食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

通訳とお花見

4月初旬、その前の週まで京都で開催されていた、東西アーティスト交換プログラムによる展示会に出品していた英国人母娘の、東京での商談に通訳として帯同しました。

Artists from UK. Left: Jan Bowman; Right: Lauren Bowman

私は通訳が苦手です。

もちろん、通訳できないわけではありません。会社員だった時は、会議通訳したり、外国人上司と同行する際には、必要な場面で通訳したりもしました。

でも、得意だとは思っていないのと、もう一つ別の理由で、通訳という仕事を選ぶこともしませんでした。

得意ではない理由としては、バイリンガル/マルチリンガルは、3種類いるってご存知ですか?

ひとつは、統合型/複合型(Compound)バイリンガルの人です。

彼等は、育ってきた過程で、複数の言語を同時に学んだ人達です。脳の中には、ひとつの辞書しかなく、複数の言語が同時並行的に存在しています。本当の意味でのバイリンガル/マルチリンガルの人ですね。

ふたつめは、等位型/連携型(coordinate)バイリンガルの人です。

複数の言語をそれぞれ別々の環境で学んだ人達です。そのため、脳の中には、言語の数だけ、それぞれの言語の国語辞書が存在しています。私はこれです。例えば、日本語は日本語、英語は英語で理解してしまうのです。日英や英日辞書の部分が脳内に非常に小さいか、存在しないので、通訳に向かないのです。

みっつめは、従属型(subordinate)バイリンガルの人です。

まず母国語を学び、その後、母国語の環境の中で、他の言語を母国語を通して学んだ人です。そのため、例えば、脳の中に日英英日辞書がそれぞれあり、他国語を母国語を通して理解します。

なので、通訳に適しているのは、統合型と従属型のバイリンガルの人ということになります。

前置きが長くなりましたが、そういう事情があるため、通訳のご依頼をいただいた時、非常に躊躇しました。

それに加え、芸術家の世界の用語や業界の仕組みについての知識も皆無でしたので。

Their beautiful business cards / 彼女達の美しい名刺

結局、ご本人達とメールのやり取りなどしながら、「インフォーマルな会議で、かしこまった会議ではないので構わない」とおっしゃるので、引き受けることにしたのです。

当日は、私がちゃんと通訳しなかったことで、商談が巧く運ばなかったらどうしようかと、ものすごく緊張して会議が始まりました。お二人とも実際の作品数点と、過去の作品の写真を多数持参しており、先方は、実際の作品に直接に触れることができて感動していました。また、サンプルの提供と価格提示を依頼され、とても和やかに穏やかに話は進み、良い感触を残して終了しました。

彼等の名刺が彼等の作品を代表しています。

お母様のジャンは、織物職人で、様々な素材や技法を用いて、インテリア装飾を制作しています。日本でも新東京病院へ待合室などの壁飾りを納品しています。

お嬢さんのローレンは、イラストレーターで、擬人化した動物の絵を、物語を織り交ぜながら描いています。本物は、気が遠くなるほどの緻密さで非常に小さなサイズで描かれています。その後、それを拡大プリントしたものに更に上から彩色を施すという技法を用いています。

終った後、3人でDean & Delucaで反省会(笑)をしました。

実は、会社を出た直ぐ近くにブリティッシュ・パブがあったので、そこへ入ろうかと言ったところ、「そこは一番行きたくないところ」と言われてしまいました(笑)。まぁ、せっかく日本にいるのだから、わざわざブリティッシュ・パブに行きたくないという気持はよく分かります(笑)で、日本風の喫茶店を探したのですが、外苑前近辺には洋風のお店しかなく、で、Dean & Deluca(笑)

お二人とも好感触を得て、とても喜んでいました。私は肩の荷が下りたことでほっとしていたところ、母親のジャンも緊張していたようで、「大きな仕事が終わって心が開放された」「今日はこれから何をしようか」とおっしゃいました。

なので、ちょうど満開の桜を千鳥ヶ淵へ観に行こうということになり、最初は、行き方だけ説明して帰宅するつもりだったのですが、お二人が非常に方向音痴で何度も反対方向の路線に載ってしまったというお話をされるので、かなり心配になり、そのままお花見にも同行することにしました。「桜は咲いている時には葉がなくて、散った後にだけ葉が出てくるから、あんなにピンクに見えるんだ」と説明すると、「じゃぁ、咲いている間は、どうやって光合成をしているんだ」「どうやって生きているんだ」と、とても不思議がっていらっしゃいました。確かに、不思議です。考えたこともありませんでした。

敷地内にある「武道館で初めて音楽のコンサートを開催したのが、ビートルズだ」と説明すると、さすがイギリス人、目が輝きました(笑)。武道館の外観を見学し、この後、靖国神社にお連れしました。

靖国神社の桜の色と、鳥居の色と、社殿の屋根の色が美しいグラデーションを創り出していて、織物職人のジャンは、この景色を織物に仕上げると言って、ローレンに写真を撮るアングルや場所などを細かく指示を出していました。芸術家魂に刺激を与えたようです。

母親のジャンが、13歳の時、学校の自由研究のテーマに日本文化を選び、3cmくらいぶ厚いレポートを作成し、表紙をレースで飾って提出したところ、優秀賞をもらったんだと教えてくださいました。

今なら、ネット等で、日本のマンガやアニメが世界中に拡散しているので、13歳のイギリス人の女の子が日本文化に興味をもっても不思議はありませんが、ジャンは私よりも一還り年上です。そんな時代の13歳がなぜ日本に興味をもったのか不思議に思い訊いてみると、「東京オリンピック」がきっかけだったことが分かりました。彼女の日本への思いは変わることなく、でも日本に来るチャンスがないまま50歳になった時、初めて日本に商用で来ることになったのだそうです。そして更に10年後の今、娘を連れて来るチャンスを得たのだと。やっぱり、年を経ても変わらない強い思いは、叶うのですね。

その後、クレイジーな東京を体験したいとおっしゃるので、渋谷にお連れしました。

渋谷についた時には、日も暮れて、夜になっていましたので、ちょうどスクランブル交差点のネオンやスクリーンが映えて、ローレンは動画を撮り、その後、スクランブル交差点を渡ってみたいということになり(笑)、久しぶりに「お上りさん」体験をしました。

最近、渋谷に行っても青山方面の出口に出ることが多く、ハチ公口へ行ったのは何年ぶりでしょうか。

ヘルスコーチングとは無関係な、会議通訳と観光通訳の日。

苦手だという理由でお断りしなくて良かった。心の栄養素をたくさん補給しました。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

 

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 – 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) – を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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