食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

米国でジェネレーションYとジェネレーションZが最も孤独な世代と呼ばれる理由

若者世代の幸福感に関するエキスパートであるクリス・ブッシュに会わないかと、以前商談通訳をしたことのある英国人アーティストからメッセージをもらい、世界の幸福感を体験するためにアジア各国を旅していたクリス・ブッシュに昨年秋、会うことになったのでした。

海外滞在経験のある友人/知り合い数人に声をかけ、夕食を共にしました。

そのクリス・ブッシュが、若者の孤独について興味深い記事を書いていました。米国の若者について書かれているものですが、日本の同世代の若者にも同じようなことが言えるのではないかと思い和訳して紹介することにしました。

ちなみに、ジェネレーションYというのは、米国の1980年代から1990年代に生まれた世代を指します。親が2人とも第二次大戦後生まれで、現在、20代から30代の人達を指します。

1980年代から2000年代前半に生まれた世代は、ミレニアル世代あるいはミレニアルズと呼ばれます。

2000年に入ってから生まれた世代は、ジェネレーションZと呼ばれ、生まれた時からインターネットが存在していたデジタルネイティブ/ネットネイティブと呼ばれる世代です。現在、10代後半の人達を意味します。

一方で、1960年代前半から1970年代に生まれた世代は、ジェネレーションXX世代13世代などと呼ばれます。私は、これですね(笑)

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リンクトイン(LinkedIn) にログインすると、#LonelyAmerica (孤独なアメリカ)と #LoneliestGeneration (最も孤独な世代)がトレンドワードになっていました。

最初、どの世代のことなのか確信が持てませんでした。

ベビーブーマー達は、ウナギのぼりの離婚、中年の危機に直面し、不幸にも退職生活に入らざるをえない状況の人もいます。

ミレニアルズは、婚活に一生懸命で、定職のない人も多く、20代は友達作りに懸命になっています。

ジェネレーションZ達は、医薬品まみれで、学歴が重要で、SNS中毒です。

X世代を除けば、いずれの世代も孤独のカクテルをちびちびやっている感じです。

じゃぁ、誰が一番孤独なのか?僕は考えました。

UCLAの孤独の物差し(UCLA Loneliness Scale)を使ったシグナ社(Cigna)による全国アンケート調査によれば、最も孤独なアメリカ人は、1990年代半ばから2000年代半ばまでに生まれた人達ということになります。年長のジェネレーションZから若いミレニアルズです。(17/18歳~22/23歳)

一見、皮肉に思われる結果です。何百人も、もしかしたら何千人もの仲間に毎日囲まれて過ごしている高校生や大学生達は、なぜ、記録的な孤独レベルを報告しているのでしょう。

答えは簡単です。彼らが築いているつながりに意味がないからです。

ハーバードが行った75年にわたるグラント博士とグリュック博士の研究は、幸福で充実した人生を最も良く表す指標は、「人間関係の質」だと結論づけています。

端的に言えば、

強くなりたければ、筋肉をつけなさい。幸せになりたければ、人間関係を築きなさい。

幸福の「エクササイズ」はたくさんあります。例えば、瞑想読書趣味の追求。でも、どの研究も物理的な社会的つながりが最も効果的だと示すのです。

だから、物理的な社会的つながりを、バーチャルなソーシャルメディアに置き換えてしまえば、幸せがいびつになり、若者が孤独を感じるようになることは、容易に理解できます。

左:ザッカーバーグ、右:クリス

僕のドッペルゲンガーマーク・ザッカーバーグに「疑わしきは罰せず」の対応を与えるならば、僕は、ソーシャルメディアは、健康的な社交活動の場としての意義がもともとはあったのだと信じたい。しかし、多くの若者にとって、それは、代替品になってしまったのです。

インスタグラムに写真を投稿すれば、快感を得られるのに、実際に友達と夕日を楽しむ必要なんてある?といった具合に。フェイスブックでチャットすれば済むのに彼女に電話する必要なんてある?政治的な議論もフェイスブックに書き込んだら、友達が皆「いいね」してくれるのに、わざわざ反対意見の人達と会って議論する必要なんてある?

以前、従妹と彼女の友達2人を車に乗せて海岸を走りました。2004年までは、僕たちは、笑い、つながり、一緒に、幸せなその瞬間に浸ることができていました。でも、ソーシャルメディアの時代に入り、今では彼女達3人は、美しい海辺を楽しむのではなく、スマホに顔をうずめ、どのハッシュタグやフィルターが最も多くの関心を彼女達に引き付けることができるか悩んでいます。

彼女達は、意味のある社会的なつながりを、「いいね」がもたらすドーパミン(快楽ホルモン)刺激と引き換えにしたのです。

彼女達にマインドフルになること、その瞬間を楽しむように伝えましたが、聴く耳はありません。僕は、デスメタルを大音量でかけ、彼女達がスマホを置かない限り、音を止めないと告げました。

彼女達は、手で耳をふさぎ、降参しました。短い落胆の後、彼女達は、ティーンエイジャーらしく話を始めました。後部座席の彼女達の噂話やクスクス笑いを聞きながら、彼女達の機嫌がよくなっていくのを感じました。

若者は、「幸せのジム」に行って、エクササイズをするように、人間関係を築く努力をする必要があります。効果が表れるまでは、苦痛が伴うでしょう。でも、幸せは、肉体の健康と同じくらい不可欠なものです。

孤独に勝って、幸せを築くために、誰にでもできる「エクササイズ」を提案します。

  • 興味をもてるグループに参加して、実際に会いに行く
  • 友達とDVDを観たり、オンラインゲームをするのではなく、ボードゲーム(トランプや人生ゲームなど)をやる
  • フェイスブックが誰かの誕生日のお知らせをしたら、メッセージを投稿するのではなく、電話する
  • 昔の友人で疎遠になってしまった人に電話する

出典: “Why are Young Gen Ys/Older Gen Zs “The Loneliest Generation in America”?“, 2018年5月7日, Chris Butsch

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私は、彼が「孤独とは無縁」としたX世代ですが、人間ですから、私の世代が皆「孤独とまったく無縁」ということはないとは思います(笑)。ただ、他の若い世代と比べたら、その度合いが低いのかもしれませんね。

子供の頃、20代半ばくらいまでに知り合った仲の良い人達とは、よくケンカしていたように思います。ケンカしては仲直りし、そして、またケンカする。ケンカしてもお互いを嫌いになることはありませんでした。

一方で、大人になってから知り合った人達とは、ケンカするのは難しいですよね。関係が険悪になるだけのように思うので、なかなか本音を伝えられません。(それでも、私は言っちゃう方ですけどね、笑)

今の若者は、熾烈ないじめを体験している世代ですね。直接的にいじめに遭った人もいるでしょうし、それを目撃していた人もいるでしょう。だから、人間関係を築くことに非常に慎重なのかもしれませんね。なかなか本音が語れない、誰も信じられない世代なのではないかとも思います。本音は、匿名のネットで吐く。

バーチャルな関係でしか本音が言えないなんて・・・そりゃ孤独を感じますよね。

クリスが言うように、既にリアルな関係を持っている人達にとって、バーチャルなツールは+アルファのコミュニケーションの道具になり得ますが、まだリアルな関係性を作っている最中にいる若者にとって、その前にバーチャルなツールを得てしまうことは、もしかしたら、孤独を埋めてくれるような人間関係を築く上で、マイナスに働くこともあるのかもしれませんね。

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献: “STUDY OF ADULT DEVELOPMENT“, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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