自分を好きでいたいならSNSでやってはいけない7つの大罪

2016/06/16/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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あなたは、SNSと上手に付き合えていますか?SNSを使うことで、イライラしたり、落ち込んだりすることはありませんか?

SNSとの付き合い方に関する記事が『Mind Body Green』に掲載されていて、その内容に共感することが多くありました。

ところどころに私の体験やコメントなどを追記しながら、和訳要約してお伝えします。

メリッサ・キャサリン
2015年4月23日

SNSでやってはいけない7つの大罪

先日、フェイスブックをスマホでチェックした直後、速攻で友達にメッセージを送りました。「私が写っている写真、削除してくれない?かなりひどい顔をして写っているじゃないの!」彼女は、私がそれほど悪く写っているとは思わなかったと弁解し、謝罪し、写真をタイムラインから削除すると伝えてきました。

車の中で、自己嫌悪になりました。フェイスブックの写真1枚のことで攻撃的なメッセージを友達に送ってしまったのです。その後も、3度に渡って、彼女からは、謝罪のメッセージが届きました。まるで、彼女がものすごく悪いことをしたかのように。たかがフェイスブックのくだらない写真1枚のことだったのに。

なぜ私はパニックになったのか。自分に対してとても厳しかったのだと思います。そして、掲載された写真へ向けられる周囲からの激しいダメ出しを想定してしまったのでしょう。人生が暴露され、皆がそれを観て、私を値踏みするのだと。

私達女性は、大抵既に、過剰に自己批判的です。育った環境が私達をそうさせるのです。

例えばフェイスブックなど、様々なソーシャル・プラットフォームで、皆に観てもらいたい、理想的な自己イメージを積極的に創り上げることができます。そのことが危険な方向へ進む一歩となります。そして、メリットよりも多くのダメージが生まれるのです。

事実、摂食障害センターが16歳から40歳までの女性を対象にフェイスブックと自分の体型イメージへの影響についてアンケートを実施すると、51%の女性が、フェイスブックで自分の写真を観ることによって、体型と体重に対して意識するようになったと回答しています。32%の女性が、自分と友達を比較して悲しくなったと答えています。そして、37%の女性が、自分の体の一部を変えたいと思ったと回答しています。

そうは言っても、自分自身に及ぼすSNSの影響力の大きさは、あなた自身がコントロールできることです。

次の「SNS上の7つの大罪」を辞めるだけです。もし、あなたが自分自身に対して良い自己イメージ、自己肯定感を持ち続けたいと思うのであれば。

1. 比較競争に陥っている

SNSは、自分と誰かを比較してしまいやすい機会を提供します。比較することで、嫉みの感情やネガティブな感情が湧いてくるのであれば、それは好ましいことではありません。

SNSは、あなたを元気づけるために使うべきです。ヒラメキを得るために使うべきです。

「最新の投稿」には、あなたを元気づけ、前進させる勇気をくれるような写真や投稿を掲載する人達の投稿だけが表示されるように設定しておくと、いいでしょう。

ソフィアウッズの場合

これはかなり前から私は実行しています。基本的に気心の知れている旧知の人達の投稿が優先的にでるようにしています。愚痴や不満や悪口が多い人、承認欲求ばかりが強く出ている人や宣伝ばかりの人など、精神的に疲れるものは出てこないようにしています。

あまり湿気は好きではないので、ドライでサラッとあっさりした投稿が好きです。また、好奇心を刺激してくれるような内容が好きです。

ただ、イラっとする内容については、なぜ私はこの内容にイラっとするのだろうかと、 私の心の闇の顕れかもしれませんから、内省・瞑想したりしつつ、でも見ない様にしています。

2. SNSを毎日何時間も観て過ごしている

SNSは、ネットワークを作るバーチャルな道具です。生きたり、経験したりといったリアルライフの場ではありません。SNSは、誰かと実際に会って話すこと触れ合うことと同質に、あなたの心を満たすことはありません。

SNSのために過ごす時間を、外へ出かけ、家族や友達と会う時間、あなたの心を満たす時間にしてみませんか

ソフィアウッズの場合

外国の友人や遠くに住んでいる家族等、必ずしも簡単にリアルに会える人達ばかりではありませんから、そうした人達とのつながりを持つためにSNSを活用することは良い方法だと思います。

私は年齢的にも、やっぱりリアルに会う方が好きでした。しかしコロナ禍となり、全面的に仕事をオンラインに移行させ慣れてきたこともあり、これはこれで便利なツールだと今では思っています。ただやはり文字ではなく、zoomやフェイスタイムなど活用して、”会う”方がより良いと今でも思っています。

3. 自己嫌悪の生贄(いけにえ)になっている

SNSは、見せたい様に編集された写真が掲載されている場所です。過度に真に受けることで、あなたの中の自信を、気づかないうちに喪失させていきます。

目にしたものの犠牲者になってはいけません。掲載された写真の裏側はあなたには見えていません。

例えば、「Xさんは、△をもっているのに、私にはない。私の人生はつまらないものだわ。」というように。あなたはXさんの人生全てを知っているわけではありません。△をもっているという事実は、Xさんの人生の、わずかな一片でしかありません。

あなたの中には、あなたを祝福し力づけるものが存在しています。他者が書いた記事を気にしたり、あなたの人生の方が劣っているように、まるで人生の敗者のように感じる代りに、自分の思考回路を変更しましょう。

あなたの人生に既に存在している、美しいものや豊かなものについて考えを巡らせるのです。

あなたの中の幸福感にアクセスする素晴らしいツールは、「ありがとう日記」です。毎日の終わりに、その日にあった感謝するできごとを5つ書き出すのです。フェイスブックをしているよりもずっと、心にとって豊かな時間となります。

ソフィアウッズの場合

統合食養学のプライマリーフード(心の栄養)はポジティブ心理学が根底となっている栄養学です。そして「ありがとう日記」の元祖はポジティブ心理学です。

ポジティブ心理学では感謝するできごとを「3つ」書き出すことを勧めており、その脳科学的な検証もなされています。私もヘルスコーチングのクライアントさん達には3つ書き出すことをお願いしています。

実は私は統合食養学を学ぶ前に、ポジティブ心理学の先生が書かれた本を読んでいて、この「ありがとう日記」を実践したことがあります。3週間もしないうちに、とっても気分がウキウキするようになって(単純な人間ですから)、その効果に驚愕したことは、統合食養学を学ぶ決意をした大きな理由のひとつとなっています。

この効果は数年経った今でも続いています。もちろん食事とライフスタイルも当時から大きく改善されたことも原因だと思いますが、常にそこはかとなくハッピーな感覚に包まれている人間になってしまいました(笑)。落ち込むことや傷つくことがあっても、そこに心が留まることがなくなりました。

4. ドラマに巻き込まれる

子供じみた会話は誰の役にもなりません。オンライン上なら尚更です。もし誰かと揉め事があるなら、電話をかけましょう。そして、会って話をしたいと告げましょう。

もしあなたとは関係のない揉め事なら、そもそも関わる必要もありません。

SNSで目にした事柄によって、気分が害されたからといって、ネガティブな感情を引きずる必要はありません。反応する必要もありません。無視して、外に出て、楽しい時間を過ごせばいいんです。

ソフィアウッズの場合

確かに世の中には500人や1,000人や10,000人以上の“友達”に、非常にプライベートな内容の人生の大事件について1週間おきくらいに送っている人もいます。通常であれば隠したいと思うような、非常にパーソナルな内容を敢えて公開するという行動自体が、心の問題の表れだと心理学者は言います。

個人的に相談されたのであれば対応も違いますが、ほぼ面識のない不特定多数に公開している人生ドラマに、私は巻き込まれたいとは思いません。

こう書くと、そうしたドラマの発信者は「あなたは冷たい」と言う反応を示すことがあります。たぶん自分の中の生ゴミを面識もない人に、一方的に送りつけているという、自分自身の甘えに、気がつけないほど病んでいるのかもしれません。

“Some people create their own storms, then get upset when it rains.”
自分で嵐を創り出しているくせに、雨が降ると腹を立てる人がいる。

と、いう諺もあるように、ドラマクイーン(悲劇のヒロインを演じるのが好きな人)に付き合うと、大抵は面倒なことになります。

以前、1度しか会ったことのない人からSNS経由で非常にプライベートな問題について巻紙のような長文で個人的に相談されたことがありました。結局、私は利用されただけに終わってしまった悲しい経験です。この経験から、個人的に相談された場合であっても、良く知らない相手のドラマには関わらないことが賢明な判断だと学びました。

5. SNSしながら食事をしている

テレビを観ながら食べるのと同じです。SNSをしながらスナック菓子をつまむのは過食の原因になるだけです。

ソフィアウッズの場合

SNSをしながら食事をしているのか、食事をしながらSNSをしているのか

同じことのように思われるかもしれませんが、前者の場合、たぶん、おひとりでやっていることだと思います。ですから、その結果、肥満や栄養不良や体調不良になったとしても自己責任です。

しかし後者の場合、もし誰か、友達や家族と一緒に食事をしている時にSNSをやっているのだとしたら、それはあまりに無礼な行為ではないでしょうか。食べ始める前に写真をとってアップする・・そこまでは今の社会ではOKだとしても、その後も、目の前にいる人達とは無関係に、SNSの投稿や閲覧をしているとしたら・・・私なら友達にそんなことをされたら悲しくなります。私と一緒にいるのが楽しくないのかと思ってしまいます。

統合食養学は生活の全てにおいてマインドフルに行動することを大切にする栄養学です。食事をする時には食事に、誰かと一緒にいる時には一緒にいる人達に、マインドフルに向き合うことを大切にしてほしいと思います。

6. 現実逃避にSNSを使っている

SNSは、昔の自分の写真を眺めて、何時間も時間を過ごすには最適な場所です。

リアルライフを生きることを避ける口実にSNSを使っていたり、現実を直視することを避けるための道具になっているのであれば、それは好ましいことではありません。

自分自身に対して真に誠実でいるということは、現実の世界に住む自分自身を愛することです。一方で、バーチャルな世界にひきこもることは、あなたは、実際の自分自身に不満を抱えているということを表わしているに過ぎません。

ソフィアウッズの場合

時々、子供達が小さかった頃の写真を眺めては、その当時のことを思い出しひとりニヤケていたりします。思い出に浸ること自体が悪いことだとは思いません。

ただ、時間の流れが止まったかのように過去に留まり、今を生きることを放棄するために眺めているとしたら、それはお勧めできるものではありませんね。

スマホの画面から顔を上げて、窓の外を眺めてみてはどうでしょうか。季節の変化を感じてください。

7. 自分を偽っている

SNS上でも本物でいるようにしましょう。

そして、あなたと同じように本物でいることを選択している人達だけを近くに置くようにしましょう。

自然なあなたの写真を載せましょう

あなたがあなたらしくいればいるほど、あなたはあなたらしくいる自分自身を心地よく感じるようになります。それが、真の自己愛であり、真のセルフエスティーム(自己肯定感)です。

本当の自分ではない、造られた誰かのように自分自身を見せようとする時、私達は、自身の本当の美しさを隠してしまうのです。一方で、完全に自分らしくありのままでいる時、ひとりひとりのユニークで、不完全であるからこそ美しい、素敵な個性が光るのです。

ソフィアウッズの場合

私はプロフィール写真を修整したことはありません。もちろん、露出や色味を調整することはありますが、顔の形を変えたり、目の大きさを変えたりという修正を加えたことはありません。

しかし、どこまでが演出で、どこからが脚色なのかの線を引くのは難しいですね。

あきらかに別人というのは判りやすいですけど(笑)

より魅力的に見えるようにやるのは演出、でも、現実の自分と向き合うことを避けたり、等身大の自分の現状を隠すためにやるのであれば、それは不幸なことのように思います。

原典:“7 Things You Should Never Do On Facebook If You Want To Like Your Life”, Melissa Kathryn, April 23, 2015

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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