バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
心がこもった要らないもの
あなたのクローゼットの中には、誰かの心がこもった、でも、使わないプレゼントが仕舞ってあったりしませんか?
贈り主の気持ちを考えると捨てることもできず、でも、使う場面もないまま仕舞い込んでいるプレゼントの数々。
「相手が本当に何を欲しているのか
判らない状態で購入する贈物は単なる浪費にすぎない」
と、いう経済学者もいます。
どうせプレゼントするのなら、喜んでもらえるもの、使ってもらえるものを贈りたいと思います。
だからこそ、贈物を選ぶ時には、いろいろ考えて、悩んでしまいます。
今回は、心理学者のジェームズ・カーツ博士が勧める贈物の選び方をお伝えします。
なお、裏付けとなる研究論文は、最後に参考文献として一覧にしています。
経験をプレゼントする
多くの研究が、経験や体験にお金を使うのがベストだと報告しています。
例えば、コンサートや旅行や外食などです。
「物」は一時、「経験」は一生
「物」は、長期間保存できます。そして、その「物」は、カシミアのセーターだったり、ルンバだったりと、高価なものかもしれません。
でも、「物」は、すり切れたり、壊れたりします。新しいデザインやモデルが直ぐに発売されて、その価値は直ぐに失われていきます。
一方で、体験や経験は保存できません。
でも、経験は記憶の中で一生生き続けます。楽しかったり、おかしかった人生の物語として、時間を越えて心に残ります。
「やりたい」「やってみたい」のプレゼント
贈り物をおくる相手が、いつもやりたい、やってみたいと言っていたことをプレゼントするのはいかがでしょうか。
例えば
お母様にスパのチケット
パートナーが好きなグループの
コンサート・チケット(あなたの分も含めて2枚)子供に熱気球に乗る体験イベント
など、いかがでしょうか。
注意事項
相手が「やりたいと言っていたこと」を選ぶことが大切です。
あなたがその人にやらせたいと思っていることではありませんから、ちゃんと調査してくださいね。
いつもの習慣に新しい視点
プレゼントしたい人の日常にちょっとだけ何かを付け足すとしたら、何が良いと思いますか?
どうしたら、その人に新しい経験をプレゼントできるでしょうか?
例えば、お義母様が三越でショッピングするのが好きだと知っていたとしましょう。または、お兄様が毎日スターバックスでコーヒーを買っていることを知っていたとしましょう。
そうしたお店で使える商品券をプレゼントする
と、いうのは、ありきたりです。
例えば、お義母様がまだ行ったことのないだろう、お義母様が気に入りそうな素敵なブティックの商品券を贈ったり、個人オーナーが経営しているコーヒーショップへ誘ったりするのはいかがでしょうか。
相手の好きなことに、ちょっとした新規性を提供する、いつもの習慣からちょっとだけ冒険する機会を提供するというプレゼントはいかがでしょうか。
注意事項
あくまでも、その人の「好きなこと+α」を考えてくださいね。あなたがその人ににやらせたいと思っていることではありません。
例えば、「お義母様、三越よりもこっちのお店の方が素敵ですよ」というのはNGです。
期待を延長する
プレゼントは、受け取った時が一番嬉しいものです。
サプライズが入っているかもしれない箱を開ける時、新しい何かを得た喜びがあります。でも、受け取った喜びは、日が経つにつれて薄らいでいきます。
ならば、喜びが続くようなものをプレゼントするのはいかがでしょうか。
例えば、
その人がいつも読んでいる雑誌の年間購読契約
ワイン好きなら毎月のワインクラブの会員券
パン好きなら毎月さまざまなパンが届くサブスク
などはいかがでしょうか。
毎月、何か新しいものが届いたり、体験ができ、喜びも毎月新たになるのではないでしょうか。
注意事項
しつこいようですが、あくまでも、その人の「好きなことの継続」であって、あなたがその人にやらせたいと思っていることでも、やるべきと思っていることではありません。
「わかってる」ことを示す
長く続いている関係において、感謝の気持ちを生む大きな原動力となるのは、自分のことを理解してくれている、気持ちに応えてくれているという感覚だと、調査は示しています。
誰しも、大切な人には自分のことを理解していてほしいと思っています。
あなたがその人のことを本当に理解していることを示せるプレゼントって何でしょうか?
その人が悩んでいる人生の課題に関係した本かもしれませんし、家族写真のコラージュかもしれませんし、夕食を共にすることかもしれませんし、ベビーシッターを引き受けてあげることかもしれません。
「あなたのことは、わかっているよ」
という気持ちが伝わるプレゼントとは、どのようなものでしょうか。
注意事項
その人のことを分かっていると言っても、「あなたには、こっちの方が似合うから」とか、あなたの価値観で何かを贈るのはNGです。
これは「あなたよりも、私の方があなたのことを理解している」というマウンティング行為になりかねません。「あなたのことをわかっている」という意味にならないことが多いので気をつけましょう。
私の体験
私が家族の健康のために投資銀行のキャリアを諦めて心が沈んでいた時、かつての上司から「Happiness Advantage(邦題:幸福優位論)」という本をススメられました。「目からウロコが落ちる」とはこのことかというくらい、私の価値観は180度かわり、その本の主題であるポジティブ心理学がベースとなっている統合食養(ホリスティック栄養)学を学ぶキッカケとなったのでした。彼は私の心に残るいくつかの言葉をそれまでも与えてくれていましたが、この贈物は、今の私の始まりとなった大きな贈物です。
大切なものをシェアする
あなたにとって大切な「もの」や「こと」を贈るのです。
例えば、大好きな音楽のCDとか小説、お気に入りのレストランでの食事券などです。
これは、あなたの一部をシェアしているのと同じ意味をもちます。
「これは私にとって、とても大切なもの/ことだから
私にとって大切なあなたに
同じ体験・経験をして欲しいと思っています」
と、いう意味になります。
注意事項
このプレゼントを贈る時には、必ず理由を伝えましょう。
以前、このようなプレゼントをいただいたことがあります。でも私の趣味ではなく、非常に迷惑に感じたことがあります。ですから、この最後のプレゼントは、あなたと相手との距離をちゃんと測った上で、必ず理由を伝えましょう。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
さて、どの方法があなたにとって魅力的、あるいは、現実的に感じましたか?
贈るあなたも、贈られる人も、ハッピーな気持ちに包まれるようなプレゼントを選んでくださいね。
The best things in life are free:
hugs, smiles, friendship, kisses, family, sleep, love, laughter, and good memories
人生で最も素晴らしいものは無料:
ハグ、笑顔、友情、キス、家族、睡眠、愛、笑い、そして、良い思い出
もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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参考文献:
- “5 Ways to Give Better Gifts This Year. Research-based tips for giving that makes recipients happier, and for longer”, Jaime L. Kurtz Ph.D., Happy Trails, Posted Dec 01, 2015, Psychology Today
- “To Do or to Have? That Is the Question”, Van Boven, L., & Gilovich, T. (2003), Journal of Personality and Social Psychology, 85(6), 1193-1202.
- “Beyond Reciprocity: Gratitude and Relationships in Everyday Life”, Sara B. Algoe, Jonathan Haidt, and Shelly L. Gable, Emotion. 2009 Jun; 8(3): 425–429, doi: 10.1037/1528-3542.8.3.425, PMCID: PMC2692821
- “Give a piece of you: Gifts that reflect givers promote closeness”, Lara B. Aknina Lauren J. Humanb, Volume 60, September 2015, Pages 8-16, Journal of Experimental Social Psychology
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング