菜食主義者は老けやすい?

2015/03/21/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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この写真が本物だとしても問題は菜食ではありません

この写真がFBで流れているのを見かけました。

この写真だけ見ると、菜食が悪いものの様に思われます。

「やっぱり、野菜だけ食べていて健康なわけがない」

と、思う人もいそうです。

私は、公認統合食養(ホリスティック)ヘルスコーチですから、ヴィーガンでもベジタリアンでも肉食主義者でもありません。

私が信じるものは、私自身のバイオ個性です。

その時々の自分のバイオ個性に合った食品、食事をすることが最も大切だと考えコーチングを提供しています。

左側の女性の写真に書かれていることが真実だとしても、問題は菜食主義ではありません。

写真の菜食主義者が老けた理由

写真の菜食主義者があのように老けた原因として、理由が4つ考えられます。

(1)「バイオ個性」を無視した食事

一般的に、動物性タンパク質の方が植物性タンパク質よりも腸内吸収率は高いです。一般的には、植物性タンパク質の腸内吸収率は、動物性タンパク質の半分ほどです。

もちろん中には、植物性のタンパク質を効率よく吸収できる人もいるのでしょうが、50%も吸収できない人もいらっしゃるでしょう。

植物性タンパク質を上手に吸収できない体質の人が、菜食主義を貫いたら、体の細胞などの原料となるタンパク質(アミノ酸)が不足して、肌のハリは失われ、髪は細くなり抜け、爪は割れ、疲労感など、いわゆる老化現象が起こるのは当然の結果です。

もし写真の菜食主義者が体の声を無視して、自身のバイオ個性を無視した食事をしていたとしたら、あのような結果になったとしても不思議はありません。

(2)栄養素についての知識がない

植物性の食品にはあまり含まれていないか、まったく含まれていない栄養素があります。例えば、ビタミンB12です。

菜食で健康的に過ごするなら、植物性の食品からでは不足しがちな栄養素を不足させないよう、正しい栄養素の知識を持っていなければなりません。詳しくは『健康的にベジタリアン/ヴィーガンになる方法』をご参照ください。

彼女はサプリメントを服用していたと書かれていますが、どの様なサプリメント飲んでいたか判りませんし、もしビタミンB12として最も一般的なシアノコバラミンのサプリメントを飲んでいたとしたら、体内にシアン化合物が蓄積してしまっていた可能性だってあります。詳しくは『ビタミンB12』をご参照ください。

(3)サプリメント

彼女はホリスティックなアプローチを実践していたと書かれていますが、ホリスティック、それはつまりホールフードで食事をすることを意味します。

ミクロ栄養素を化学的に合成したサプリメントは、決してホリスティックではありません。単に医薬品ではないというだけです。

サプリメントの主成分は、ビタミンであったりミネラルであったりするかもしれませんが、サプリメントの問題点は「その他の成分」です

錠剤にするために使用されている凝固剤、充填剤、コーティング剤、着色料、味を隠すための香料や砂糖、そうした化学物質が、実際の栄養素よりも多く含まれています。

添加物や化合物が、体内で炎症を起こすことによって老化が起きます。

(4)腸内洗浄とデトックス

腸内洗浄は、腸内の悪玉菌や老廃物だけでなく、善玉菌まで洗い流してしまいます腸内環境を砂漠のようにしてしまうものです。

近年、共生細菌(マイクロバイータ、ミクロフローラ)の重要性が科学的に解明され、健常者による腸内洗浄の問題も明らかにされています。

腸内細菌は、私達が健康で若々しく過ごすために必要なホルモンやビタミンや脂肪酸を造ってくれています。免疫の働きもしてくれています。そうした腸内細菌を洗い流してしまえば、当然、老化現象が起きるでしょうし、それだけでなく、様々な病気にかかりやすくもなります。

そもそも、オーガニック食品を多く、食品添加物を少なく食べ、日々循環する体を築けば、短期間に集中して行うデトックスなどは必要のない行為です。

上記4つの問題に共通して言えること

「これは健康に良いはず」

「体に良いはず」

と、いう頭の声に、体の声が聞こえなくなってしまっている状態です。

体は明らかに老化してきているのにも関わらず、体の声を無視したまま、闇雲に、健康に良いはずだからと菜食を続けたり、サプリメントに頼ったり、腸内洗浄をしたりすれば、逆に健康を損なうのは当然です。

4つの問題が日常化したライフスタイルは、決してホリスティックではありません。と、いうよりも、ホリスティックに対する誤った認識が生んだ悲劇ではないでしょうか。

バイオ個性に沿って食事をすることが重要

野菜が多めの食事が健康に良いことは、様々な臨床研究が証明してくれているとおりです。

決して菜食主義そのものが悪いのではありません。

問題は、体の声に従って、あなたのバイオ個性に沿った選択ができていないことです。

あなたに適した食事をしたい、食事を改善したいと思っている、でも、どこから始めたら良いのかわからない、ひとりで取り組むことに不安や難しさを感じているのなら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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