食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

アルツハイマー病・認知症(1)予防と改善

AT131_Lバイオ個性で食べる、心と体をつないで健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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最近、物忘れが気になりませんか?
この物忘れ、単なる物忘れなのか、認知症の始まりなのか、心配になったりしませんか?

今年(2015)1月7日、厚生労働省は2025年までに、認知症患者は約700万人となり、65歳以上の5人に1人となるとの推計を発表し、それを受けて内閣総理大臣は、厚生労働大臣に、認知症予防の対策を加速させるように指示しました。つまり、

認知症予防の対策は、国家戦略として取り組む最重要課題となったのです。

私もそろそろ、そんなことが気になるお年頃になって、少し調べてみることにしました。

多くの研究が報告しているアルツハイマー病予防や改善に効果があると言われている食品について、Physicians Committee of Responsible Medicine(責任ある医療を目指す医師の会、以下PCRM)が推奨する食品やライフスタイルと併せ、最新の情報を今週から4回に渡って、まとめてお伝えしていきます。

まず、食事や食品について3回に分けてお伝えし、最後の4回目でライフスタイルについてお伝えする予定です。

「まだまだ私は若いし、両親も元気だから関係ない」と思っている人もいるかもしれませんね。

でも、認知症になってからでは、その症状を改善することはとても大変です。認知症になる前に食生活やライフスタイルを改善しておくことが大切ですよ。

アルツハイマー病とは

アルツハイマー病は、脳の健康な細胞が退化していく進行性の病気です。その結果、記憶障害、行動障害、その他の認知機能に問題を生じさせます。

アルツハイマー病の症状

アルツハイマー病の症状は、加齢によって起こるマイルドな記憶障害よりもシリアスです。症状は徐々に悪化していき、日常生活に支障をきたす程深刻なものになっていきます。

  • 特に最近の出来事に関する記憶の喪失の加速
  • 料理や電話をかけるなど、慣れ親しんだ物事の遂行困難
  • 適切な言葉をなかなか見つけられない
  • 抽象的な思考過程に困難を感じる、例、家計簿の帳尻を合わせられないなど
  • 判断力の低下、例えば、季節に合わせた服装を選べなくなったり、散財してしまったりなど
  • 物を紛失したり、不適切な場所に置いてしまう、例えば、車の鍵を冷凍庫に入れるなど
  • 方向性の喪失、例えば、慣れ親しんだ場所で道が判らなくなるなど
  • 率先性の喪失
  • 気分行動性格の変化

アルツハイマー病の進行過程はひとりひとり異なります。

軽い物忘れは誰にでもあることですが、例えば、朝食に何を食べたか忘れたとしても、家族に何を食べたのか教えてもらったら思い出せるような場合は、大丈夫です。家族に教えてもらっても食べた記憶がない場合が問題となります。

アルツハイマー病の原因

アルツハイマー病の真の原因は未だ不明です。

しかし、アルツハイマー病患者の脳細胞には、プラークと呼ばれる固まりがあることは知られています。こうしたプラークは、アルツハイマー病によって起こされた神経細胞の死に関係しているタンパク質(アミロイドβタンパク)の塊です。

また、アルツハイマー病患者の脳で観察される炎症が大きな役割を果たしていると信じられています。

アルツハイマー病を発症しやすい人の特徴

アルツハイマー病の発症は、遺伝、環境、その他の要因によって影響を受けます。アルツハイマー病の症状を引き起こすと考えられている主な要因は次の通りです。

  • 年齢: アルツハイマー病は65歳以上の人に発症リスクが高い病気です。
  • 家系: 両親または兄弟姉妹に発病者がいる場合には、リスクが多少あがります。
  • 遺伝子異常: 3種類の遺伝子の異常が、若年性アルツハイマー病に関係し、APOE遺伝子の発生が加齢によるアルツハイマー病の発病に関係していることが判っています。
  • 性別: 女性は、男性よりもアルツハイマー病の発病率が高いです。
  • 高血圧高コレステロール糖尿病
  • 教育: 最終学歴の低さとアルツハイマー病の発症リスクに相関関係があることが判っています。
  • 頭部の怪我: いくつかの調査が頭部への重度の怪我とアルツハイマー病との相関を示しています。

認知症チェック

認知症がチェックできる無料アプリがありますよ。NPO法人オレンジアクトが開発・配布しているものです。

詳細とダウンロードはこちらから。ご本人だけでなく、家族が確認のために使用することが可能です。

食事法

1. 肉食を減らして野菜多めに

2002年の『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)』に、ホモシステインと呼ばれる毒性のあるアミノ酸の血中濃度が高い人ほど、アルツハイマー病にかかる確率が2倍も高いことが報告されています。

ホモシステインは、必須アミノ酸のひとつメチオニンが代謝される過程で生まれ、更にリサイクルされてシステイン(アミノ酸のひとつ)に生成されます。しかし葉酸ビタミンB12B6が不足していると、このメチオニン代謝が正常に行われずに、中間物質であるホモシステインだけが異常に増加してしまいます。

メチオニン ⇒ ホモシステイン
ホモシステイン  葉酸・ビタミンB12・ビタミンB6 ⇒ システイン

ホモシステインは悪玉コレステロールと結合して動脈硬化の原因となることが既に知られていますが、アルツハイマー病との関係性もあると言われています。

ホモシステインの血中濃度は、肉食の人で高いことが判っています。ホモシステインを発生させるメチオニンはアミノ酸ですから、お肉に沢山含まれている成分です。そして、ホモシステインのレベルを低下させる働きのある葉酸とビタミンB群は、緑の葉物野菜穀類豆類、果物に含まれていますから、そうした野菜が不足している肉食の人にホモシステインが多いのは当然のことです。

ホモシステインとアルツハイマー病の関係は、相関関係であり、そこから因果関係を証明させることはまだ難しいのですが、肉食を減らし、野菜を多めに食べることは、一般的に言っても健康に良いですから、アルツハイマー病を予防にも効果があると考えても問題はないと思います。

また、アルツハイマー病は脳の炎症が原因であるとも言われています。そのため、一般的に内臓・臓器炎症を抑えると言われている食事(野菜多め、良質なオイル、発酵食品など)が良いと言えますが、それを裏付ける研究報告が行われています。

PCRMも、プラントベース、つまり、野菜中心の食事を推奨しています。ただ、その一方で、PCRMは、ビタミンB12を毎日2.4μg摂ることも推奨しています。ビタミンB12は一般的に動物性食品に含まれ、多くは貝類に含まれています。しかし、植物性食品では海藻(と茶葉に微量に存在)に限られています。

ビタミンB6の多い食品
ビタミンB12の多い食品
葉酸の多い食品

緑黄色野菜

健常者とアルツハイマー病患者の血中カロテノイド濃度を調べたところ、アルツハイマー病患者の血液にはカロテノイドが有意に少なく、特に、ルテインが非常に少なかったという研究報告から、ルテインを多く含む食品を食べることでアルツハイマー病の予防になるのではないかと言われています。

ルテインを含むカロテノイドは、緑黄色野菜に多く含まれている成分で、白内障予防など目の健康との因果関係は明らかにされているものの、なぜ、アルツハイマー病患者の血中でカロテノイドが不足するのか等の詳しい機序が判っているものではありませんが、食べておいて損はないですよね。

ルテインは、ケールほうれん草に圧倒的に多く含まれていますが、他の緑黄色野菜にも含まれています。

不老長寿の果物 – 桃

グルタチオンの多い野菜と果物

グルタチオンは体内のデトックスを促進してくれる成分で、脳が、神経伝達物質や神経組織の保守点検をする際、脳の清掃人として働きます。つまり、有害物質を脳組織から排除し、脳細胞がダメージを受けることから守っているのです。そのことから、アルツハイマー病やパーキンソン病などの予防によいと言われています。

グルタチオンは、アミノ酸のグルタミン酸、シスチン、グリシンが、この順番で結合したトリペプチドと呼ばれる物質です。この3つのアミノ酸を総合的に多く含んでいる食品を併せて調べました。また、グルタチオンは、それらの食品を生で食べる時、もっとも多く生成されるとのことですから、その食品リストの中から、生でも食べることができるものに限定して、リストを作成しました。

実は、そのリスト、以前『硫黄で肌荒れ予防・改善 – お肌修復に効く10種の野菜と9種の果物』としてご紹介したものとまったく同じです。

野菜: にんにく、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラ、マッシュルーム、大豆もやし、ホウレン草、大根葉、たまねぎ、ねぎ等、アブラナ科のお野菜とネギ科のお野菜に比較的多い印象です。

菜の花の辛し和えで癌&アルツハイマー病予防

果物: アボカド、メロン、キウイ、いちご、バナナ、夏みかん、パインアップル、いちじく、ネーブル。

グルタチオンは、葉酸ビタミンB6B12の多い食品といっしょに食べると更に増やすことができます。ここでも葉酸・ビタミンB12・ビタミンB6が重要な働きをしていますね。

野菜だけでなく、豆類海苔(葉酸)、ナッツ類やシーズ(種)(B6)、しじみのような貝類(B12)を上手に食事に採り入れていくことが大切だということが判ります。

ビタミンB6の多い食品
ビタミンB12の多い食品
葉酸の多い食品

アルツ

…続き

アルツハイマー病・認知症の予防と改善シリーズ:
アルツハイマー病・認知症(2)予防と改善の食事(つづき)
アルツハイマー病・認知症(3)予防と改善の食事(つづき)
アルツハイマー病・認知症(4)予防と改善のライフスタイル
アルツハイマー病は感染するのか?
『アルツハイマー病は遺伝するのか?』
アルツハイマー病とツバメの巣(おまけ)
菜の花の辛し和えで癌&アルツハイマー病予防
脳波のひとつガンマ波が脳内のゴミをお掃除 – ガンマ波を発生させるには?
このメーカーのアルツハイマー病予防サプリメントに要注意!FDA(米国食品医薬品局)が警告書を発行

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

おまけ: 責任ある医療を目指す医師の会(PCRM)の推奨

alzheimers-prevention-infographic

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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