりはありませんか?

インフルエンザ予防接種

予防接種を受けない人は周りを感染の危険にさらしている?

という人が未だにいます。こうした根強い誤解が世の中に蔓延していることから、米国で、今回エボラウィルスの感染防止等で活躍したアメリカの疾病予防管理センター(CDC)が、ホームページでワクチン等の予防接種に関する客観的な事実についてまとめていますので、英語ですが、ご関心のある方はご一読ください。

ご存知の方もいると思いますが、予防接種に使用されるワクチンは、その年に流行するであろうウィルスの型を予想して製造されます。そのため、予想が外れることも、当然、あります。そうした場合、予防接種を受けてもインフルエンザにかかります。また、予想が的中しても、体内で抗体を作ることができなかった人は、もちろん、感染します。

つまり、予防接種を受けても受けなくても、かかる時はかかるし、かからない時はかからない。受けたからといってウィルスから守られているわけでも、受けなかったからといってウィルスをまき散らすわけでもありません。CDCのページに、予防接種を受けなかった人の方がインフルエンザにかかる割合が低いという統計が紹介されているのも皮肉ですね。

ワクチンの使用が抵抗性ウィルスを生んでしまっている

更に、インフルエンザ・ウィルスはとても不安定で、簡単に変異してしまう性質を持っています。

ワクチンの開発とウィルスの変異は、イタチゴッコの関係です。というか、人間がワクチンを作るから、ウィルス変異に拍車をかけるのですから、人間は、自分で自分の首を絞めているようなものです。自分自身の免疫力や自然治癒力を高めるのではなく、自然界の仕組みに人工的に介入して、相手(菌やウィルス)を力で封じ込めようとする価値観?思考?があらゆることを悪化させているように思います。

例えば、食べ過ぎて胃がもたれる人のために、食べ過ぎても胃がもたれない薬が開発される。

食べ過ぎが原因なら、食べ過ぎなければいいだけです。しばらく胃を休めてあげれば治ります。薬は要りません。それに、食べ過ぎて胃がもたれるのは、体の免疫力・自然治癒力が働いている証拠です。それを無理矢理、薬で抑えてしまうのは、体を病気に対して鈍感にさせてしまうだけでなく、自分の免疫力や自然治癒力を弱体化させていることにほかなりません。自分を変えることなく、無理やり自然の摂理を曲げようとするライフスタイル・価値観が、むやみにワクチンや抗生物質に依存する心と体を作るのです。

時に、最善の解決策は、何もしないことだったりします。

では、ワクチンには何が入っているのでしょうか。

インフルエンザ・ワクチンの中身は実は危険

  •  卵由来のタンパク質:高度に精製されていますが卵アレルギーの人は注意が必要です。
  •  ホルマリン:発がん性物資です。(ウィルスの不活化の過程で使用されます)
  •  チメロサール:水銀系の防腐剤です。(主に、混合ワクチンと複数接種のワクチンに使用されています)
  •  その他の重金類:例えば、アルミニウム。(神経毒です)
  •  砂糖
  •  トリトンX100:洗剤などにも使われる界面活性剤です。(ウィルスの不活化の過程で使用されます)
  • など

この中でも、近年、最も議論の的となっているのが、チメロサールの使用です。チメロサールには水銀が含まれているため、神経障害(記憶障害、意識混濁、注意散漫)、うつ病、皮膚病、消化器官の不調などの副作用を起こす可能性が心配されます。

現在では、チメロサール・フリー(チメロサールが使用されていない)ワクチンを扱っている病院も増えていますので、どうしても予防接種を受けられる際には、医師に確認してみることをお勧めします。

一回の接種で完了するタイプのワクチンや鼻から吸引するタイプのワクチンには、チメロサールが使用されていないものが多いとのことです。一方で、複数回の接種が必要なタイプのワクチンは大抵、チメロサールが使用されているそうですから、ご注意ください。

こうしたリスクを背負っても予防接種するメリットの方が大きいと思いますか?予防接種してもインフルエンザにかかる可能性があるのに?

ウィルスに効く薬はない、抗生物質はバクテリアにしか効かない

インフルエンザにかかってしまったら、そもそも、ウィルスに効く薬はありません。様々なインフルエンザ薬は、症状を緩和させるだけのもの(対処療法薬)で、ウィルスを退治してくれるわけではないのです。頭痛薬や胃薬と同じです。痛みの緩和はしてくれますが、痛みの原因を治してくれるわけではありません。しかも、薬に頼れば頼るほど、自然治癒力は弱体化していきますから、風邪をひいた時は、自然治癒力を鍛える良い機会だと思って、安静にしてよく眠り、栄養バランスのとれた食事をしてみましょう。

ちなみにタミフルの原料となっているのは、スパイスの一種、八角(はっかく)です。もちろん八角がタミフルそのものの代りはしませんが、効能があることは証明済みと言えますよね。

それに、インフルエンザの時、抗生物質を使うということは、ウィルス性の症状の緩和に効かないだけでなく、腸内の善い共生細菌(マイクロバイオータ)=バクテリアを殺してしまうことになります。私達の免疫細胞の60%以上が腸内にありますから、抗生物質の使用が免疫力を弱め、インフルエンザワクチンの効力も結果として弱めてしまうという研究報告もあります(コロラド大学ボルダー校によるマイクロバイオーム(共生細菌のDNA)についての特別授業の中で紹介されました。)

ただし、免疫力の低下によってインフルエンザウイルスだけでなく他の感染症(悪い細菌、バクテリア)を招き入れてしまったような場合には、抗生物質しか対処方法がないこともあります。こうした他に治療方法がない合併症の時にのみ、抗生物質を使用したいものですね。

自分の中の医者をめざめさせる

古代ギリシャの哲学者ヒポクラテスは言いました。

“誰の中にも医者がいる。
私達はただその医者が働きやすいようにしてやればいい。
私達の自然治癒力は、健康でいるための最も偉大な力である。”

そして
“食べ物があなたの薬となりますように、
そして、薬があなたの食べ物でできていますように”

という、まさしく東洋医学の『医食同源』を表す言葉を残しています。ホリスティックの源ですね。

機能性医療の権威マーク・ハイマン医学博士は、ご自身のブログ「Should I Get the Flu Shot?(インフルエンザの予防接種を受けるべきでしょうか?)」の中で、インフルエンザに対して最も効果のある予防法は、バランスの摂れた日々の食事だと述べています。

バランスの摂れた食事をしていれば、免疫機能がちゃんと働くので、インフルエンザ・ウィルスだけでなく、その他の菌や有害物質に対しても強い体を作ることができるため、例え、そのようなウィルスや菌が体内に入ってきても、重症化することなく、短期間に回復できる基礎がつくられると述べています。

ドイツ社会は、更に自然治癒力に進歩的です。

お医者様は、風邪(インフルエンザ)の患者に薬を出しません。薬を処方する代りに「○○日間会社を休んで安静にしていること」という強制的休暇を処方します。これが処方されると、企業は有給で社員を指定期間病欠させなければなりません。もちろん、有給休暇とは別扱いの追加有給病欠です。「仕事が忙しいので点滴を打ってくれればそれでいい」とか「とりあえず解熱剤が欲しい」という理屈は通じません。破ればれっきとした違法行為として個人ではなく企業が処罰されます。「休息と睡眠と食事が一番の薬だ」という国を挙げての素晴らしい自然治療法です。

私達の自然治癒力は、信頼して頼るほど強くなります。薬にむやみに頼らないドイツ人は、たぶん先進国の中でもっとも免疫力と自然治癒力の高い国民かもしれませんね。

実は、私、インフルエンザの予防接種を受けたことがありません。そもそも注射が大嫌いだったことと、両親が「ちゃんと栄養を摂っていればインフルエンザにはかからない。万が一かかっても、よく眠って食べて安静にしていれば自然に治る。」という考えの持ち主だったこともあり、私は、インフルエンザの予防接種を一度も受けることなく生きて参りました。でもインフルエンザらしきものにかかったことも、人生で2度しかありません。「インフルエンザらしきもの」というのは、2回とも病院に行って検査を受けていませんから、インフルエンザだろうと言うだけで、確信があるわけではありません。中学生の時と大学院生の時です。2回とも冬、急な高熱が出ましたが、薬も飲まず、中学生の時は母の料理を食べ、数日よく眠って安静にしていて治りました。大学院生の時は冬休みに友人宅にいた時なのですが、まるっきり放っておかれましたが、ひたすら眠り、翌日には熱も下がり治ってしまいました。

免疫力・自然治癒力を高める食事

基本は、野菜と果物が多めで、バランスの摂れた季節の食物を摂り入れた食事です。

腸内には、免疫細胞の約60%がありますから、腸内を健康に保つことが免疫力アップに効果的です。プロビオティクス豊富な発酵食品、プレビティクス豊富な食物繊維の多い食品やオリゴ糖の多い食品をたくさん食べましょう。

また、風邪が流行するこの頃に出回るミカン、レモンなどの柑橘類、リンゴ、柿などの果物には、免疫力をアップしてくれるビタミンCが豊富なだけでなく、抗炎症作用や解毒作用がありますから、季節に適した果物や野菜を食事の中に摂り入れるだけでも、風邪予防になります。

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その他『簡単レシピ』では、免疫力アップのレシピも紹介しています。

「汚れた生活をして、クリーンなものを食べる」

そしてむやみに殺菌剤や消毒薬を生活の中に持ち込まないことです。そうしたものは悪い菌を殺してくれますが、良い菌も殺してしまいます。

ロビン・チャッカン医学博士は、汚れた生活をして、クリーンなものを食べることを勧めます。別に部屋の掃除をするなと言っているのではなく、自然や動物と触れ合う生活、そして農薬や化学肥料や抗生物質や添加物(着色料や香料)に汚染されていないクリーンな自然食品を食べることを勧めているのです。

例えば、医薬部外品殺菌作用をうたっている石鹸、シャンプー、歯磨き等に多く使用されているトリクロサンという成分は、グラム陽性菌に対して静菌力が強く、抗バクテリア剤で保存剤として使用されます。しかし、この成分は、細菌に薬剤抵抗性を与える可能性があるだけでなく、体内ホルモンへの毒性が数十年前から指摘されています。2010年に、妊娠中の女性のエストロゲンの分泌異常が見られたことにより、胎児への影響についても警告が報告されているような物質なんですよ。(ちなみに、ミューズ、ビオレ、多くのシャンプー、液体石鹸などに入ってます。) 参考: コラム 『かなり怖いパーソナルケア商品の成分

普通のナチュラル石鹸で手洗いし、うがいをきちんとすれば十分です。

私達の体は内も外も多くの菌に守られています。良い共生細菌が元気であれば、外部からの悪い菌の侵入に対して防御機能として働いてくれます。

バクテリア・コミュニケーション

予防接種を受けることが好ましい人やインフルエンザ薬を処方していただいた方が良い人

さて、ここまで、自己の免疫力と自然治癒力を強化することをお勧めしてきましたが、予防接種を受けることが好ましい人やインフルエンザ薬を処方していただいた方が良い人もいます。

喘息をもっている人や何らかの事情で体力低下が著しい人などです。具体的に、インフルエンザの予防接種を受けた方が良いと思われる人は、次のような体調や病気の人達です。

  •  喘息や呼吸器系の疾患をもっている人
  •  免疫機能不全の人
  •  心臓病患者
  •  糖尿病患者
  •  重度の肥満の人

私達は、ひとりひとり、免疫機能の状態も栄養バランスの状態も異なります。

盲目的にワクチンや薬に頼るのではなく、まずは自分の中の医者を信頼すること、信頼できるような日々の生活をおくること、そして、ご自身や家族の置かれている状況や、体の状態を併せ、自ら判断できる知識をもつことが大切です。

裏話:

実はこのコラム、日経ウーマンオンラインで連載している「ホリスティック美女講座」の2014年11月第1月曜日(11月3日)掲載用の原稿として執筆したものです。が、編集方針(予防接種は必要である)に反する内容なので、掲載できないと言われてしまいました。これは、予防接種を全否定してる内容ではなく、むやみに頼るな、打つなら危険性を認識して打て、自分の免疫力を高めよという内容なのですけれど・・・まぁ、価値観の相違ですから仕方がありません。とはいえ危険性を伝えないまま予防接種を勧めることはしたくありませんし、本当のことをちゃんと伝えることが私の義務だと思っているので、ブログとして掲載することにしたのでした。

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考:
ミクロフローラとプロビオティクス – ボディ・エコロジーの考え方
腸内環境の修復が必要かもしれない11のサイン
腸内ミクロフローラが私達の世界観を左右する
石鹸なし、シャンプーなし、バクテリア満載 – 私の衛生実験
腸内細菌の構成には、遺伝子型よりも食事が優位

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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