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バイオ個性で食べて健康と幸せを手に入れるホリスティック栄養学ヘルスコーチ

09/30/2022
by Chise
理研DAYで「免疫学で解き明かす腸内細菌と漢方薬の関係」を拝聴 はコメントを受け付けていません

理研DAYで「免疫学で解き明かす腸内細菌と漢方薬の関係」を拝聴

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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研究者と話そう!参加2回目

理化学研究所が定期的にやっている「研究者と話そう!」企画ですが、コロナ前に1度、科学技術館で行われた『微生物が作る薬の種』に参加したことがあります。

コロナ以後のオンライン開催になってからは初めて参加しました。

小学生から一般人まで幅広く無料で参加できるイベントです。難しい話をとても分かりやすく解説してくださるので好きです。

今回は、まずテーマに興味を持っただけでなく、炎症性腸疾患(IBD)と漢方薬「大建中湯」の大腸での働きを科学的に解明した佐藤尚子先生がお話をしてくださるとのことでしたので、迷わず参加しました。佐藤先生の詳しい研究発表については『炎症性腸疾患における漢方「大建中湯」の作用機構を解明』をご確認ください。(理研のページへ飛びます)

研究が進む3つの漢方薬

日本の医療の現場で頻繁に使用されるのが「葛根湯」「大建中湯」「麻黄湯」なので、この3つに関する研究が最も多く、体内での働きについて最も理解が進んでいるのもこの3つとのことでした。

他の漢方薬については分からないことがまだまだ多いそうです。

特に、「大建中湯」は手術後など腸閉塞の予防のためにも処方されていることから、最も研究対象となっている漢方薬とのことです。

そのため、先生も腸内細菌と漢方薬と免疫システムとの相互関係を調べるにあたり、「大建中湯」を選んだとの説明がありました。

免疫に働くのは漢方薬の成分だけではない

漢方薬が消化分解され小腸で吸収されることによる免疫への直接的な効果だけでなく、漢方薬の成分を腸内細菌が代謝(食べて消化)して排出した物質(代謝物)・・例えば、プロピオン酸、酢酸、酪酸などの短鎖脂肪酸・・が免疫細胞、特に、3型自然リンパ球(免疫細胞のひとつ)という最近発見されたばかりの免疫細胞を活性化することで、免疫力が高まるとのことです。

3型自然リンパ球が活性化することで、腸内の上皮細胞が再生・維持・保護され、例えば、炎症性腸疾患が改善するのだそうです。

腸内細菌が作ってくれる物質が重要ということですね。このことは以前執筆した『炎症性腸疾患・壊死性腸炎・大腸がんを予防・改善する腸内細菌と腸粘膜の栄養戦略』でもお伝えしていますのでご確認くださいね。

日本の漢方薬は生薬ではない

日本の漢方薬は、中国や香港や台湾で考える漢方薬とはまったく異なるものです。

中国などで中医(漢方医)が処方してくれるお薬は、生薬です。大抵、煎じて飲むか、生薬を粉末にしたものです。生薬なので、薬効成分の含有量は、栽培方法や保管方法や調剤方法などによってバラツキが生じます。

一方、日本で薬局で購入できる漢方薬や病院で処方される漢方薬は、生薬ではありません。生薬の薬効成分だけを化学的に合成したものです。そのため、薬効成分のバラツキはなく、安定した量を医薬品として処方することができるというメリットがあります。

しかし、純粋に薬効成分だけになってしまっているので、まだ病気ではない時に何かの予防のために飲むことが危険になります。

上述した通り、漢方薬(「大建中湯」)によって自然免疫を高めることができるのであれば、まだ病気でない時に、予防のために漢方薬を飲んでも大丈夫なのかという問いに対して、佐藤先生は、

「日本の漢方薬は生薬ではないので」
「一般的に薬は効果と副作用が表裏一体なもの」

と、おっしゃいました。また

「中医は予防になると言いますが、それは生薬の話ですから」

ともおっしゃいました。

つまり、日本の漢方薬は、多くの人が想像しているような副作用の少ない生薬なのではなく、きっちり副作用を伴う化合物なんです。

ソフィアウッズ・インスティテュートの感想

ソフィアウッズ・インスティテュートのマインド・ボディ・メディシン講座セルフドクターコースの「女性ホルモン」のレクチャーの中では、日本の漢方薬について触れていますが、今回、研究者の口からもはっきりと「日本の漢方薬は生薬ではない」という言葉を聞くことができ、これからも自信をもってお伝えしていけます。

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