食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

清涼感だけじゃないっ!ミントの力(放射線療法から体を守ってくれるかも)

忌まわしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。
あなたがたは、スパイス(ミントディルクミン)の十分の1を納めているが、
律法の中でははるかに重要なもの、正義や哀れみや誠実さをおろそかにしている。
前者をおろそかにすることなく、後者を実践しなければなりません。(マタイ伝23:23)

と、聖書には書かれています。聖書の時代、ミントディルクミンは、税金として納めることが認められている価値あるスパイスだったということがわかります。

日本では、ミントというよりも、ハッカ油を生活の中に活かしている方は多いのではないでしょうか。ハッカも、ハッカ草というミントの一種です。

ハッカ油を日常生活に活用する様々な方法については、健栄製薬の「ハッカ油」というサイトに詳しく載っているので参考にしてみてくださいね。

ここでは、ミントの主成分、メントールの効能についてお伝えします。

ミントは、基本的に、消化に関する諸問題を解決するナチュラルレメディです。

特に、

  • 吐き気嘔吐を治め、
  • 消化を助け、
  • 胃痙攣を鎮め、
  • ガスゲップを解消し、
  • しゃっくりを止める

効果が報告されています。

IBS(炎症性大腸炎)の症状緩和(SIBO(小腸内細菌異常増殖)解消にも期待)

IBS(炎症性大腸炎)の症状の緩和についての研究が多く行われています。

特に、IBSの初期段階で、便秘や下痢がまだ深刻な状態になっていない場合に、効果を発揮したと報告されています。

この場合には、腸溶性のカプセルに入ったペパーミントオイルを経口摂取することが必要だそうです。そうすることで、ペパーミント成分を胃酸で壊されることなく腸まで届けることが可能になるからです。

SIBO(小腸内細菌異常増殖)の症状緩和にも効くのではないかと期待されていますが、ヒトを対象とした研究はまだありません。

放射線治療による影響から睾丸を保護

ネズミを使った研究ですが、1日に体重1kgに対し1gのペパーミントの葉の抽出液を3日間経口摂取させたネズミに、その後、放射線を照射します。

放射線治療は、精細管で生殖細胞を退化させ、中等度から重度の睾丸の萎縮を誘発します。生殖細胞が減少します。

しかし、ペパーミントの葉の抽出液を与えられていたネズミは、放射線を浴びても、生殖細胞の規則的な配列が維持され、精上皮のわずかな退化だけで、通常の睾丸の形態を示したと報告されています。

ちなみに、単純な寿命の比較では、ネズミの3日間は、人間にとっての3-4ヵ月になります。

風邪の諸症状の緩和

鼻づまり頭痛筋肉痛吐き気などの風邪の諸症状の緩和に従来から活用されています。

使い方:

  • 汎用: ペパーミントの葉にお湯を注いで、ペパーミント茶にして飲みます。
  • 空気清浄: ペパーミントの精油をディフューザーで部屋に充満させることで、空気中の雑菌ウイルス除去になります。
  • 咳止め: キャリアオイルでペパーミントの精油を希釈して、喉や胸に塗ります。気道をリラックスしてくれます。
  • 喉の腫れ・痛み: (『不老長寿の果物 – 桃』)といっしょに食べると、体を冷やし過ぎずに喉の痛みを和らげます。また、アーモンドミルク(『どのミルクがお好みですか?植物性ミルクのいろいろと作り方』または、杏仁豆腐)にミントを添えても喉の腫れが和らぎます。
  • 頭痛の緩和: メントールは、痛覚を鈍くする作用があり、頭痛の緩和に使われます。
  • 解熱: 乾燥菊花といっしょにお茶にして飲む。喉の腫れにも効きます。

免疫力をアップさせ風邪に効く精油と使い方
メディカル精油 – 東方の三賢人からの贈り物

がんの化学療法の副作用による”ほてり”や”急な発汗”の緩和

イギリスで行われた研究です。

乳がんの治療のため化学療法抗がん剤治療)を受けている女性は、ほてり発汗の副作用に悩まされることが多いのですが、ペパーミント・ウォータースプレイによって、症状が緩和されたと報告されています。ハンカチにスプレーして肌を拭いても良いです。お肌の表面温度を下げるように使用するそうです。

使い方:

約1リットルの蒸留水にペパーミント精油15滴を混ぜる。

気分転換・ストレス解消

ミントは、精神的なストレスの解消にも効果があります。
脳に良い刺激を与え、気分を晴らし、すっきりさせてくれます。

夏場のお料理に

ミントは、夏場の食欲を増進させる効果もあり、消化能力を一時的に向上させてくれます。

また、清涼感のあるペパーミントは、夏場のデザートに適したハーブです。

暑い夏の日に最適な飲み物です: 『キュウリとミントのフレスカ

米国のコメディ脚本家のチャールズ・ファラー・ブラウンは、

「俺の女房はこの大陸一の女だが、ラム肉のミントソースほどいつも優しいわけじゃない」
(My wife is one of the best wimin on this Continent, altho’ she isn’t always gentle as a lamb with mint sauce.)

と言う言葉を残しています。

ミントソースレシピ:

フレッシュミント 2カップ
ブイヨンスープ 1/2カップ
万能ネギ 1本 (適当に刻んでおく)
ワインビネガー 大さじ6杯
本味醂 1/4カップ
本葛粉 小さじ2杯

  1. 本葛粉以外の材料を鍋に入れて火を通し、その後、フードプロセッサーで混ぜなめらかに。
  2. 熱が冷めたら、鍋に戻し、本葛粉を加えて、徐々に加熱し、トロミをつける。

元々のレシピは、本味醂ではなく砂糖、本葛粉ではなくコーンスターチを使いますが、私は本味醂と本葛粉を使います。

お料理にミントを活用する方法については、『キッチンを薬局に – 基本の15ハーブの効能と使い方(3)』をご覧くださいね。

ペパーミントを食べたり、使ったりしてはいけない人

  • 胸やけや逆流性食道炎などがある人
  • 食道裂孔ヘルニア
  • 腎臓結石
  • 妊娠中の女性
  • 2歳未満の子供

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Cytotoxic activity of methanolic extract of Mentha longifolia and Ocimum basilicum against human breast cancer”, Al-Ali KH, El-Beshbishy HA, El-Badry AA, Alkhalaf M, Pak J Biol Sci. 2013 Dec 1;16(23):1744-50.

A review of the bioactivity and potential health benefits of peppermint tea (Mentha piperita L.)”, McKay DL, Blumberg JB, Phytother Res. 2006 Aug;20(8):619-33.

Peppermint oil in irritable bowel syndrome”, Grigoleit HG, Grigoleit P, Phytomedicine. 2005 Aug;12(8):601-6.

Protection against radiation-induced testicular damage in Swiss albino mice by Mentha piperita (Linn.)”, Samarth RM, Samarth M, Basic Clin Pharmacol Toxicol, 2009 Apr;104(4):329-34. doi: 10.1111/j.1742-7843.2009.00384.x.

A study to look at the effects of a hydrolat spray on hot flushes in women being treated for breast cancer”, Dyer J, Ashley S, Shaw C, Complement Ther Clin Pract. 2008 Nov;14(4):273-9. doi: 10.1016/j.ctcp.2008.02.003. Epub 2008 May 2.

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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