食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

多くのがんと戦うパワフルなビタミンとは?(ビタミンCじゃありませんよ)

バイオ個性で食べるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

幸せなカップルはみんな何かしら計画を一緒に立てています。

今週末どこでディナーする?から、来年どこへバケーションに行く?から定年後どんな風に暮らしたい?まで。

でも、ひとたび癌宣告がなされたら、全ての計画は、治療計画中心になってしまいます。

国立がん研究センターによる2017年のがん罹患者数の予測では、全てのがんのうち、

  • 男性が罹りやすいがんの1位は肺がん、2位は胃がん、3位が前立腺がんとなっています。
  • 女性では乳がんが断トツ一位で、2位が大腸がん、3位が胃がんです。

そんな中、全てのがんに対して、ミラクルな働きをもっていることが発見されたビタミンがあります。

ビタミンCだと思いました?それともビタミンD3を思い浮かべたでしょうか?

残念!そのどちらでもありません。

意外なところで、ビタミンK2なんです。

ビタミンKは、脂溶性ビタミンのひとつです。

ビタミンKには、11種の同族体があり、

  • 海藻緑色の野菜の中に含まれているビタミンK1
  • 納豆に含まれているビタミンK7
  • ビタミンK2は、主に乳製品鳥肉類鶏、かも、あひる等)に含まれていて、私達も腸内細菌によって作ることができるビタミンです。

これらのビタミンKを含む食品をちゃんと食べていれば、体内のビタミンKが不足することはないと言われています。

ビタミンKが多い食品

これは、厚労省発表の食品成分表を元に作成したものですが、その食品成分表では、ビタミンKは、同族体別の表示がないため、ビタミンK合計としての順位となっています。

乳製品では、生乳やカマンベールには1μg、熟成が進むにつれ、チェダー、ゴーダに12μg、パルメザンチーズに24μg含まれています。

鳥肉では、鶏のもも肉に120μg、むね肉に110μgで、最も多く含まれています。

抗がん効果があったのはビタミンK2

ただ、今回、がん細胞に対して抑制的な効果をもっていることが判明したのは、主に乳製品と鶏肉に含まれているビタミンK2なんです。

海藻や緑色の野菜の中に多く含まれているビタミンK1に、その力はまったくなかったと報告されています。

ちょっと待って!

だからと言って、「お野菜を食べることが多くの病気予防になる」ことが否定されたわけではありません。だって、お野菜に含まれているビタミンはK1だけではないのですから!また、だからと言って、チーズばかりを食べていたら良いわけではありません。チーズに含まれている成分はビタミンK2だけではないのですから。

食べ物は、ミクロ栄養素単体で存在しているわけではありません。ホールフードで考えないといけませんよ!

話を戻しましょう。

ビタミンK2の効果は男性において顕著

また、ビタミンK2のがん抑制効果は、男性において顕著で、女性への効果は微妙だったそうです。特に男性の前立腺がんとの戦いにおいてとても優秀な結果を残しているとのことです。

ちなみに発表されている一連のビタミンK2に関する研究は、ビタミンK2単体の投与ではなく、食品として食べることによる効果を検証しているので、被験者は、ビタミンK2として乳製品や鶏肉等を食べています。

そうしたことを鑑みれば、女性に対して効果が認められなかったこともうなずけるように思います。乳製品に含まれるカゼイン・タンパク質やホルモンからの悪影響(エストロゲン過剰)は以前から報告されていることです。

つまり、女性においては、乳製品のその他の成分によるマイナスの影響が、ビタミンK2の抗がん作用をチャラにするほどなので、効果が「微妙」になったのではないでしょうか。一方で、前立腺がんには女性ホルモンを投与するホルモン療法がおこなわれますから、前立腺がんの男性にとっては、乳製品に含まれるビタミンK2の抗がん作用とカゼインやホルモンによる影響の相乗効果となったのかもしれませんね。

また、被験者は欧州人ですから、体内における乳製品を分解する酵素などの種類・量ともに日本人とは大きく異なる人達が対象になっている研究の結果であることを念頭に入れておく必要があるように思います。

前立腺がんにおいては、ビタミンンK2の血中濃度が高いほど、あるいはビタミンK2の摂取量が多いほど、発症リスクが低下すると報告されています。また、前立腺がんを発症した男性の多くがビタミンK2欠乏であったことも報告されています。

前立腺がん予防にはビタミンK2を不足させないことが重要

つまり、前立腺がんの予防のためには、不足させないことが重要になると言えます。

欧州がんと栄養の予測調査機関(EPIC: the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition)の研究者は、ビタミンK2の摂取を増やすことで、前立腺がんリスクを劇的に35%程度まで抑制することができると報告しています。

ビタミンK2は、他の多くのがんに対しても効果

その他のがん、例えば、肝臓大腸乳房などのがんについても研究が進められており、試験管試験と動物実験では、いずれも良い結果(抗がん効果)を示しています。(裏付けとなる各研究は、最後の参考文献の「全文」の方に掲載されています)

乳がんに対する試験管試験では効果が認められたということですから、ビタミンK2単体としてであれば、女性にも効果が現れるのかもしれませんね。(臨床試験が待たれます)

私は基本的にサプリメントで栄養成分を摂ることに賛成ではありません。できるだけ食品からホールフードで摂ってほしいと考えています。なので、女性は、乳製品からではなく鶏肉を食べると良いように思います。そして、既に乳がんを発症してしまった女性においては、サプリメントの活用もありかと思います。安全なサプリがあると嬉しいですね。

ビタミンD3と一緒に摂ると効果発揮

ビタミンK2は、ビタミンD3と一緒に摂ることで、様々ながん予防と改善に効果を発揮することも判っています。

ビタミンD3は、私達が体内で日光浴をすることで作られるビタミンである他、動物性の食品魚卵)に含まれているビタミンDです。植物性食品(例えば、キノコ)に含まれているのはビタミンD2です。

こうした報告を読むたびに、やっぱり私達ヒトは動物なのだと実感します。

ってことは、親子丼って、もしや、がん予防になるお料理なのかもしれませんね。鶏肉のビタミンK2と卵のビタミンD3。ただし、白米の食べ過ぎにはご注意を!

サプリメントを探す際の注意点

冒頭で記載した通り、ちゃんとバランスよく食事をし、適度に日光浴をしている限り、ビタミンK2もビタミンD3が体内で不足することはありません。

もちろんサプリメントとしても購入できると思いますが、

ビタミンK3というのは天然には存在しない合成のビタミンKで、毒性があるため日本では使用が中止されています。海外からサプリメントを購入される際にはご注意を。

ビタミンKの成分名としては

  • ビタミンK3: menadione、 メナディオン (危険)
  • ビタミンK2: menaquinone、 メナキノン (安全)
    です。

ソフィアウッズ・インスティテュート主催のマインド・ボディ・メディシン講座では、4月に『サプリメントの功罪』として、様々なサプリメントに使用されている危険な成分と安全な成分についてお話をします。

ビタミンKの摂取について注意が必要な人

ビタミンK群は、血液凝固作用のあるビタミンなので、脳梗塞や心筋梗塞、脳卒中の発症の危険性からワーファリンなど血液さらさら作用のある医薬品を処方されている方は、食べてはいけないビタミンです。

ビタミンKのその他の効能

その他、ビタミンKには、

  • 脳の神経保護作用があり、認知症やアルツハイマー病予防にもなります。
  • カルシウムを動脈から除去して骨に運ぶ役割もしています。傷を早く直し、骨折の回復を早めます。
  • お肌にもよく、鉄分といっしょに食べると目の下のクマやシワとりにもなりますよ!

詳しくは、『ビタミンKが豊富な食品』をご覧ください。

 

もちろん、誰にでも効く唯一ひとつの解決策なんてありません

特に、ビタミンK2については、含まれている食品のその他の成分に疑義がありますから、合う人と合わない人に大きく分かれるように思います。

あなたにとっての薬は、誰かにとっての毒になり
あなたにとっての毒は、誰かにとっての薬になるかもしれない

もし、あなたが男性で、たくさんのお野菜を食べているのにもかかわらず、前立腺がんであると診断されたのなら、もしかしたら、乳製品を増やしてみてもいいのかもしれませんね。

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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