食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

幸福ホルモン”セロトニン”を造るアミノ酸 – トリプトファン

私達の情緒に関係している食べ物はミネラルだけではありません。ホルモンそのものの材料となるアミノ酸の中には、情緒と深い関係のあるものが多いです。

今回は、そのひとつ、体内で作るとこができないため、食品から摂るしかない必須アミノ酸と呼ばれるアミノ酸のひとつ、トリプトファンについてご紹介します。

食品摂取基準

推奨値: 4mg/kg 体重/日 (体重50kgの人=200mg以上)
限界値: 6000mg以下/日 (目安)
過剰摂取は、肝臓に負担がかかり肝硬変・肝機能障害などの病気を引き起こす可能性があります。

病気の改善や予防などを目的として摂取する場合の目安

肥満の改善:300mg程度/日
不眠症の改善:500mg程度/日
うつ病:1000mg程度/日
※あくまで目安としてご覧ください。
※持病がある場合は、摂取量・方法などは必ず医師に相談してください。

トリプトファンの特性

トリプトファンは、ホルモンやビタミンが体内で生成されるための材料です。そのため、その効能は多岐にわたります。不足させないことが大切です。

でも、サプリメントなどによって過剰摂取すると、他の障害を起こすことも知られています。通常の食事によって、限界値を超えて摂取することは考えにくいですが、サプリメントではあり得ますから、注意が必要です。

また、トリプトファンを体内に運搬してくれる運送係、アミノ酸トランスポーターは、トリプトファンだけを運んでいるのではなく、他のアミノ酸も運んでいるのですが、トリプトファンを優先的に運んでもらうためには、トリプトファンと炭水化物をいっしょに食べると効果的です。これは、炭水化物を食べると分泌されるインシュリンの作用によって、トリプトファン以外のアミノ酸が体内に吸収され難くなくなるためです。

ということは、やっぱり、炭水化物抜きダイエットは、幸福を呼ばないということですね。だからと言って、むやみに炭水化物を食べるのもお勧めできません。トリプトファン以外のアミノ酸が吸収されなくなってしまうのも困りますから、何事もバランスが大切ってことですね。

タンパク質と炭水化物のバランスについては、コラム『炭水化物って本当に悪者なの?』を参照ください。

トリプトファンの効能

1.ストレスに強くなる
トリプトファンは、幸福ホルモンであるセロトニンの材料です。ストレスに強く、気分の落ち込みを防ぎ、イライラなどが緩和されることが期待できます。

2.眠りの質があがる
トリプトファンは、睡眠ホルモンであるメラトニンの材料です。メラトニンがしっかりと分泌される様になることにより、眠りの質が上がり、不眠気味の人は不眠の解消も期待出来ます。

3.美肌/アンチエイジング、疲労回復
トリプトファンから合成されるメラトニンにより、ぐっすり眠ることができれば、睡眠中に成長ホルモンがしっかり分泌されます。成長ホルモンには、美肌などのアンチエイジング効果の他、疲労の回復効果などがあります。

4.肥満の改善
トリプトファンは、ナイアシンの材料です。ナイアシンは、糖質・脂質・タンパク質を代謝、分解して、コレステロールや中性脂肪を下げる作用があるビタミンB群に含まれるビタミンです。ナイアシンが合成されることで、脂肪が分解され、肥満の改善にも役立ちます。

5.二日酔いの改善
ナイアシンには、二日酔い改善効果もあります。ナイアシンは、二日酔いの原因となる、アセトアルデヒドを分解してくれます。

6.疾病の予防・緩和
ナイアシンは、他にも動脈硬化の予防、統合失調症の緩和、ヒスタミンの減少(アレルギー症状緩和)、喘息の抑制など、様々な疾病の予防や緩和に役立ちます。

トリプトファンを多く含む食品

トリプトファン動物

トリプトファン植物

 参考:
落ち込んだ気分を改善してくれる食べ物 その1 (セレン)
落ち込んだ気分を改善してくれる食べ物 その2 (マグネシウム)

 

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

 

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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