見ためだけじゃないドラゴンフルーツのすごい機能|赤と白どっちがいい?

2015/06/25/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ドラゴンフルーツ(ピタヤ)が大好き!

私はドラゴンフルーツが大好きなのです。でも、その存在を知ったのは20年くらい前のサラリーマン時代、台湾出張の時でした。ホテルの朝食バイキングで見かけ、恐るおそる食べてみて以来、大好きになりました。

今では、沖縄の物産店に行くと必ず買ってしまいます。

今回は、不思議な形をしたドラゴンフルーツの、すごいのはその形だけじゃないかもしれないというお話です。

まだ、研究段階のお話ですが、食べるのが楽しみになる発見をお伝えします。

なお、裏付けとなる研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています。

がん予防

試験管試験ですが、実(み)が赤いドラゴンフルーツの抽出液が、次のがん細胞の成長を抑制したことが報告されています。

  • 乳がん細胞・・・63%抑制
  • 前立腺がん細胞・・・68%抑制
  • 胃がん細胞・・・79%抑制

赤い実ほどではないものの、 白い実のドラゴンフルーツも、同じ3種のがん細胞の成長を有意に抑制したことも報告されています。

糖尿病や様々な生活習慣病の予防

抗炎症作用

ドラゴンフルーツには抗炎症作用があることが明らかになっています。

内臓炎症は、様々な病気の前兆です。内臓炎症を抑制する作用があるということは、万病予防になります。

高血糖値抑制作用

血糖値上昇を抑制する作用があることが判り、糖尿病の治療に役立つのではと期待されています。

心疾患予防

ドラゴンフルーツはカリウムを豊富に含んでいます

米国FDA(食品医薬品局)は、1日の必要量の10%以上を含んでいる場合には、その栄養素が「豊富」と表現できるとしています。

ドラゴンフルーツは、1日に必要な量(2,000mg)の約17.5%(350mg)もカリウムを含んでいるので、十分、「豊富」と言えます。

カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出するので、余分な水分を排出しムクミを解消し、血圧を下げる効果があります。つまり、心疾患予防になるのです。

カリウムの詳しい機能については『カリウム』をご参照ください。

アンチエイジング

抗酸化作用

赤い実と白い実の両方共に、その抽出液に強い抗酸化作用があることが示されています。

ドラゴンフルーツの抽出液を与えられたマウスで、次の効果が観察されています。

  • 体内酸化指数が激減
  • 細胞内の抗酸化レベルが上昇

美肌効果

ドラゴンフルーツは葉酸も豊富です。1日の必要量(200μg)の約22%(44μg)も含まれています。

葉酸 果物

葉酸は、細胞の再生や成長に欠かせないビタミンです。

不足すると、お肌のターンオーバーが滞り、シミの原因となります。それだけでなく、赤血球の再生や消化管の粘膜細胞の再生にも関与しているので、貧血の予防や、内臓の潰瘍を予防します。

葉酸の詳しい働きについては『葉酸』をご参照ください。

心と体をストレスに強く元気にする

ストレス耐性

ドラゴンフルーツはパントテン酸も豊富です。1日の必要量(5mg)の約10.6%(0.53mg)を含んでいます。パントテン酸は、副腎で造られるホルモンの合成に関与しているビタミンです。

私達をストレスから守ってくれています

また、パントテン酸は体内でコエンザイムAという成分に変換され、糖・脂質・タンパク質の代謝の過程で必要となる補酵素として働き、私達の元気の元であるATPの合成にとって重要なものです。

パントテン酸の詳しい働きについては『パントテン酸』をご確認ください。

気分改善

更に、ドラゴンフルーツには、マグネシウムも豊富に含まれています。1日の必要量(235mg)の約10.4%(41mg)を含んでいます。

マグネシウムもまた副腎で造られるホルモン(神経伝達物質)が正常に機能する助けをしているミネラルです。副腎で造られるホルモンには、私達の心の状態に関係しているものが多くあります。

詳しいマグネシウムの働きについては『マグネシウム』をご参照ください。

ドラゴンフルーツは、私達の心と体の両方を元気にしてくれるフルーツです。

実よりも皮にポリフェノール

ドラゴンフルーツのポリフェノール(抗酸化物質)は、実よりも皮に多く含まれています。皮には実の56倍のポリフェノールがあると報告されています。

でも、ドラゴンフルーツの皮を食べるのは勇気がいりますね。

そもそも食べられるのでしょうか。。また、食べるとしたら無農薬でなければ怖いです。

ジューサーを使うという方法もあるかもしれませんが、ポリフェノールは食物繊維と共に存在しているため、ジューサーで無理にはがすと効果が無くなってしまいます。詳しくは 『ジュースとスムージー徹底比較』 をご参照ください。

ブレンダーでスムージーに混ぜるという手は使えそうですが、美味しいのかどうか疑問は残ります。

勇者は試してみてくださいね。

私は実を食べます(笑)

簡単レシピ

ドラゴンフルーツを使った一品です。

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参考文献:

ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング