食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

キッチンを薬局にする6つの基本ルール

『キッチンを薬局に』と私はよく言います。

キッチンに「薬を置いておけ」という意味ではありません(笑)。

何か体の不調を感じた時に、すぐに薬を飲むのではなく、キッチンにある食品やハーブ・スパイスを使って症状を緩和することを、第一に考えてほしいという意味です。

スパイス

体には自然治癒力が備わっています。薬に頼れば自然治癒力は弱くなっていきます。でも、自然治癒力を頼ってあげれば、期待に応えて強くなってくれます。そうした私達の免疫システムを教育し指導しているのは、実は、腸内の共生細菌達(ミクロフローラ)です。化学物質でできた薬は、病気の症状を緩和してくれるかもしれませんが、顕微鏡でしか見えないような超微小な共生細菌達を殺してしまいます。

私自身、超ハードな仕事をしていた頃、むちゃくちゃな食事をしていました。サプリメントを飲んでいれば大丈夫だと思っていましたし、何かあればとりあえず頭痛薬(アスピリン)を飲んでやり過ごしていました。その頃の私は、「体と対話する」「体の声を聴く」なんて言葉すら知らない人でした。今思えば、いたるところに不調のサインが出ていたのですが、その頃の私には、「気のせい」でしかありませんでした。

食事を変え、生活を変え、体と心が正常に戻ってきて初めて、どれほど自分が病んでいたか気がついたくらいです。今では、体に現れる様々なサインに日々気が付けるようになり、日々の食事を調整しながら過ごしています。

先日マインドボディグリーンに掲載されたチャートがわかり易かったので、和訳してみました。あなたは今いくつ当てはまりますか?

体の声

食事とライフスタイルをバイオ個性に合わせることで、心と体が癒されていく過程を、コーチング・プログラムに参加してくださっているクライアントさん達に、6か月を通して体験していただいています。バイオ個性は個性ですから、皆、それぞれ違います。

でも、キッチンを薬局にするための基本ルールは変わりません。

1.コンスティテューションを基に食べる

コンスティテューションは、私達のバイオ個性を作っているひとつの要素です。

バイオ個性は、コンスティテューションコンディションで造られ、コンスティテューションとは、私達が生まれながらにもっている特徴で、努力によっては変えることのできないものです。人種、血液型などの遺伝情報や、妊娠中の母親の栄養状態や精神状態、乳幼児の時の栄養状態や環境などです。一方、コンディションは、私達が努力によってある程度変化させることができる要素です。居住環境や人間関係、仕事、食事、ライフスタイル、そして、季節や気候などです。

コンスティテューションを基に食べるということは、日本人である私達は、和食を中心とした食事をすることを意味します。また、生まれ育った地域の伝統食にも注目してみましょう。

プラス、もし妊娠中の母親が低栄養状態であったような場合や、あなたが未熟児で生まれたような場合には、そうでない人達と比べ、基礎となる食事の内容が限定されてきますので、ヘルスコーチにご相談ください。

2. 慢性的な体の不調を改善するためにサプリメントを飲まない

食べものは丸のまま(ホールフード)で食べる習慣をつけましょう。

個々の栄養素を全て足し合わせても、丸のまま食べるほどの価値はありません。
粉末状に加工された酵素飲料やインスタント調味料、錠剤になっているサプリメントは、簡単で便利ですが、加工の過程で多くの栄養素が失われているのも事実ですし、加工の過程で劣化した栄養素を復元するために様々な香料や着色料が添加され、凝固剤が添加されています。

様々な調理法で食べましょう

熱を加えなければ吸収されにくい栄養素、熱をくわえたら壊れてしまう栄養素、発酵させることでのみ得られる栄養素、ひとつの食品の中には、様々な栄養素が含まれています。ひとつの調理法でのみ、その食品を食べていたら、その食品がもっている全ての栄養素を万遍なくいただくことはできません。

3. マインドフル・イーティングの実践

マインドフル・イーティングとは、目の前の食事とまっすぐに向き合って、五感を使って味わいながら、感謝して食べることを意味します。テレビを観ながら、ケイタイをいじりながら、仕事をしながら、機械的に食べ物を口に運ぶような食事をしてはいけません。

ゆっくり噛んでたべましょう。ただゆっくり噛んで食べるだけで、エネルギー代謝率が上がり太りにくくなるんですよ。しかもゆっくり食べることで、満腹感を感じられますから、食べる量も腹八分目で満足できるようになります。

また、ちゃんと噛むことで、脳内ホルモンのうち「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されます。分泌されるのは、セロトニンだけではありません。様々な消化酵素が体内で分泌され、適切な消化と吸収が行われるようになります。

参考:
五感で食べるマインドフル・イーティング
幸福ホルモン”セロトニン”を増やす方法

4. 私達は、ひとりひとり異なることを認識する

ここにバイオ個性のうちのコンディションが関わっています。

私達が生きてきた道は誰とも同じではありません。例え、一卵性双子同士でも、まったく同じ友人関係や興味や趣味をもっているわけではありません。関わってきた人間関係や出会った環境、その全てが私達のコンディションを形づくっているものですが、それらが異なれば、異なるバイオ個性として現れてきます。

誰かに効果がある食品もあなたに効果があるとは限りません。同様に、あなたにとって効果がある食品が他者にとって効果があるとは限りません。

個々人のバイオ個性を無視して、十羽ひとからげに、効果があると宣伝するダイエット法やサプリメントではなく、体と対話することから始めましょう。

5. 食べ物に対して狂信的にならない

オーソレキシアという言葉を聞いたことはありませんか?

健康志向が行き過ぎて、「正しい」食事や食品しか食べられなくなった人達を意味し、これもまた、摂食障害のひとつと近年考えられている食事志向をもった人達です。

何が「正統な」「正しい」食事かの認識は、本人次第ですが、正しい食事をすることに自己肯定感が依存してしまっては本末転倒です。本物の自己肯定感(セルフエスティーム)は、正しい食事をしていなくても、自分を好きでいられるものです。体を健康的にしたいために、心を病んでしまっては意味がありません。

完璧を目指すのではなく、初めから、完璧にやらないことを前提に、それでも今よりも「よりよく」していく自分を認め、誉めてあげてくださいね。

ちなみに、オーソレキシアのオーソとは、オーソドックスのオーソと同じ接頭辞で、「正統な」「本流の」などと言った意味をもつ言葉です。つまり、オーソレキシアとは、「正統な」食事をすることに執着のある摂食障害(強迫性神経症)ということになります。(一部のメディアで、オルトレキシアと記載しているケースが散見されますが、この言葉は、米国で2-3年前に創られた造語ですから、英語読みのオーソレキシアが正しいと言えます。)

次の質問に対して「はい」が多いほど、オーソレキシアである傾向が高いと言えますから、自己チェックしてみてくださいね。

  • 食品を選ぶルールに従うことで安心する(ルールに沿わない食品は不安)
  • 正しい食事をしている自分に優越感を感じる
  • 正しい食品を食べることで心のストレスが解消される
  • 正しくない食事をすると自分が汚れたように感じる
  • 正しい食事法に忠実なことは、自分のアイデンティティーだと感じている
  • 友人と楽しく食事をすることよりも、正しい食事をすることの方が大切だと感じる
  • 正しい食事をしていない友人を観て、どうしてあんな生活ができるのかと呆れる
  • 正しい食事の知識のない友人を見下してしまう
  • 正しい食事について常に考えなければならないことにストレスを感じるが止められない

「ナルシスト」と「自分が好き」の違い』 – セルフ・エスティームは心の免疫機能
正しい食事法に忠実な健康志向の方、オーソレキシアかもしれません

6. 公認ヘルスコーチに相談する

もし自分のバイオ個性に沿って食べることに不安を感じたら、ヘルスコーチに相談してみましょう。公認資格を有しているヘルスコーチは、あなたの心と体を結ぶ食とライフスタイルを提案するプロです。

手前味噌な感じですが、でも、その効果は、米国政府においても認知され、2014年12月、米国議会において賛辞が贈られ、その功労を称え、ヘルスコーチウィークが正式に制定されるに至っています。

一通り、健康に良いと言われていることをやってはみたけれど、なぜか、不調が治らないという方、一度、公認ヘルスコーチに相談してみるというのもひとつの解決策になるかもしれませんよ。

米国議会が正式にHealth and Wellness Coach Week を制定

 

参考: 『キッチンを薬局に

ご相談のある方は、お気軽に初回コンサルテーション(無料)にお申込みください。
ホリスティック栄養学講座にご興味のある方は、こちらをご覧ください。
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

 

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

Comments are closed.