映画『バベットの晩餐会』の再現食事会に出席

2017/12/16/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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映画をご覧になったことはありますか?

映画『バベットの晩餐会』をご覧になったことはありますか?

最後にバベットが村人のために作ったあの豪奢な食事を忠実に再現した食事会が開かれることとなり、新聞社に勤める20年来の友人の人間力により参加することが叶いました。

ご覧になったことのない方のために、トレーラーをリンクしましたので、ご覧になってみてくださいね。

ル・ヴェソン・ヴェール

会場となったのは、東京大学の駒場キャンパス内にある、ル・ヴェソン・ヴェール内2階の「橄欖(かんらん)」というフレンチレストランでした。 主催は、シェリーミュージアム中瀬航也氏。お料理は、ルベソンヴェール武田明憲シェフ。

開催日となった昨日(12月15日)は、映画の中で晩餐会が開かれた日と同じです。中瀬氏のきめ細やかなこだわりが☆

食前酒

まず会場に入ると、食前酒として ちょどよく冷えた FINO シェリーが振舞われました。

あまりお酒を飲まない私ですが、今回の食事会は格別ですから、飲みましたよ!と、言っても、それぞれ少しずつだけね。残りは全部、ご一緒した新聞記者の友人が片付けてくれました(笑)

メニュー

左側が映画で出されたメニュー。右側が今回のメニューです。

海亀のスープスッポンのスープになった以外はまったく同じです。海亀はたぶんワシントン条約等の制限で今では海洋研究所から払下げてもらう以外には天然のものは手に入らないようです(養殖されたものは若干あるようですが・・)それぞれのお料理といっしょに出されるリキュール類もヴィンテージは異なりますが同じものが出されました。

スッポンのスープとアモンティリャード

甲羅のままでてきたスッポンのスープは初めてです♡ とてもコク深く、武田シェフからのご説明では、3日間かけて煮込んで、コンソメをとったそうです。本当に美味しいスープでした。スッポンの香りとアモンティリャードがとても合い、軽ろやかな食後感となりました。なるほどぉ~な組み合わせです。

キャビアのドミドフ風(ブリニ添え)とヴーヴ・クリコ

こちらもむちゃくちゃ美味しかったです。酸味が爽やかなムースとキャビアのコンビネーションが♡

ヴーヴクリコも爽やかで甘くて美味しかったです。

私にしてはかなり(と、言ってもグラス2/3くらいまで)飲みました。

ウズラのパイ詰め石棺風(フォアグラとトリュフのソース)とクロ・ヴジュ

これはもう、見ていただいたら分かる通り、圧巻の一品でした。ウズラを一人1羽ずつ丸々いただきました。

映画の中の晩餐会の出席者達がウズラの頭ごと「カリッ」という音をたてて食べていたことから、私達も同じ様にやってみようということになり、まずは頭から食べてみました。

例えて言うなら、エビの頭の脳みその部分が美味しいのと同じように、ウズラも頭も美味しかったですよ。ソースがとても美味しくて、さっぱりとしたウズラにとても合っていました。

食事会は7時半からだったのですが、クロ・ヴジュは5時に開けてくださっていたそうで、ちょうどよく、まろやかな味になっていました。

サラダとチーズとコニャック・ハイン

ウズラの後のサラダは、お口直しといった役割もあり、とてもさっぱりとしました。味付けはオリーブオイルと塩だけ。

サラダが出された後は、チーズとコニャック・ハインが振舞われました。

ブルーチーズと干しブドウを口に入れ、コニャックを一緒に飲むと、「口の中で魔法が起きるからやってみて」と新聞記者の友人がささやき、試してみたところ。なんと!本当に味が変わりました。

余談ですが、院生の時の同級生にロシア人がおり、「キャビアをスプーン1杯口に入れたあと、レモンをかじり、そのままウォッカを飲むと最高」と言っていたことを思い出しました。

全てのものには、ベストなコンビネーションがあるのだと再認識。識者には従がってみるものですね。

ラム風味のサヴァラン

ラム酒風味と書かれていますが、かなりの量のラムを使ったそうです。

映画でもバベットもドバドバとふりかけていましたしね。でも、ラム酒の苦味がまったく感じられないくらい優しいサヴァランでした。

フルーツとコーヒー

最後のフルーツは、もうこれは「禅」です。

素敵です。

中瀬さんの解説

映画の舞台となった19世紀後半、女性が社会進出を始めたばかりの頃の時代背景や宗教からの影響などが、食材やお酒のチョイスに反映されていることについて、中瀬さんが別資料を作成してくださってまで詳しく解説してくださり、映画に対してだけでなく、それぞれのお料理に対しての理解が非常に深まった知的な晩餐会でした。

背景を理解して飲食することで、より味わい深いものとなりました。

多くの方々のご尽力によって完成した晩餐会。

武田シェフ

今年を締めくくる素晴らしい会でした。武田シェフに拍手!

最後に両手に花な私(笑)

余談ついでの小話:

新聞記者の友人がこの食事会に出席することを会社の同僚に伝えようとして、「今夜は、バベットの晩餐会に・・」と言いかけたところ、同僚が「えっ!?パペット?」と聞きかえしたそうです(笑)。

セサミストリートかっ!帰り道、大笑いして駅まで歩きました。

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