梅雨から夏への季節変化を快適に過ごすための統合食養学的アプローチ

2014/05/29/
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バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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梅雨から夏への変わり目に起こりやすい不調

消化器官

夏に向かう季節の変わりめ、特に梅雨の時期は、胃腸に不調が現れやすくなります。

  • 食べ過ぎてしまったり、食欲不振になったり
  • 口の周りに湿疹ができたり、口内炎になったり
  • 胃のむかつきや
  • 下痢、あるいは、お腹がはってきたり

、消化器官系に不調が現れることが多くなります。

水分代謝

梅雨は、空気中に湿気がたまる時期です。体の水分代謝も弱くなり水が溜まりやすくなる季節です。そのことによって

  • めまい
  • むくみ
  • 貧血など

が起こりやすくなります。

気の滞り

梅雨の時期は、気持ちが停滞したり、気力が無くなったりという心の変化も現れやすくなります。

  • イライラしやすい
  • 憂うつ
  • 無気力
  • 不安
  • 寝つきが悪い等

の症状として現れます。

今回は、季節の変化に合わせて、心と体がバランスを保っていけるよう、特に梅雨を元気に過ごして夏を迎えることができるよう、統合食養学のアプローチによる食事とライフスタイルについてご紹介します。

季節の変化を生活に取り入れることで、そうした不調が改善できるかもしれませんよ!

梅雨から夏への食養生

1 初夏の野菜と果物を食事に摂り入れる

あしたば、オクラ、アスパラ、セロリ、ゴーヤ、レタス、サクランボ、梅、しそなど

野菜や果物は、自らがその季節に順応し成長していくための力や栄養素を持っています。彼等が備えた力を、私達は食事を通して戴くことで、そのエネルギーを活用できるようになります。

旬の野菜と果物を食べることで、私達は、その季節を気持ちよく過ごせるようになります。

それぞれのお野菜の詳しい機能については、次のリンクをご参照ください。

2. 黄色い色の旬の野菜や果物を食事に摂り入れる

マンゴー、新じゃがいも、かんきつ類、大豆、とうもろこし、など

黄色い色の野菜や果物は、口胃腸など、消化に関わる器官の健康に効果があると考えられています。

3.梅干し

梅干しは、東洋医学の陰陽説の中では、「陽」のエネルギーをもった食べ物です。

「陰」のエネルギーに傾きがちなこの季節、特に梅雨のエネルギーを中庸に引き戻してくれますよ。

もちろん、梅干しは胃腸に良く、また、菌が増えやすいこの季節の抗菌食材でもあります。

4.ミント、ジャスミンティー

停滞する「気」を流してくれます。

ミントやジャスミンティーだけでなく、香りのよいハーブやお野菜には、気持ちを改善する効果がありますよ。

キッチンを薬局に|基本の15ハーブの効能と使い方(3)

5.よく噛んで食べる

一口30回以上とは、よくきく話ですよね。

でも、本当です。

よく噛んで食べることで消化器官への負担を軽減することができます。また、先日、東工大が「食事をよく噛んで食べると、食後の代謝があがり、太りにくい」という研究成果を発表していますから、薄着になるこの季節、より一層よく噛んで食べたいものですね♪

マインドフルに食べるなら、『五感で食べるマインドフル・イーティング』もご参照くださいね。

6.水を飲む

体への水分補給は、夏に始まるのではありません。

不足してしまう前に、十分な水分を体に与えて始めることが大切です。

また初夏は、様々な果物が出回り始める季節でもあります。果物で水分不足を補うことも良い方法です。夏の果物には、カリウムを多く含むものが多いので、体内の水分循環を促し、体の熱を取り、季節を体内から過ごしやすくしてくれます。

梅雨から夏に執り入れたいライフスタイル

1.思い悩むのはやめる

4月に新しい生活が始まり、新しい環境に慣れることに気持ちが集中していたものが、初夏頃になると物事が落ち着いてくる一方で、様々なことに気がつき始め、迷いが生じるのもこの季節です。

あまり思い悩み過ぎると、胃腸の働きが弱くなってしまいます。

おしゃべりしたり、読書をしたり、気分転換をして、思い悩みすぎないようにしてくださいね。

2.外へでる

梅雨ですが、できるだけ、外出する機会を作りましょう。

東洋医学では、雨には「陰」のエネルギーがあるとされ、その影響を強く受けると私達の心はうつうつとしてきます。

「陰」に傾いたエネルギー「気」を中庸に戻すのは、「陽」のエネルギーをもつ活動です。

外出や運動などの活動は「陽」のエネルギーをもっています。雨の日に、あえて外出することで、憂うつな雨降りによって、重くなった心を軽くすることができるかもしれませんよ。

3.日光浴

晴れの日は、ビタミンDを体内で作る良い機会です。

ビタミンDは、体内で幸せホルモンのセロトニンが合成されるのを助けます。

また、体内ビタミンDの量は、卵巣年齢や情緒、骨の健康、大腸の健康などに大きく影響します。夏の太陽はビタミンDを造るのに最適です。

ビタミンDの詳しい機能については『ビタミンD』をご確認ください。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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