食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

動物が教えてくれる10のこと

私は猫と暮らす時間が長かったように思います。生まれた時には祖母の黒猫の「おつた」が、小学校入学頃までは拾い猫で三毛の「みぃこ」が、中学卒業までは押しかけ猫で黒猫の「ノン」とその息子の「チョメ」が、そしてしばらくの後、妹がアメリカから連れてきたメインクーンの「少将」といっしょでした。少将は長生きで、21歳まで生きました。その瞬間まで、ボケることもおトイレをそそうしてしまうこともないカクシャクとした猫で、彼からはいろいろなことを教えられました。

The Soul of All Living Creatures - jacket image

父に少しきついことを言い過ぎた私を父の書斎に呼び出し、一喝するような猫でした。父も怒らなかったのに、猫に怒られるという。トウモロコシが好きな猫でしたが、お行儀のよい猫でしたので、決して、テーブルの上に手を載せたり、乗ったりすることもなく、また、欲しい欲しいと鳴くこともなく、ただ黙って自分が好きな食べ物を食べている人の横に正座して座り、にこにこして、その人の顔をじっと見ているだけの猫でした。だから私達も気がつくと、彼専用の小皿に分けて、彼の前に置きます。すると、一言礼を言ってから食べるという立派な猫でした。たぶん、自分が猫だと言う自覚がなく、私達がするとおりにしているだけなのでしょうけれど、生まれてすぐ妹の許へきて、家の中だけで、彼は育てられたので、他の猫を知らないということも一因かもしれません。驚かされることの多い猫でした。彼の体はいつもお太陽様の匂いがして、顔をお腹にうずめてぎゅーと抱きしめると幸せな気持ちになりました。本人(猫)は当然、非常に嫌がり、大抵、猫パンチを喰らうのが常でしたが。

さて、動物行動医学の専門家で、『The Soul of All Living Creatures: What Animals Can Teach Us About Being Human(全ての生き物の魂: 動物達が教えてくれた人間でいるという意味)』の著者であるVINT VIRGA博士のお話を要約してご紹介します。

動物が教えてくれる10のこと

1. 今を十分に生きる

動物達は、「今」を生きることに集中しています。一方、私達人間は、過去や未来に気持ちが奪われてしまっていることが多いものです。昨晩の友達との喧嘩のこと、明日のプレゼンのこと、短くならないTO DOリストのこと、などなど。気持ちが「今」に向かっていない間に、「今」は、どんどん「過去」になっていき、私達は、「今」という時間を無駄に過ごしてしまっているのです。もっと気持ちを「今」に向け、この瞬間に感謝し、今を十分に生きることで、幸せを感じることができると動物達が教えてくれます。

2. 直感に従う

動物は、彼らを取り巻く世界で起きていることに非常に敏感で、環境の変化に対して自分の直感に従い、行動しています。人間は、自分の直感について合理的に説明しようとしたり、「気のせい」かもしれないと、直感を無視することが多いですが、そのことで、周囲の出来事や状況や人から発せられる重要なシグナルを見落としてしまいがちです。もっと自分の感覚を信じ、直感から与えられるメッセージを認知すれば、新しいチャンスや選択肢が開かれていくことを動物達が気づかせてくれます。

3. 一番大切なことに焦点をあてる

何もかもが上手くいかないような日は、疲れ果てて帰宅します。そんな時でも、愛する動物達は、いつもと変わらぬ愛と愛情で出迎えてくれます。彼等に八つ当たりして、ひどいことを言ったり、きつい言い方をしたり、無視をしたとしても、彼等はしばらく様子を眺めて、私達が彼等に注意を向けるまで、ずっとそこで待っています。彼等の忍耐強い献身は、いかに他者とつながっていることが大切か、いかに他者と心を分かち合うことが大切かを思い出させてくれます。

4. 心無い言葉に落ち込まない

家族や友人と話をするとき、私達は「言葉」に頼っています。そして、心の内を表現する方法はそれだけではないということを忘れがちです。言い方や表情、態度や挙動の全てが、考えや感情や意図を伝達してくれるものです。それに、そういった、言葉ではないコミュニケーションの方が、言葉よりもずっと真実を語ってくれます。相手の言葉ばかり気にするのはやめましょう。そして、誰かに気持ちを伝える時は、言葉だけに頼るのではなく、心から、態度で伝えることが大切なんだと動物達が教えてくれます。

5. 十分休息する

毎日の忙しさを考えると、途切れなく予定を次から次へと入れていってしまいがちです。行かなければならない場所、会わなければならない人、終わらせなければならない事、などなど。でも、犬や猫、動物園のライオンや鷲を観ていると、私達人間も、休息する時間をもたなければならないと気づかされます。それは、休息するだけでなく、一旦立ち止まり、全体を客観的に見渡してみる時間でもあります。

6. 遊ぶことを忘れない

一日の真ん中で、仕事や家庭からのプレッシャーを感じた時が、休憩をとるタイミングです。1-2分でいいんです。気持ちが煮詰まり過ぎる前に、ちょっと気持ちを外すと、かなり楽になると思います。ラブラドールからベンガルトラ、オオカミから豹に至るまで、どんな生き物も皆、遊びを一日の生活の中に入れ、創造したり、発見したり、喜んだりしています。生き延びることだけに、四六時中気持ちを向けているわけではありません。遊んだっていいんだってことを動物が教えてくれます。

7. あまり生真面目にならない

マタタビの臭いで転がっている時も、猫じゃらしで飛び上がっている時も、猫は、第三者に自分がどのように映るだろうかなんて考えることもなく、遊びに夢中になっています。同じように、犬はボールを追いかけている時も、電柱の臭いを嗅いでいる時も、骨にかぶりついている時も、周りの人に自分がどんな風に思われるかなんて考えることもなく行動しています。自分の中に居る批判的な第三者を締めだしてしまいましょう。そうすれば、楽しい時間をもっと楽しく過ごせることを動物達が表現してくれています。

8. 誰が正しいかということに拘らない

進化は、一番重要なことに焦点を当てることのできる生き物に優位に働きます。食べ物を探したり、健康を維持したり、休憩したり、呼吸したり、子供を育てたりすることです。自尊心や虚栄やプライドばかり気にすることで、本当に大切なことを失ってしまうリスクが生まれます。動物達は誰が正しいかなんてことは気にしません。美味しい物を食べて、健康で、十分な休息をとって、家族といっしょに過ごすことに一生懸命です。「自分が一番正しい」という執着から自分を解放することで、本当に価値のある生き方ができるようになると動物達が教えてくれます。

9. 許す

もちろん動物も不幸を悲しみ、哀れに苦しみます。でも、彼等は私達人間よりもずっと賢い方法で、それを乗り越えます。彼等は、過去を再び生きるよりも人生を前に進めることを優先するのです。過去の言葉や行為が私達の記憶によみがえってくる時、動物達がするように、それがなかったかの様にふるまうことで、慈愛と博愛を相手に与えることができるようになると、動物達が示してくれます。

10. 無条件に愛す

犬といっしょにソファに座っている時、猫が膝の上で丸くなって眠っている時、無言でいても、互いの考えや感情に、お互いが寄り添っていることを感じることができます。何のためらいもなく優しさがあふれています。もし望むなら、私達は、他の人間ともそのような関係を築くことができるのではないかと、動物達が思わせてくれます。

参考: “The Soul of All Living Creatures: What Animals Can Teach Us About Being Human“, Dr. Vint Virga

 

 

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

 

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 – 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) – を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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