第5回マクロビオティック医学シンポジウム|女性の大敵「冷え」を解決する!がん・うつ・不妊の原因を考える

2013/12/15/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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陰陽で考える低体温

(日本CI協会会長 勝又靖彦)

日本CI協会主催のシンポジウムを受講してきました。

それぞれのレクチャーの中で、共感したり面白いと思った事柄について、以下にまとめています。

勝又会長は、特に表題についてのお話はなく、「感性」「直観力」の重要性を訴えていらっしゃいました。

  • 「旨味」と「美味しい」は違う。「旨味」は味覚の一つだが、「美味しい」は味覚だけでなく、触覚、嗅覚、視覚、そして個々人の価値観や嗜好が統合されたもの。陰陽の法則にとらわれ過ぎて、どんなものであれ、料理の美味しさを味わうことを忘れてはならない。
  • 陰陽を知識だけで追いかけると闇の中に突き進むこととなる。直観力が重要。自分にとって正しいものは体が受信できる。受信できるように感性を高めるような生活をすることが大切。5感が育てば、第6感も育つ。
  • 知識は想定外の出来事に対応できない。地図を作る知識はあるのに、自分の進むべき道が判らないのと同じ。自分の体をコンパスにするためには、直観力が必要である。
  • 海外のように、言葉の通じないところでは、感性が重要となる。

「冷え」の科学

(生命科学振興会理事長、元国立がんセンター疫学部長 渡邊晶)

  • 有酸素運動をすると筋肉中のミトコンドリアが増殖し、エネルギー代謝が高くなり、体温が上がる。冷え症の人は、有酸素運動があまり好きでないことが原因となっていることが多い。
  • 朝食を食べるか食べないかは、個人のライフスタイルで決めればよい。必ず食べなければならないものではない。ただ、女子栄養大学の香川理事長が言うように、一日3食に分けて食べる方が、内臓への一回の消化の負担が少なくなるため、その観点からは食べた方が良いと言える。
  • 陰陽の温性の食事(陽性の食事)をした人とそうでない人が、冷水に手をつけた際の体温変化を調べると、陽性の食事をした人の体温は下がりにくいことがわかった。

冷えから始まる、がん・うつ・不妊

(東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニック所長 川嶋朗)

  • 西洋医学は、敵をみつけて倒すことが得意。まだ病気ではない未病の人を治すことは不得意。
  • 患者は、生活習慣を変えずに、症状のみを治してほしいと考えるもの。例:「食べ過ぎて胃が持たれる」⇒食べ過ぎなければ良いだけ。なのに、食べ過ぎても胃がもたれない薬を開発してしまうのが西洋医学。西洋医学は、患者の怠慢を支援するようにできている。
  • 現代人は、文明によって冷えている。農耕民族だった時は、日の出とともに起き、朝食の前に農作業をしてから軽食を食べていた。運動不足なんてないし筋力低下もない。昼夜逆転による自律神経の乱れもない。エアコンもないから自分で体温調節もできた。無駄なファッションによって女性が腰を冷やすこともなかった。
  • 私達の体内酵素には、消化酵素と代謝酵素がある。野菜などの食物酵素は体内で分解され吸収される。野菜を生のまま食べると酵素が分解されないから良いというローフード推進者がいるが、科学的に誤り。分解されない食物酵素はない。体内で分解されなければ吸収されない。また、酵素そのものを外から摂りいれるという考え方も科学的に間違っている。外から摂りいれられるものではない。ただ、体内の酵素を増やすような発酵食品を多く食べることは理にかなっている。
  • 体温が1度下がると、消化酵素の分泌が12%-15%低下し、免疫力が30%低下する。免疫力が低下すれば、うつにもがんにも不妊にもなる。
  • がん患者を湯たんぽで温めたら、リンパ球数が増加した。がん患者に必要なのは、癌細胞と戦うリンパ球数の増加。
  • 体温が下がると血液が酸素を運べなくなる。体内は酸素不足となる。がん細胞は嫌気性。酸素がないところが好き。

体温を高める生活(温活)とは

  • 食事(冷たいものを避け、温め食材、よく噛む)
  • 適度な運動(少しきついと感じる運動、し過ぎは活性酸素を増やすので逆効果)
  • 早寝早起き
  • 冷やさない服装(下半身を冷やさない。上半身を薄着に。)
  • 正しい入浴(38-39度のお湯に30分以上つかる。出たら即寝る。タンパク質の修復。修復できなかったタンパク質の除去)
  • 湯たんぽ

その他、指ヨガなど、オフィスで席に座ったままできる血行促進方法などの実演もあり、とても参考になりました。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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