食で心と体をつなぐ – ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュート

あなたのバイオ個性に着目するNYC発ポストモダンな食事法

五感で食べるマインドフル・イーティング

マインドフルネスとは、禅の「」のことです。「今、一心に目の前のものごとと向き合う」心の状態を意味しています。そして、マインドフル・イーティングとは、今、目の前にあるお料理にまっすぐ向き合って感謝して食べる生活姿勢を意味します。

mindful eating

でも、ファストなライフスタイルが蔓延している昨今、マインドフルに過ごすことがどんどん難しくなっているのではないでしょうか。私達は大抵、頭の中で、過去の出来事について考えていたり、将来の出来事について不安や心配を抱いて過ごしています。「今」を本当に意識して生活している人がどのくらいいるでしょうか。

食事をしている間も、テレビがつけっぱなしになっていたり、ケイタイ画面を操作しながらだったり、音楽をイヤホンで聴きながらだったり、仕事の書類を読みながらだったり。目の前の食事に、どれほどの意識を払いながら食事をしているでしょうか。

また、マインドフルネスを学ぶために、ヨガスタジオに通ったり、座禅クラブに参加したりしている人も最近多くなってきましたよね。でも、そのスタジオや道場を出てからも、マインドフルネスを実際の生活の中で実践できている人はあまり多くないように思います。スタジオを出た途端、私達はマインドフルに振舞うことを瞬時に忘れてしまいます

もちろん、ヨガスタジオには、静寂があり、マットや枕があり、日常から隔離された空間があり、インストラクターが指示してくれますから、比較的簡単にマインドフルに過ごすことができます。

でも、本当にマインドフルな心の状態が求められるのは、スタジオの外、日常生活の中です

「今をマインドフルに生きる」ということは、意識を頭の中から追い出し、体の中へ入り込ませることのように思います。過去や将来を気にするのは頭です。体には「今」しかありません。意識を体に向けることで、頭を地につけること(グラウンディング)ができるのだと思います。

そうした、マインドフルネスを効果的に実践する場のひとつに、食事があります。五感をつかってマインドフルに食事をする、マインドフル・イーティングを日常生活の中で実践する方法をお伝えします。

1.視覚

かき氷にかけるシロップは全部同じ味で、ただ色が変えてあるだけだとご存知でしたか?でも、赤いシロップをかけるとイチゴ味、グリーンのシロップはメロン味に感じていませんでしたか?

私達の味覚は視覚に左右されます。口に入れる前から、私達は、その見かけの形状や色合いで、そのお料理の味を予測して感じています。

目の前のお料理の色合いや形状に注意を向け、どんな風味や味なのか想像しながら食べましょう。

また、お料理をしてくださる人は、色合いを考えて盛り付けをしていますから、その心遣いに感謝しながらお料理の色合いを楽しみながら食べましょう。

そして、お料理が盛り付けられている器にも注意を向けましょう。

それぞれのお料理にはそれに適した素材や形状の器があり、器に描かれている模様や絵にも、その季節に適したものが使われていることが多いですから、お料理と器の両方から季節を感じることができます。

2.触覚

口は指先から始まる」と、一流シェフは言います。ナイフやお箸でお料理を切り分けた時、スプーンですくった時、フォークで刺した時の指先から感じる物体の固さや温度で、私達は、既に、そのお料理を口に入れた時の感覚(食感)を予測して感じています。

ですから、そうした指先に伝わる感覚にまず意識を向けてみましょう。

食べものの食感を楽しみましょう。

柔らかいもの、硬いもの、とろりとしたもの、ざらざらとしたもの。そうしたお料理や食材のひとつひとつの口の中での感覚に意識を向けてみましょう。

それに、よく噛んで食べると幸福感が大きくなるって知ってましたか?

幸福ホルモン”セロトニン”を増やす方法』の4番目を読んでくださいね。

3.聴覚

食べものを口に入れた時の音に耳を傾けましょう。私達は音によっても美味しさを感じられる生き物です。サクッとした音、カリカリとした音、噛んだ時に聞こえてくる食べ物の音を楽しんで食べましょう。

また、独りで食事を楽しんでいるのでしたら、周りの風景の音にも注意を向けてみましょう。風の音、雨の音、人々の笑い声、食器を運ぶ音、そんな漠然としたバックグラウンドの音にも注意を向けながら、食事を取り巻くシチュエーションを楽しみながら、食事をしてみましょう。

音と言っても、テレビの音や画面、イヤホンで聴く音楽やニュース等、目の前の食事と関係のない音に意識を向けることは避けましょう。

4.嗅覚

お砂糖にシナモンを混ぜて、鼻をつまんでから、それを口に入れてみましょう。たぶん、甘味しか分からないと思います。そして鼻をつまんでいた手を離した瞬間に、シナモンを感じることができるはずです。

味覚と嗅覚はとても密接に関係しています。

お料理の香りを楽しみましょう。

美味しいものの香りは、最高のアロマセラピーです。

様々なスパイスが醸し出す複雑な香り、焼き魚の香ばしい香り、柑橘類のフレッシュな香り、そうしたお料理ひとつひとつのもつ特有の香りを意識しながら食事をしてみましょう。

5.味覚

何かを食べたり、飲んだりする時、その味に意識を集中させましょう。

目で見た時、触れた時、香りを感じた時、音を聞いた時、私達の脳が予測した味でしょうか。それとも予測を良い意味で裏切る驚きの味でしょうか。

どんな食材や、どんなスパイスやハーブが実際に使われているのか、味わいながら食べることで、食べる速度も遅くなり、消化にもエネルギー代謝にも良い効果をもたらします。

ゆっくり食べると食後のエネルギー消費量が増えることを発見』東京工業大学、2014年5月9日

 

でも、一番大切なことは、感謝することです。
目の前の食事に箸をつける前に、一呼吸おいて、食材そのものや食材を育ててくれた人、調理をしてくれた人、そして、今日もちゃんと食べられることに感謝してみましょう。

そうすることで、あなたと食事の関係は、驚くほど改善します。
食事との悪い関係を断ち切って、新しい良い関係を築きたいと思っている人は特に、マインドフル・イーティングを実践してみてくださいね。

 

参考:
瞑想とチャクラ – あなたが知るべきチャクラ
普茶料理の「梵」へ行ってきました

 

ご相談のある方は、お気軽に初回コンサルテーション(無料)にお申込みください。
ホリスティック栄養学講座にご興味のある方は、こちらをご覧ください。
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

 

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

Comments are closed.