バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表　公認統合食養ヘルスコーチ（CINHC）、公認国際ヘルスコーチ（CIHC）の森ちせです。

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ラベンダーの語源は「洗う」

この季節、ラベンダーが咲き誇っています。

ラベンダーは地中海沿岸の原産ですが、栽培が難しくないので世界中で栽培されています。

ラベンダーの語源は、ラテン語のラワーレ(Lavare)で「洗う」を意味します。

古代ローマ時代に入浴に使われていたことに由来するそうです。まさしくテルマエ・ロマエのハーブですね。

私は髪を洗ってタオルドライの後、ラベンダー精油1-2滴をアルガンオイルと手のひらで混ぜて髪全体になじませます。

リラックス効果だけでなく、今の季節は虫よけ効果もありで実用的です。

ラベンダー精油の主成分

ラベンダー精油の主成分は酢酸リナリルとリナロールです。

酢酸リナリルには次の機能があります。

• 中枢神経抑制
• 神経バランスの回復
• 抗炎症作用
• 抗菌作用
• 鎮痛作用
• 降圧作用

また、リナロールは、次の機能をもっています。

• 中枢神経抑制
• 抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用
• 抗炎症作用

ラベンダーを入浴に使った古代ローマ人は、経験から、抗菌作用があることやリラックス効果があることを知っていたのでしょうね。すごいです。

心への効果

リラックス効果

自律神経のバランスを調整する作用があることから次のような心の状態を解消し、心をリラックスさせてくれる癒しの効果があります。

• ストレス
• 不安
• うつ
• 怒り
• イライラ

また、緊張からくる偏頭痛や高血圧にも効果があると考えられています。

ラベンダーティー

緊張を和らげてくれます。また、疲れた心を癒してくれる効果があります。

眠れない夜は、寝る前にラベンダーティを飲むと良い眠りが得られるでしょう。

また、夏の癒しに『ラベンダーレモネード』はいかがでしょうか。

体への効果

鎮痛作用

鎮痛作用によって、次のような様々な痛みを緩和する効果があります。

• 頭痛
• 筋肉痛
• 胃痛
• 月経痛など

抗菌・殺菌作用

感染症を予防して、免疫力を向上させてくれます。

お肌への効果

お肌修復・傷の回復促進

• 抗炎症
• 鎮痛
• 殺菌作用
• 細胞組織の回復促進作用

があることが報告されています。

そのため、傷だけでなく、ニキビなどの肌荒れや、火傷などに使用することで、

• 痛みが緩和され
• 痕が残りにくくなり
• 傷の回復が促進される

と、考えられています。

日常のスキンケアやヘアケアにも使っても問題ありません。全てのお肌タイプに使用できます。

私もラベンダー水（防腐剤としてローズマリー抽出液とブレンド）を化粧水として使用することがあります。

環境への効果

防虫作用

草木やお花の精油には、虫を殺す作用はありませんが、特定の虫が嫌う臭いを発生させることで身を守る作用があります。その香りを利用して、環境にも体にも優しい虫よけを作ることができます。

中世ローマではラベンダーの花を部屋の中に吊るして、虫除けにしていたそうです。（虫よけスプレーの作り方は『アロマオイルで作る安全な虫よけスプレー』をご覧ください）

ポプリにしてタンスに入れておくと安全で良い香りの防虫剤になります。

使用上の注意

妊婦さんとお子さんには注意が必要です。特に、妊娠初期の時は、使用を避けましょう。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと（環境、仕事、家族、人間関係など）を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献：

• 「カラーグラフで読む油性の機能と効用」、三上杏平、フレグランスジャーナル社

ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング