食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

【限定公開】お風呂は本当に健康的なのか?

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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毎日シャワーやお風呂に入っていますか?

あなたが日本人なら、たぶん大抵の人は、「はい」と答えるのではないでしょうか。

それに夏は汗、冬は寒いので、「入らない」理由はありませんよね(笑

でも、何と、ハーバード大学医学部のロバート・シュマーリング医師によれば、

  • 米国では、約66%
  • オーストラリアでは、約80%

の人達しか、毎日シャワーを浴びたりお風呂に入ったりしないんですって!

でも、私が米国に住んでいた時のルームメイト達(いずれも米国人)は皆、毎朝シャワー浴びてましたけどねぇ。

しかもしかも

  • 中国では、人口の半分の人達、つまり約7億人が週に2回くらいしかお風呂に入らないのだそうです。

まぁ、夏の暑さや湿度が違うと言ってしまえばそれだけのことですが・・(インフラ整備の違いもありそうですけどね)

もっと面白いことに、

米国人が毎日シャワーを浴びたりお風呂にはいったりし始めるのは、思春期に入ってから

なのだそうです。

子供の時には、お風呂は毎日入らないそうです。

子供こそ、外で遊んだり、食べ物をこぼしたり、顔中で食べたりするのですから、毎日、お風呂で丸洗いが必要だと思うのですが、米国では違うようです。

私が米国に住み始めたのは、まさしく思春期、ティーンエイジャーの時でしたが、そういえば、ホームステイ先の娘さん(当時5歳)が、「今日は髪を洗う日だ」と言っているのを聞いたことがあります。その時、「え?毎日洗わないの?」と思ったことを思い出しました。

でも、それにはちゃんと医学的な理由があるようですが、それは後程。

シュマーリング医師は、国によってお風呂を使う頻度に大きな違いがあるのは、シャワーを浴びたりお風呂に入ることが、「習慣」だったり「社会通念上の常識」だったりするからで、「健康」と結び付けて考えられていないからではないかと述べています。

お風呂やシャワーを使うのは誰のため?

シュマーリング医師によれば、多くの米国人は、

  • 体臭が気になるから
  • 目が覚めるから
  • 運動を毎日しているから

と、いう理由でシャワーやお風呂を使うそうです。 健康だから入ると考えているわけではないと、述べています。

確かに欧米人は、「出かける前」に、「人に会う前」に、身だしなみとして、社会的・社交的な配慮からお風呂に入ります。

自分の心と体のためというよりも、社会的な体裁のため、他人のためにお風呂に入っているように思われます。

でも、日本人は、「1日の終わり」に、その日の汚れや疲れを落とすために、体を清潔にして、心地よく眠るためにお風呂に入りますよね。

言ってみれば、自分の心と体のためにお風呂に入るわけです。

体臭問題

シュマーリング医師は、体臭は、プライベートな人間関係やビジネス上の立場などを危うくしてしまうので、その解消のためにお風呂に入るのは合理的だと述べています。

でも、体臭や不衛生さがどこまで許容されるかは、国によって、文化によって、異なり、それをどこまで徹底的にやるかも、大抵の場合、TVや雑誌やネット上のコマーシャルや宣伝によって影響を受けているとも言っています。

確かに、米国人は神経質なくらい体臭を気にしてデオドラントなど良く宣伝しています。

が、欧州人、少なくとも私が暮らしていたドイツでは、あまり体臭を気にかける人が多くないように思われました。夏の地下鉄は非常に苦痛な空間です(笑)

そういえば、しばらく前にフェイスブックで、ロンドンに住むアメリカ人の元同僚がこんな写真をシェアしていました。ロンドン市長からのメッセージとして記載されています。

大見出しには
「常に水を持ち歩いてください」
と書かれているのですが、その下の文章が強烈です。

「ロンドンは夏です。それは、ハムを16年くらい冷蔵庫に入れっぱなしにしておいたような臭いが地下鉄ですることを意味します。

— 中略  —

デオドラントをつけてください。あなたには自分の臭いが分からないかもしれませんが、他の全員が分かります。あなたは死ぬほど強烈な臭いがします。」

かなりストレートで辛辣な発言ですね。日本で東京都知事がこんな看板を出したら辞任騒ぎになりそうです。

話を戻すと、シュマーリング医師によれば

「体臭」という公害の解消以外に、毎日のシャワーやお風呂が、より健康的だという証拠はない

そうです。(え”っーーーーーーー!?本当!?)

脂性肌だったり汗っかきだったり、他に頻繁にお風呂に入らなければならない理由がなければ、

週に数回
3分から4分くらいの短いシャワーやお風呂で、
多くの人達にとって十分

だとシュマーリング医師は述べています。

日本人の私にとっては、衝撃的なご意見ですが、シュマーリング医師はその理由も述べています。

健康的なお肌の大敵

健康的なお肌は、皮脂層良い共生細菌たちに覆われて守られています。

私達を覆っている良い共生細菌たちは、私達の免疫システムの一部です。

彼等は、他の微生物(バクテリア)や土やホコリ、その他環境変化から、適度に刺激を受けることで、強くなります。

1.洗い過ぎ

洗いすぎることで、天然のお肌バリアを肌からはがしてしまうことになります。

頻繁なシャワーやお風呂は、私達の皮膚の免疫システムが正常に働く妨げになります。その結果、乾燥肌になり、かゆみ肌荒れが起きます。

乾燥してひび割れたお肌から、悪いバクテリアやアレルゲンが入り込み、炎症やアレルギー反応を起こします。

こうした理由から、米国の小児科医や皮膚科医は、子供が毎日お風呂に入ることを勧めないのだそうです。

日本の子供にアレルギーが増えているのは、過剰な洗浄も問題のひとつなのかもしれませんね。

2.熱すぎるお湯

熱すぎるお風呂は、皮脂を失わせ、お肌の上の共生細菌たちを激減させ、お肌バリアを壊す原因となります。

熱いお風呂が好きな方は、お風呂上りにはしっかり保湿して、お肌の乾燥に要注意ですね。

3.殺菌作用のある洗剤(石鹸、シャンプー、ボディソープなど)

殺菌作用のある洗剤は、殺「菌」というくらいですから、私達の天然のお肌バリアとなってくれている良い共生細「菌」達も殺してしまいます。

お肌のバリア機能の一部である共生細菌のバランスが壊れ、より極悪な耐性菌ばかりが皮膚の上に残ることとなります。

殺菌作用のある洗剤の殺菌効果を生み出している成分は、実は、農薬です。

その中でも、科学的に安全性も洗浄効果も証明できなかった、19の農薬成分が、2017年9月から日米欧で使用禁止になっています。

普通の石鹸で水洗いするだけで十分だと、FDA(米国医薬品局)は3年前に発表しています。

また、殺菌作用を謳っていないシャンプーや石鹸でも、

  • 石油系オイル
  • 香料
  • 他の添加物(化学物質)

等の成分が、アレルギーの原因となることもあります。

特に、液体の洗剤の場合、腐敗や劣化を防止するために、安息香酸のように発がん性が懸念されるものやホルモンバランスを乱す作用のある薬品が使用されていることが問題です。

でも、まぁ、これらは、お風呂やシャワーの問題というよりも洗剤の問題ですね・・・(笑)

「体臭」の解消以外に毎日のシャワーやお風呂に健康効果は本当にないのか?

お肌の健康という面を考えたら、シュマーリング医師の言うように

  • 殺菌効果を謳った洗剤はお勧めしませんし
  • あまり熱すぎるお湯は、お勧めしません

お肌の健康という面だけでなく、心臓への負担ということを考えても、熱すぎる湯舟に長時間浸かっているようなお風呂の入り方は心配ですね。

が、

日本人の私達は、お風呂って、単に体を綺麗にするだけの場所じゃないことを知っていますよね。

適切な温度のお湯は、私達の体の疲れだけでなく、心の疲れも流してくれませんか?

キムタク(木村拓哉さん)は、どんなに仕事で深夜になっても、必ずお風呂に入ってから就寝するようにしているそうです。そうするとどんなに睡眠時間が短くても疲れが翌日に残らないのだそうです。

栄養老廃物も、血行の流れに沿って、私達の体を巡ります。

だから、1日の終わりに、体に溜まった疲労物質を血流と共に流してしまうことは理に適っていると、私は思います。

だから、戦国武将たちは、温泉に傷の治癒、湯治に行ったんですよね。

それに、心がほっこりしませんか?温かいお湯に浸かっていると、心がゆる~くなってきます。

シュマーリング医師は、「体臭という公害の解消以外に毎日のシャワーやお風呂が、より健康的だという証拠はない」と言いますけど、それは、欧米人式にお風呂やシャワーを使ったらの話のように思います。

日本式にお風呂を使ったら、結論は、違うのではないか。

そこで、日本式お風呂の健康効果を科学的に調べた研究はないか検索してみました。でも、これといった論文を見つけることはできませんでした。

入浴剤メーカーや銭湯組合のようなところが、それぞれお風呂の健康効果についてホームページに掲載していました。

お風呂には、

  • 温熱効果: 温められることで血管が拡張して、老廃物や疲労物質の除去がスムーズに行われ、疲労回復。血行促進でコリを解消
  • 水圧効果: 成人の体表面積にかかる水圧は1トン以上となることから、特に脚への圧でムクミ解消
  • 浮力効果: 浮力によって体重が10分の1になるため、関節や筋肉の緊張緩和→脳の緊張緩和→心の緊張緩和

が、あるとのことです。

でも、それを客観的に科学的に証明・裏付けた論文などは、掲載してくれていませんでした。例えば、

  • 温めることで確かに血行は促進するでしょうが、
    それによって本当に疲労物質が血中から減少したのか、
  • 確かに1トンの水圧はかかるでしょうが、
    それによって本当にムクミが解消されたのか、
  • 確かに浮力によって体重は10分の1になるでしょうが、
    本当にそのことによって脳や心の緊張が緩和されているのか、

などを客観的に検証した実験の論文は見つけられませんでした。大手入浴剤メーカーに問い合わせもしましたが、返答すらいただけませんでした。

湯舟に浸かると、ウォーキング30分したのと同じくらいのカロリー消費量になるとか、エネルギー代謝が上がるといったお風呂のダイエット効果についても多くのブログや記事が書かれていますが、そこに、その主張を裏付ける研究論文の掲載はありません。

入浴と運動の健康増進効果の比較

いろいろ探して見つけたのが、2011年に発表された論文です。

(裏付けとなっている研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています)

心拍増加度がほぼ同じ

  • 41℃のお風呂に10 分入浴した場合
  • 200m走を走った場合

を比較しています。

1.入浴と運動の心臓への影響

  • 上の血圧(収縮期血圧)は、200m走の方が、入浴するよりも上昇
  • 下の血圧(拡張期血圧)は、200m走で高くなり、入浴で低下
  • 皮膚血流は、入浴のみで有意に増加したそうです。

つまり、お風呂は運動に比べて、血管を拡張させて、心臓へ負担の少ない血流改善となるとのことです。

2.入浴と運動による組織代謝の違い

入浴後:

  • 静脈血のpO2(血漿中の酸素の分圧)が顕著に増加し
  • pCO2(血漿中の二酸化炭素の分圧)が低下(酸素が取り込まれて、二酸化炭素が排出された)
  • 乳酸とピルビン酸に変化なし(筋肉でのエネルギー代謝は行われていない)

つまり、お風呂に入っても糖や脂肪が燃焼して減ることはないが、酸素と二酸化炭素の循環促進によって、疲労回復になっているとのことです。

お風呂で痩せるというのは、嘘だったということですね。

運動直後:

  • 静脈血の pO2が低下して、pCO2が増加(酸素が消費され、二酸化炭素が発生)
  • 乳酸とピルビン酸が増加(筋肉で糖代謝が行われた)、15分後には解消

一時的な酸素量の低下と乳酸の増加によって、ミトコンドリアが増え、呼吸酵素が増加することで、長期的な基礎代謝の改善になっている太りにくい体を作る)と述べています。

痩せるためなら、やっぱり運動の方が良いということですね。

3.入浴と運動による血球成分と高分子蛋白の変化

血液は、血球成分血漿成分に分けることができます。

お風呂と運動の両方とも、血球成分、特に白血球が短時間で大きく増減したそうですが、このことは、血液中の血球成分と血漿成分が、血流促進によって、よく混ざり合ったことを示唆しているとのことです。

入浴も運動も、免疫細胞(白血球)のリンパ球やNK細胞を増減させることが確認されていて、免疫機能を改善すると言われていますが、もしかしたら、それは単に、血液成分がよく混ざり合っただけのことかもしれないので、今後、検証しなければいけないと、研究者は述べています。

だとしても、41℃以下のお風呂なら、子供も毎日入っても免疫力が落ちるなんてことはなさそうですよね??(殺菌効果を謳った石鹸を使わない前提で)

また、血管内のプラークの原因となる高分子タンパク質や悪玉コレステロールの増加は、

  • 入浴: 2∼3%増
  • 200m走: 3∼6%増

と、大きなものではなく、15 分後にはかなり回復したとのことです。

4.その他の血中成分の変化

お風呂と運動の両方で、

  • 尿酸値
  • 血糖値
  • 窒素酸化物(NOx):一酸化窒素は筋肉を動かすことで発生し、血管を柔らかくする効果があることが報告されています。

に、まったく変化なかったそうです。

ただし、これは200m走もお風呂も1回づつで比較しているので、継続した場合や、長距離走だった場合などについて、検証が必要だと研究者は述べています。

とは言え、

日本式のお風呂は、体臭を解消するだけでなく、健康効果、少なくとも疲労回復効果がある

ということですよね。

シュマーリング医師がおっしゃっていること

  • 洗い過ぎない
  • 熱すぎないお湯
  • 殺菌効果を謳った洗剤を使わない

に留意しながら、

ぬるめのお湯につかるのであれば、(子供も)毎日お風呂にはいった方が、やっぱり健康に良いように思いました。

ただし、太らない体を作ったり、痩せたいのであれば、お風呂はあまり効果なさそうですね。

さて、あなたはお風呂とどんな風に付き合いますか?(笑)

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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