心に空いた穴はどう埋める?心の栄養をアートで摂る6つのアイデア

2016/01/26/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ぽっかり空いた心の穴はどう埋める?

ぽっかり空いた心の穴。その埋め方は、人それぞれ。

これじゃなきゃダメとか、あれはダメとかありません。

お友達と会うことで埋まることもあれば、家族で笑い合うことで埋まることもあります。お散歩することでハッピーになることもあれば、ペットを抱きしめることで心が温かくなることもあります。

食事で体に栄養を入れてあげるように、心に空いた穴を埋めるには、心の栄養が必要です。

いくら口に食べ物を詰め込んでも、心の空腹は埋まりません。

心の栄養はプライマリーフード

統合食養学(ホリスティック栄養学)は、心の栄養はプライマリーフード、一番大切な食べ物だと考えます。

統合食養学では、体の栄養はセカンダリーフード、つまり二番目の食べ物です。

なぜ、心の栄養が一番大切な食べ物なんだと思いますか?

思い出してください子供の時

好きな遊びに夢中になっている時、お腹が空くことなんて忘れて遊んでいませんでしたか?

心が満たされている時、体も満たされるんです。

想像してくださいの予定もない暇な休日退屈な時間

特にお腹が空いているわけでもないのに、お菓子に手が伸びていませんか?

テレビをぼーっと観ながら、気がついたら、一袋をあっと言う間に食べちゃっていることありませんか?

いくらお菓子を食べても退屈は埋まりません。心の空腹は埋まりません。

体の栄養素は、心を本当の意味で満たすことはできないのです。

心の栄養は心と体の両方を満たすことができます。だから、心の栄養素は、プライマリーフード(一番大切な食べ物)なんです。

統合食養学の心の4大栄養素

統合食養学は、心の栄養素を4つに分類し、それを心の4大栄養素と呼びます。

運動人間関係仕事精神活動です。

精神活動というのは、スピリチュアルな活動のことです。

  • 信仰や祈り
  • ボランティアなどの無私の行為
  • 瞑想
  • 自分の内面との対話など

自分自身の心の深いところと向き合う行為を指します。

クリエイティブな活動は精神活動

何かを創り出す活動、クリエイティブな活動は、精神活動の中に含まれます。

  • 絵を描く
  • 楽器を演奏する
  • 詩を書く
  • 歌を作る、歌う
  • 料理する
  • 洋裁や和裁
  • 手芸

など、何かを創造する行為全てが、クリエイティブ活動で、心を満たす精神活動です。

何かやってはみたいんだけれど、自分に何が合うのか判らない、簡単にできるものを探している、そんな人のために次のようなアイデアはいかがでしょうか。

身近なアートで心を浄化して栄養を与える6つのアイデア

1. 絵手紙・絵葉書を作る

年々、年賀状を出す人が少なくなっているようですが、それでも年末に年賀状を作ることをまだ多くの日本人が毎年やっていると思います。

写真を選び、配置を考え、文章を考え・・。それを面倒だと思う人もいる一方で、その過程が楽しいと思う人もいるのではないでしょうか?

私もそのひとりです。

もし年賀状を作ることが楽しいと感じる人は、年賀状としてだけでなく、日々の気持ちや体験を記録するようなつもりで、絵葉書や絵手紙を作ってみてはどうでしょうか。

送る相手を想定して作ってください。実際に送るかどうかは後で決めれば良いことです。もちろん自分自身宛てでも構いません。

そうすることで、あなたの中にある、あなたですら気がつかなかった、その人に対する感情を客観的に認識できたり、その人に対するあなたの気持ちが昇華されていきます。

2. 雑誌の写真を切り抜いてコラージュを作る

古くなって捨てるだけの雑誌の中から、心にとまる写真やイラストを、気の向くまま切り抜いていきます。そして、画用紙などに、フィーリングで貼っていくだけです。

好きなシールを貼ったり、リボンを付け足したりしても良いですよね。

できあがったコラージュには、現在のあなたの心潜在意識無意識が表現されていると言います。

無心に心の向くまま作成した後、客観的にコラージュを眺めて、それぞれの写真にどんな意味があるのか、あなたなりのストーリーを考えてみてはどうでしょうか。

たぶん、それが、今のあなたの心の状態、あなたの心が求めているものです。

私のコラージュ体験

行動科学の学生だった時、参加した臨床心理学会のワークショップでコラージュをやりました。自分で作ったコラージュの意味を説明するという段で、私、突然、泣きだしてしまったというエピソードがあります。

直接的な理由はありません。無意識のうちに心がいっぱいになって涙が溢れだしてきて、話を続けられなくなってしまったんです。

私は学生でしたけど、周囲はその道のプロばかりの集まりでしたから、「うわっ!私、今むっちゃ分析されてるっ!」と思いながらも涙が止まらなかった若かりし頃の恥ずかしい記憶です。

後日談: このブログを書いてから2ヵ月ほど経った頃、聖女ヒルデガルトの言葉に出会いました。宗教的な表現を割愛すると、この様な意味です。

悲しみを通して、あるいは理解力によって、
身体と魂が徳において一致し、両者がひとつになる時、
魂は目に穏やかな涙を送るようになる。

ワークショップやセッションなどで、泣くつもりもなく、ふと溢れ出てくる涙は、心が癒されている印なのだそうです。

何十年もの時を経て、あの時の私の体験は恥ずかしいものではなく、喜ばしいものだったと知ったのでした。

3. 希望の木を作る

オノ・ヨーコさんがニューヨークで七夕の時にやったことで欧米でも知られることとなった七夕の短冊。

それを七夕に関係なく作るのです。

居間の不審物にならないように(笑)笹ではなく、観葉植物か、観葉植物のように見えるオブジェクトを使ってみてはどうでしょうか。

そこに願いごとを書いた折り紙を飾るのです。

その時に、様々な折り方にしてみると、更にアートっぽくなりますね。

そして、このオブジェが目に入る度に、自分がどうなりたいか、何を望んでいるのかを思い出すことができます。

4. ビジョンボードを創る(新年の抱負を美しく見える化)

志を忘れないように、目に見えるようにしてしまいましょう。「希望の木」と似ていますが、こっちはもっと直接的です。

なりたい自分のイメージや理想に近い写真やイラストを雑誌などから切り取って、新年の抱負と共に壁などに貼ったり、あなたの理想を象徴するオブジェを作ったりするのです。

なりたいイメージを想像させるものなら何でもOK。理想のイメージをビジュアル化して脳裏に日々擦り込むのです。

効果は、様々な臨床心理士が語っているところです。

5. 利き腕ではない方の手で作成する

パブロピカソは、「全ての子供は芸術家だ(All children are artists)」と言いました。じゃぁ、大人になっても芸術家でい続けるためには、どうしたらいいのでしょうか?

ひとつの方法としては、利き腕でない手を使ってみるという方法です。

私達は利き腕で字の書き方を習い、絵の描き方を習ってきました。そんな学習をしてこなかった逆の方の手は、まだ、子供の時のままですよね。まだ、芸術家の時のままです。

子供の時のままの手で絵を描いたり、詩を書いたりすることで、心が解放されていくのが感じられるはずです。

私の左手体験

私の母は変な人で、お箸を両方の手で使う遊びを私達子供にさせていました。

まずは、ちゃんと右手でお箸が使えるように仕込まれるのですが、小学校3年年くらいになった時、突然、左手でお箸をもって乾燥大豆をつまむゲームを提案してきたのです。

私達は面白がって夢中になってやりました。

そのお陰?で私は、左手でもお箸が使えるんです(笑)。

ダーツも左手の方が得意です。そんな経緯があるので、私の左手は完全な子供のままではないと思いますが(苦笑)、それでも、右手での生活が続いた時、時々、左手を使ってみると、なんだかとっても楽しくなるんです。

6. 日記を絵日記、アート日記にしてしまう

ただ文章を書くというだけでも十分に日記には、心の浄化作用があります。その日記に、その日にあった出来事や気持ちを絵や写真やイラストを使った表現を追加するのです。

そうすることで、文字にしきれなかった心の状態や気持ちまで表現できるようになり、浄化作用が高まります。

ジョージア・オキーフもこう言っています。

“I found I could say things with colors and shapes that I couldn’t with words.” -Georgia O’Keeffe
「私は言葉では言えないことを色や形で言えることに気がついた」
– ジョージア・オキーフ

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

いかがですか?やってみたいと思えたことはありますか?

この他にもたくさんアイデアはあると思うので、まずは、心にとまったものから、やってみてはどうでしょうか。

これはあくまでも心の穴を埋めたり、心のくすみを取り除いたりするためのものです。別に誰かに見せるために創るものではありませんから、出来映えを気にする必要はありません。あなたが楽しんで満足できれば、それで善し!

もちろん、素晴らしいものが出来上がったら、誰かに見せても良いですし、SNSで写真をシェアして皆に観てもらうのも良いです。

誰かから褒められることも心には必要です。時々は、「褒めて~っ!」と自分から誉めもらえる機会を創るのも善いものです。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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