人参が目にいいって本当?目にまつわる5つの迷信と真実

2019/03/14/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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五感のうちあなたが最も失いたくないものはどれですか?

私達には、五感があります。視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚。

多くの人が、視覚と答えるそうです。

確かに見えなくなるのは恐怖です。私は朝起きたら左目が突然見えなくなっていたという経験があるので、見えないことの恐怖は実感をもってよく分かります。

「見えること」が多くの人にとって、とても大切だからこそ、目の健康にまつわる迷信も実は多いんです。目の健康にとって、あれは良くない、あれは良い等と様々な迷信が存在します。

今回は、そんな迷信についてハーバード大学医学部が発表していた真実をお伝えします。(出典は最後にリンクを掲載しています)

【迷信1】目の運動をすると目が悪くなりにくい

真実:

目の運動は、視力を改善したり視力低下を遅くしたりしません。また、目を健康に保つことも、眼鏡が必要なくなることもありません。

視力には、多くの要因が関係しています。

例えば、眼球の形状目の組織の状態です。どちらも目の運動によって変化することはありません。

ヘルスコーチ補足: 目の運動は視力には関係ないかもしれませんが、目のまわりの筋肉をほぐすので目の疲れ改善には効きます。

【迷信2】薄暗いところで本を読むと目が悪くなる

真実:

薄暗いところでの読書が、私達の視力や目の健康を悪化させることはありません。

しかしながら、目を疲れさせることは確かです。

読書灯の正しい使い方: 

  • 頭上からではなく、本のページに直接光が当たる角度
  • 白熱球(蛍光灯ではなく)の光をすりガラスのシェードを通す
  • 本のページに光を直接あてる

この様にして読書するのがベストです。

ヘルスコーチ捕捉:右利きの人は左から、左利きの人は右から光が当たるようにすると影ができなくて良いですね。

【迷信3】人参は目に良い

真実:

ビタミンAを豊富に含む人参が目に良いのは確かです。

でも、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンを豊富に含むフルーツや緑の野菜の方が、もっと目に良いのです。

抗酸化物質は、白内障や加齢による黄斑変性などの予防にも効果があります。しかし、近視や遠視などの視力の改善にはあまり期待できません。

ヘルスコーチ捕捉: このソフィアウッズ・インスティテュートのブログでも目の健康に良い食品についていくつか記事を書いていますが、確かに、カロテノイド(ビタミンA)はビタミンCと一緒が効果的だとする論文が多いように思います。なお『目のためにサプリメントを飲んでいる人は期待が裏切られるかもしれません』もご参照ください。

【迷信4】眼鏡やコンタクトレンズは長時間使わない方が良い

真実:

眼鏡やコンタクトレンズが必要であれば、使ってください。使わない方が目を疲れさせます。目の休息にはなりません。

だからと言って、外しても視力が低下したり、目の病気になることもありません。

ヘルスコーチ捕捉: 昔コンタクトレンズをしていた時は、外すと目が楽になってほっとしましたけどねぇ~。「目の休息にならない」は本当でしょうか・・、この記述には疑問があります。

【迷信5】PCのスクリーンを長時間見つめ続けるのは目に悪い

真実:

PCを使うことで目の健康が損なわれることはありません。しかしながら、一日中画面を眺めていたら、眼精疲労にはなります。PCを長時間使用する人は、大抵、まばたきをあまりしません。結果、目が乾き不快に感じることがあります。

眼精疲労を予防するには、明るさを調整し、画面が光り過ぎたり、変な反射が起きないようにし、20分ごとに目を休め、意識して瞬きするようにしてください。目が乾燥しないように気をつけましょう。

ヘルスコーチ捕捉: 眼精疲労が視力低下を起こすことはないのでしょうか。なんだかスッキリしない記述です

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

以上が今のところの科学が出している結論のようです。

今まで目に悪いとか目に良いと言われてきたことは、 目の病気や視力低下のことではなく、眼精疲労のことだったということでしょうか。

とはいえ、眼精疲労が目の病気や視力低下を起こすことはないのか・・やっぱりまだちょっと疑問が残る私です。

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出典:”5 truths about protecting your eyes“, Healthbeat, Herverd Medical School

ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング