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【カルシウム】カルシウムのサプリメントと心疾患、脳障害、アルツハイマー病、骨粗鬆症との関係

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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骨粗鬆症予防にと、カルシウムをサプリメントで飲んでいる人も少なくないのではないでしょうか。 そんなサプリメント信者の方に悪いお知らせです。

カルシウムのサプリメントは、心疾患と脳障害を起こす?

食事から摂るカルシウムは何の問題も起こしません

しかし、サプリメントのカルシウムは、その量に関わらず脳障害と強い相関関係を持っていることが昨年(2014)7月に発表されました。

人種、年齢、性別、血圧などを考慮しても、この結果は変わらなかったそうです。

カルシウムのサプリメント心疾患リスクの原因になっていること(因果関係)は、既に認められています。そして、心疾患(虚血性心臓病)脳障害(脳圧亢進)の原因になること(因果関係が存在すること)も判明しています。

この事実から、カルシウムサプリメントと脳障害の間にも、相関関係以上の関係、つまり因果関係があるのではないかと考えられています。

  • カルシウムのサプリメント ⇒ 心疾患 (因果関係)
  • 心疾患 ⇒ 脳障害 (因果関係)
  • カルシウムのサプリメント ⇒ 脳障害 (相関関係)

現状では、「カルシウムサプリメントが脳障害を起こす」とまでは言えないと、報告書は結んでいますが、因果関係があると言ってもいいくらい、極めて黒に近いグレーだと思えてしまいます。

カルシウムのサプリメントに安全な量はない

この報告書が明らかにした恐ろしい事実は、脳障害のことだけではありません。

「カルシウムのサプリメントの危険性は量に関係ない」

と、いうことです。

一錠でも危険性があるという発見の重大さです。

カルシウムのサプリメントとアルツハイマー病

脳の松果体の石灰化(カルシウム結晶)とアルツハイマー病との関係が示唆されています。

幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンは脳の松果体で分泌され(90%は腸内で造られますが)、そのセロトニンからメラトニンと呼ばれる別の脳内ホルモンが造られます。セロトニンは覚醒をメラトニンは睡眠をコントロールしていますが、両方とも抗酸化作用があることや、神経細胞を守る働きがあることが既に判っています。

メラトニンには、アルツハイマー病患者の脳で増えるアミロイドβタンパクの合成を抑制する働きがあることが知られています。

そして、アルツハイマー病患者ではメラトニンの減少速度が急激であることが報告されています。

カルシウムのサプリメントは、アミロイドβを抑制するメラトニンを造る松果体を石灰化してしまう

メラトニンの生成は年齢と共に減っていきます。

メラトニンの分泌の減少が加齢によってなぜ起こるのかといった仕組みの全容解明はまだなされていませんが、加齢によって松果体が石灰化(カルシウム結晶)を起こすということは判っています。

松果体の石灰化を予防するためには、カルシウムの過剰摂取とならないようにすることが有効だと考えられています。サプリメントでカルシウムを摂るのは、簡単に過剰摂取し易いため危険です。

松果体の石灰化を予防する食事については『アルツハイマー病と認知症(3)予防と改善の食事法』をご参照ください。

また、脳機能を高める食品については、マインド・ボディ・メディシン講座セルフドクターコースで学ぶことができます。

骨密度と骨折の関係

「骨粗鬆症によって起こる高齢者の骨折は、強い骨を作れば予防できる。骨密度が高いことは強い骨を意味し、骨密度は高いほど良い。そして、強い骨、密度の高い骨を作るためにはカルシウムが必要である。」

と、いった神話を今でも信じている人も多いのではないでしょうか。

実は、乳・乳製品の摂取量が非常に多い米国や英国の高齢者の骨折率は、摂取量の非常に少ないアフリカや中国の高齢者よりもはるかに高いと報告されています。

それだけでなく、ハーバード大学が78,000人の看護士を対象に行った調査によれば、牛乳を毎日2杯以上飲む人は、一週間に1杯以下しか飲まない人に比べ、骨折する確率が2倍とのことでした。

牛乳をたくさん飲む人の方が骨折する

なぜだと思いますか?

私達の骨は、約35%がコラーゲンで、約45%がカルシウムです。

カルシウムは骨を強くし、コラーゲンは骨に柔軟性や弾力性を与えてくれます。

高齢になると骨のカルシウムだけでなくコラーゲンも減少していきます。骨は硬さを失うだけでなく、柔軟性も失っていくのです。

骨密度検査は、骨が硬いことを調べてくれますが、骨の柔性や弾力性を調べることはできません

コラーゲンが減少して柔軟性のない骨に、カルシウムだけを補給したら、どうなると思いますか?鉄筋の無いコンクリートだけで造られたビルや壁のようなものです。

少しの衝撃でも折れやすくなることは、簡単に想像できます。

私達が1日に必要なタンパク質の量は、体重(kg)×0.65

牛乳に含まれているカルシウムは、コップ1杯(200ml)220mgです。

1日に必要なカルシムは650mg以上で、2300mg限界値ですから、2杯飲むと、1日に必要な量の3分の2を、既に牛乳から摂ることになります。

牛乳にはタンパク質も豊富に含まれていると思っているかもしれませんが、牛乳に含まれるタンパク質は100g当たり3.6gだけです。

体重50kgの人なら、約35g必要ですから、牛乳だけから摂るとしたら5杯(1リットル)飲まなければならないことになります。

また、「牛乳を飲むと骨粗鬆症になる」と誤解している人がいらっしゃるようですが、骨粗鬆症になるのではなく「骨が強くなり過ぎて骨折しやすくなる」というのが正しいです。

カルシウムは通常の食事から摂るようにしましょう。

骨粗鬆症を予防する食事

心臓や脳を心配せずに、骨を健康にして骨粗鬆症を予防するための食事については、こちらのリンクをご覧ください。

危険が心配されるサプリメントに頼らなくても、十分、食事からカルシウムを摂ることができるんです。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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参考文献:

骨粗鬆症を予防して骨を健康にする食品は?ヒント:カルシウムじゃありません。

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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