食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

あの赤色に秘密が。貧血予防だけでなく、がん予防にも期待が高まるビーツ。でも、正しく調理しないと思わぬ落とし穴が

バイオ個性で食べる、心と体をつなぐホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

 

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近頃、ビーツをよくみかけるようになりましたね。
スーパーフードとして、最近海外から輸入されるようになったお野菜かと思っていましたが、

ちゃんと和名もあって、「火焔菜(カエンサイ)」と言うそうです。

しかも、江戸時代の初期頃には、もう日本にあったそうです。ビックリ。

甜菜糖(テンサイ・トウ)の原料となる甜菜と同じ仲間なので、お野菜としては甘いです。

また、アカザフダンソウ属というグループに属するお野菜なので、スイスチャード(和名:不断草、フダンソウ)と同じグループです。このグループは、色鮮やかで華やかなお野菜たちのようですね。

色鮮やかと言えば、ビーツの赤紫色は強烈です。
合成着色料なんて使わなくても、お料理を可愛らしくピンク色赤色にしてくれるのでお料理が楽しくなるお野菜ですよね。

これは、ビーツで可愛らしくしたポテトサラダ♡
そこで、

  • まだ使い方がよくわからない、あのちょっと泥臭い味が苦手という人のために、下処理方法と、
  • ビーツがアカザ科のお野菜だから、調理する上で気をつけなければいけないこと等お伝えします。

が、その前に、

ビーツのあの赤紫色がすごいって話をしたいと思います。

ビーツの赤紫色がすごい

ビーツのあの赤紫色は、ベリー類に多くみられるアントシアニンレスベラトールではありません。
でも、それと同等かそれ以上の効能をもっていることが最近発表されているすごい色素なんです。

ビーツやスイスチャードに含まれている色素は、ベタレインという抗酸化物質のグループに属するもので、ビーツに含まれているのは

  • 赤紫色の、ベータシアニンと、
  • 黄色の、ベータキサンチン

という色素です。

この2つの色素の比率(どっちがどれくらい多いか少ないか)によって、様々な色のビーツになるのだそうです。例えば、こんな感じ。

(裏付けとなっている研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています)

ヒト大腸がん細胞の死を促進

  • 試験管試験ですが、ビーツに含まれている赤紫色のベータシアニン黄色のベータキサンチン、そして、
  • スイスチャードの種に含まれているビテキシン2-0キシロシドXVX)と呼ばれる成分を

CaCo-2というヒト結腸癌由来の細胞株に与えたところ、

別々の投与では、スイスチャードのXVXが、最もがん細胞死を促したそうですが、

XVXにビーツのベータシアニンとベータキサンチンを混ぜて、一緒に使うと

  • 更に細胞死が促進されたとのことです。

スイスチャードとビーツは、一緒に食べるとよさそうですね。

その他のがん予防にも効く?

やはり試験管試験ですが、ビーツのベタインと、その立体異性体イソベタインが、

  • がん細胞のみ攻撃し、
  • 正常細胞には何ら影響を与えなかった

ことが報告されています。

ベタインは、アミノ酸の一種で、甘味旨味に関わる成分で、食品添加物として使われたりする成分です。

立体異性体というのは、組成式は同じものの、原子の間の結合関係が異なる分子同士の構造体で、三次元空間で、重ね合わせることができないもの同士のこと
ですが、ベタインの「いとこ」くらいに思っておけばいいと思います。

も豊富です。1日の推奨量0.9mgの10%0.09mg含んでいます。

銅は、SODスーパー・オキシド・ジスムターゼ)という酵素が体内で適切に機能するために不可欠な成分ですSODは、細胞が死んでしまわないように守ったり、細胞の修復を行います。また、ミトコンドリア(細胞内のエネルギー代謝の中核)を保護して、抗癌作用を持っています。

動脈硬化、認知症予防

ベタインは体内で、メチオニンの代謝に関わっています。

必須アミノ酸のひとつメチオニンは、代謝される過程でホモシステインに変換され、更にリサイクルされてシステイン(アミノ酸のひとつ)に生成されます。

でも葉酸ビタミンB12B6ベタインが不足していると、このメチオニン代謝が正常に行われないので、中間物質のホモシステインだけが異常に増加してしまいます。

ホモシステインは、動脈硬化認知症/アルツハイマー病の原因になることが既に判っています。

ビーツには、ベタインだけでなく、葉酸も豊富です。1日の推奨量240μgの約46%生でも茹でても110μgが含まれています。

ビーツに豊富に含まれている銅は、活性酸素を除去して、動脈硬化心疾患糖尿病などの予防に関与している体内酵素のひとつSOD(スーパー・オキシド・ジスムターゼ)が適切に働くために不可欠な成分です。

肝機能の向上

ベタインには、肝臓へ脂肪が蓄積するのを防ぐだけでなく、脂肪の排出を促す作用があります。
また、脂肪肝の肝臓にとって、解毒作用を起こす抗酸化物質グルタチオンがちゃんと作られるようにし、肝臓の酸化ストレスを軽減してくれます。

そのため、脂肪肝や肝硬変、肝炎や肝がんの予防に期待されています。

糖尿病予防

ベタインは、糖が小腸から吸収されるのを防ぎます。
そのため、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。

貧血予防

ビーツには、血を造るのに必要な、葉酸鉄分が含まれています。

FDA(米国食品医薬品局)の定義では、ある栄養素の1日の推奨量の10%以上を含んでいる場合、その栄養素を豊富に含んでいると言うことができます。この定義に沿えば、

  • 鉄分は、含まれてはいますが、それほど多いわけではありません(1日の推奨量の4%)
  • 葉酸は、1日の推奨量の46%
  • は、10%(0.9mg中0.09mg)も
    含んでいます。

赤血球中のヘモグロビンの合成には鉄が必要ですが、鉄はセルロプラスミンによって酸化されないとヘモグロビンの合成に使うことができないんです。で、セルロプラスミンを運んでくれるのが銅なんです。

ビーツには、「鉄分が多いから」食べる輸血になると書いているブログ等散見されますが、それは誤りです。どっちかというと銅が豊富だからです。

高血圧予防/ムクミ予防

ビーツには、カリウムも豊富です
1日の推奨量2,600(女性)3,000mg(男性)に対して、460mg(18%、16%)、茹でたものでも420mg(15%、14%)含んでいます。

カリウムには、ナトリウムを排出する作用があるので、塩分多めの食事をしている方の血圧を下げたり、ムクミの解消に役立ちます。

 

と、このように素晴らしい効能をもったビーツですから、旬のこの時期、お料理に使いたいですよね。

ビーツをお料理に使う方法

ビーツの旬は、年2回あります。

  • 6~7月と
  • 11~12月頃です。

ビーツは、根を食べますが、
葉っぱも若葉はベビーリーフとして食べることができます。
ベビーリーフのパッケージの中に赤い筋のある緑色の葉っぱが入っていますよね?それがビーツの葉っぱです。

ビーツをお料理する時の注意点

下処理

皮ごと丸のままから茹でてください。

  • 皮をむいてから茹でると、赤色が逃げて行ってしまいますから、必ず皮ごと
  • ビーツはシュウ酸塩(水溶性)を多く含むアカザ科のお野菜です。
    シュウ酸塩は体内で結石しやすいので、茹でてから食べると安心です。
  • もちろん、生でも食べることが出来ますが、ほどほどに(写真は白色の多いビーツでサラダ。バラの花のようなサラダになります)

お湯には、お酢を少しいれてください。

  • ビーツの土臭さは、ゲオスミンという成分のせいです。
  • この成分は酸で分解されるので、お酢レモンを使うと和らぎます。
  • 生でサラダに入れる時も、レモンなどでドレッシングを作ると土臭さが軽減されて良いですよ。

茹で時間は、大きさによって異なりますが、大抵30分前後です。

茹で終わったら、皮をむいて使いましょうと、いうのが原則のようですが、私は自然栽培(無農薬・無肥料)のものを使うので、皮ごとホールフードで食べちゃいます。(生で食べる時は固いのでむきます。笑)

冷凍保存

  • 茹でて冷まして皮をむいたものを(こちらもホールフードで皮ごとでもOK)、
  • 使いやすい大きさに切ってから
  • ラップなどに包んで冷凍しましょう。

この写真は、赤いポタージュスープを作ろうとして自然栽培のビーツを購入したのですが、ちゃんと皮ごと茹でたものの、後でフードプロセッサーでつぶすことを先に想定して適当な大きさに切ってから茹でてしまったために、赤色に逃げられ(涙)

もはや

普通のポタージュスープにしか見えない

ものになってしまいました。

味は同じなので、美味しいんですけど、抗がん作用が期待できる赤色を流してしまうなんて、なんて脇の甘いことをしたのかと、公認ヘルスコーチとしては、猛省&痛恨の一品。

皆さんが同じ轍を踏まないように、反面教師として掲載しました(笑)

 

マインド・ボディ・メディシン講座の中でもビーツが時々でてきます。さて、どのテーマの時に出てくるでしょうか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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