東京オリンピック・パラリンピックのボランティア・オリエンテーションに参加しました

2019/05/09/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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Tokyo 2020 オリンピック・パラリンピックのチケットの販売が開始されましたね。

丁度その前日に東京会場のボランティア・オリエンテーションに参加してきました。なんと、今回、全国で20万人もボランティア登録があったそうです。しかもそのうちの4割は外国人なのだそうです。

日本に住んでいらっしゃる外国人の方々のその気持ち、わかる気がします。

なぜなら・・・

エストニアでのセレンディピティ

余談ですが、大学院生だった夏、インターンシップ制度を利用してエストニアに滞在していた時、たまたまその年が、4年に1度の「歌の祭典」が開催される年でした。

エストニア全土から、様々なエストニア民族が首都ターリンに集結し、歌を競うという国を挙げての大きなイベントです。

しかも、旧ソ連から独立して初めての開催でした。

なんという幸運な偶然(セレンディピティ)でしょうか!しかも、イベントのパレードに参加できることになったのです。同じく米国からインターンとしてエストニアに来ていたハウスメイト(米国人)といっしょに参加しました。

その時の写真が上の写真です。自分が若くてクラクラします(笑)

話を戻します。

ボランティア・オリエンテーションは、東京スポーツスクエアという施設で開催されました。

こんな施設があったとは知りませんでした。

ボランティアは「キャスト」に

オリンピック・ボランティアのことは、キャストと呼ぶことに決まったそうです。まるでディズニーランドのスタッフようで、ちょっと嬉しい(笑)

ボランティア登録にあたっての注意事項など説明があり、6人ごとのランダムなグループに分かれて、グループワークがありました。

グループワークの内容は、開示してはいけないということなので、詳細を書くことはできませんが、グループで話し合いながら、課題をクリアしていくという内容でした。

私のグループには、男性が1名、残り5名は女性でした。年齢は40代~60代。

グループワークで驚きの出来事が

グループワークが始まった途端に、ひとりの女性が真っ先に

「こういうのは男性に決めてもらった方が良いですよね。」

と、言ったのです。

私の時間が一瞬止まりました。他の女性達も同様にフリーズしていました。

皆が固まっているその間に、その女性は男性に向かって「どうしたら良いと思いますか?」と、たたみかけたのです。

問われた男性は、「うーーん」と下を向いて気まずそうにしています。

それに、そんな風に言われたら、他の女性たちは男性よりも先に意見を出し難い空気になってしまいましたから、皆、黙り込んでしまいました。

でも、グループワークの制限時間は5分。皆で沈黙している時間はない!なので、彼女の発言を私は無視させていただき、「これをこうしたらどうでしょうか(具体的に書けない)」と、沈黙する皆に、ひとつ案を言ってみました。

すると、他の女性たちもそれぞれ「じゃぁ~こうしたら」「こっちのほうが~」と、一斉にいろいろ意見を言い始めました。やっとで皆の口と手が動き出し、時間内になんとか作業を終わらせることができました。

グループワークってこういうもんですよね?

「男性が決めて、女性が従う」という構図を未だに正しいと思っている女性がいること、男性ではなく、女性自身が未だにそう信じていて、それを他の女性にも強要することが正しいと思っているということに驚きを感じました。

いろいろな人がいますね。

ボランティアのように無作為に集まる人の集団であればこそ、まとめていくのは大変なことだと感じました。

世間はやっぱり狭かった

さて、グループワークの後、2名づつに分かれて、大会運営サイドとの面談が行われました。グループワークで隣になり、2名面談でも一緒になった女性と話が弾み、いろいろお話をしていくうちに、彼女のご主人が、私と同郷で、なんと高校が同じだったことが判明しました。

私がご主人と同じ高校だと判った途端に、彼女が

「だから、あなたとは話しやすかったんですね~」

と、おっしゃったのです。でもそれは、私がご主人と同じ高校出身だからなのではなく、その高校の女生徒比率が非常に低いことを彼女は理由に挙げました。そうなんです。私の出身高は、40人クラス中女生徒は9人~10人。4分の1しかいない進学高校なんです。

彼女もまた、工学部出身の理系女子で、大学も仕事も男性ばかりの環境で過ごしてきたそうです。そうしたことから、女性とは話慣れていないため、話し難いといつも感じていたそうですが、私とは話しやすかったため、グループワーク中、不思議に思っていたそうです(笑)

光栄です(笑)でも私は今は圧倒的に女性が多い環境で仕事しているんですけどね、笑

私の方が3歳年上でしたので、ご主人が入学された時には、私はちょうど卒業していたことになり、重なることはなかったようですが、実家も近く、驚きの偶然です。

世間は超狭かった!LINE交換してしまいました(笑)

ボランティアのユニフォームの質の良さに感動

その後、ユニフォームの上下と靴の試着コーナーがあり、サイズの確認のため、それぞれ試着してみました。

オリンピック当日は、ボランティアは立ちっぱなしになることが想定されるため、靴はいつものサイズよりも一つ上のものを勧められました。

ジャストサイズのものと両方を履いてみたのですが、ジャストサイズの靴も、とってもクッション性が高く足に優しいため、それでもいいんじゃないかとも思われ、どうなんだろうかと思案中です。

結果は9月~10月

この後、それぞれが希望する参加分野(10分野くらいの中から3つ希望を出せる)やボランティア参加可能日数などを考慮しながら、実際にボランティア参加を依頼するかどうかを大会運営側が検討するそうです。

結果は9月~10月に連絡してくださるそうです。

それまでは、自由にSNSにボランティアのことを自己責任で投稿してよいそうですが、参加が確定した後は、大会運営サイドの了解を得ないといけないそうです。

なので、今のうちに投稿!(笑)

今から、とても楽しみです。

>>『フィールドキャスト・ボランティア集合研修に参加しました

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