食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

パーソナルケア商品6つの真実

パーソナルケア化粧品やパーソナルケア商品を選ぶ時、できるだけ天然成分だけでできている安全なものを選びたいですよね。お肌や髪に害のないものや、手や口から体内に入っても毒性のないものを選びたいですよね。

そんな時に注意してほしい、でも広く誤解されている事柄について、まとめました。

 

1. 商品ラベルや宣伝コピーには、法的根拠はない

商品のラベルや宣伝文句に使われる「グリーン」という言葉には、何の意味もありません。同様に以下の言葉にも意味はありません

 

  • サステイナブル
  • 環境にやさしい、エコ・フレンドリー
  • ヘルシー
  • ナチュラル
  • 無害
  • 安全
  • ピュア、純粋
  • ボタニカル、植物由来

私達は、これらの言葉が、健康にも環境にも良い商品であることを意味していると思いがちです。でも、ちゃんとした法的な定義があって使われているわけではありません。悲しいことに厚生労働省消費者庁経済産業省も、というか世界のどこかの国が、こうした言葉を定義しているわけでも、基準を設けて監督しているわけでもありません。

もちろん「治る」とか「○○を飲むだけで痩せる」とかと言った効果を謳った宣伝文句については、厚生労働省から特定保健機能食品としての認定を受けていない限り使用できません。でも、それでも認定もないままに使用されているものも多いのも事実。事後的に消費者庁や公共広告機構(ACジャパン)の指導によって、その根拠が求められたり、改善要求がだされたこと等が時々ニュースになりますが、効果や効能にはふれずに、成分について、ただ“ナチュラル”と表示することには、なんの規制もありません。

極端に言えば、一滴でも植物性の成分が入っていれば、実際には、合成成分ばかりで作られていても、“天然成分配合”とか、“ボタニカル”とか、“ナチュラル”とか、“植物由来”とかという言葉を使っても誰にも取り締まられることはありません。

EcoCertNaturkosmetikBDIHUSDA Certified Organic、や日本の有機JAS認定機関などの民間(第三セクター)団体が、ある一定の品質を保証する仕組みを構築してはいますが、製品に使用する宣伝文句に原則規制はないため、消費者個人が商品知識を持つ必要があります。

2. 浸透力が問題

表皮に浸透するだけのものは、良いですが、真皮を超えて血液の中にまで浸透してしまうものは危険です。浸透力を謳った製品に使用されている成分に気をつけましょう。表皮でとどまる成分なのか、真皮を貫いてしまう成分なのかの区別が大切です。特にナノ化された成分を使用しているものは、その成分が血中にまで浸透してしまう可能性が大きいため意識的に避けることをお勧めします。

最近、胎盤から芳香剤の香りのする妊婦さんがいらっしゃるという話を聞きました。基礎化粧品だけでなく、洗濯用柔軟剤芳香剤の中にも、ナノカプセルに芳香剤を入れ、時間の経過とともに少しずつナノカプセルがはじけることで、香りを長続きさせたりする技術がすすんでいますが、そうしたナノ化された芳香剤は私達の呼吸器から体内に入り込み、そこから血中に取り込まれてしまうため、母親の血液を通して胎盤の中にまで入り込んで、誕生前の赤ちゃんの血液を汚染してしまうということです。フラーレンとかミセルとかと言った言葉が使用されているケースもありますが、どちらも、ナノカプセルの形状や製造方法が異なるだけで、ナノ化された物質であることに違いはありません。

1ナノメートルは、0.000000001ミリです。そう言われても、大きさが想像できませんよね。風邪などのウィルスの大きさが、約0.0001ミリメートルです。花粉が約0.02-0.03ミリメートルです。ウィルスよりも小さいナノ化された化学物質がどれだけ体内に入り込みやすいか分かりますよね。

3. ビタミン配合だからと言って安全とは限らない

もちろん天然成分も合成成分も、もとを正せば全部、化学的な物質です。化学的な物質でないものは存在していません。例えば、おも水素分子2つと酸素分子1つが結びついたものです。そのまま「酸化水素」と呼ぶと危険そうです。おも「塩化ナトリウム」と呼ぶと、化学物質っぽいですよね。

化学物質としての名前で記載されているからと言って危険な物質ではないものもたくさんあります。

でも、もともとの食品に入っているはずのない成分(特にビタミン)を添加しているような場合には、健康に影響を及ぼす可能性があるという研究報告が、最近、増えています。

酸化防止剤として配合されることの多いビタミンCは、アスコルビン酸と呼ばれる合成物質です。また、ビタミンA(レチノール)が配合されたアンチエイジング化粧品をつけて紫外線を浴びると、皮膚の腫瘍や損傷の発症を促進させることを米国食品医薬品局(FDA)は指摘しています。また、日常的にレチノール(ビタミンA)が配合された製品を肌に塗布し続けることで、体内のビタミンA許容量を超え、副作用を起こしたり、胎児の成長にとって毒性をもつことへの懸念を示しています。

ビタミンと記載されていると、天然成分であるかのような錯覚を覚えますが、大量生産される製品に使用されている添加物としてのビタミンは、合成物質です。

4. ナチュラル/天然は、必ずしも安全ではない

天然由来の物質の中には、お肌を荒れさせたりする成分だけでなく、健康そのものに悪い成分を含んでいるものも少なくありません。水銀とかとかヒ素とか青酸とかアスベスト、たくさんあります。

天然の色素として鉛、アルミニウム、チタンが一般的な口紅に使われています。
鉛もアルミも中毒を起こしますし、アルミは神経毒です。チタンについては、コラム『かなり怖いパーソナルケア商品の成分』でご紹介した通りです。

エッセンシャル・オイル(精油)は、確かに天然(ナチュラル)で、植物性由来ですが、アロマオイルとしてではなく、肌や髪につける目的で使用する際には、下に記載したような注意が必要です。また、食用油についても同様の注意が必要です。

(1)油を採る元となった植物が無農薬で栽培されていたのかどうか。遺伝子組み替え作物なのかどうか。

残留農薬が残っているものも、遺伝子組み換えされたものも、天然、ナチュラル、植物由来であることに変わりはありません。オーガニック認定を受けているものや無農薬で栽培されたことを謳っているものを探してくださいね。

(2)油の抽出方法

大量生産において、植物から油を抽出する際には、ヘキサンという毒性の高い薬品を使用します。その後、ヘキサンを除去するために加熱します。

ヘキサンは完全に除去することができませんので、微量のヘキサンが残留することとなります。また、加熱に弱い不飽和脂肪酸類(オメガ3、オメガ6、オメガ9等)は、壊れてしまいます。そのため、“コールドプレス”とか“冷却圧搾法”といった記載のないオリーブオイルや亜麻仁油には、残念ながら、有効成分は残っていないんです。

エッセンシャルオイルも同じです。ヘキサンが残留し加熱処理して有効成分が失われたものを、いくら“ナチュラル”だからと言って使用したところで、効果はあまり期待できません。

“コールドプレス”、“冷却圧搾法”という言葉を探してくださいね。

5. 保存料は毒でないものもある

天然成分だけで作られているもの、特に、水を含んだものは、腐敗しやすいことは否めません。保存料の入っていない商品は、バクテリアカビが繁殖してしやすいので、取扱いに十分気をつける一方で、安全のためには、天然の保存成分や防腐剤が配合されていることが大切です。パラベンのような毒性のある保存料が使用されていないことは大切ですが、例えば、ローズマリー抽出液(精油ではありません)は、昔から防腐剤として使用されてきた天然成分です。そうしたものが活用されている製品を選ぶことが大切です。

一般的な防腐剤が乳がん誘因成分に

6. クルーエルティ・フリー(動物実験を行っていない商品)は幻想

「cruelty-free(クルーエルティ・フリー)」とか、「動物実験を行わずに開発された商品です」と言った表示がされている商品がありますが、最終製品を使って動物実験が行われていないという意味で、最終製品に至る前の過程で、各成分の個々の毒性について動物実験がなされていないという意味ではありません。

PETA(People for Ethical Treatment of Animals:動物の倫理的な扱いを求める人々の会)やLeaping Bunny のような独立団体が、動物実験をしていないと公約している企業に、それを証明するマークの使用を許可していますが、その仕組みは、厳密、厳格な検査や審査が行われているわけではなく、申告者の言葉を信頼するという、紳士協定のようなものです。

また、他社に開発を委託しているような場合においては、単に自社で動物実験をしていないというだけで、他社で何が行われているかを保証するものでもありません。マークはひとつの目安になりますが、それだけに頼らず、各社の経営姿勢などについてちゃんと調べてみない限り、本当のところはわかりません。

クルーエルティ(残虐)は、動物に対してだけでなく、人間や環境についても行われていないことが理想的です。発展途上国で環境の悪い工場で低賃金・重労働の末に作られた製品でないことや、環境を破壊して大量に農薬をまいて作られた植物でないことが大切です。

そうした努力をしている企業の製品を購入するようにしてくださいね。

参考:
手作りスキンケア/化粧品
手作り洗剤
経皮毒の部位別浸透度
かなり怖いパーソナルケア商品の成分
健康なお肌を保つ10の方法
特に注意して欲しい危険な成分と安全な成分

外部リンク: 7 Makeup Brands That Are Cruelty-Free + Vegan

 

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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