心と体がつながる春分をホリスティックに過ごす方法

2025/03/20/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

心と体をつなぐホリスティックな食事法について、
ニュースレター登録者限定のキャンペーン情報等も配信しています。
ご登録は、こちらから
もれなく統合食養学ホリスティック栄養学冊子が無料ダウンロードできます

春分とは

春分は、彼岸の中日です。あの世とこの世が交わる日です。天文学的には、昼と夜が半分ずつになる日、春の訪れを感じる日です。

そして、彼岸の入りとなる3月17日は、カトリック的には聖パトリックの祝日(セント・パトリックス・デー)です。

そこで、春分の日とお彼岸と聖パトリックの祝日の過ごし方についてお伝えします。

春分は、新生再生の日でもあります。

ホリスティックなライフスタイル的には、あなた自身とあなたの家の環境を再生させるための日となります。

春の陽射しがバランスをあなたの生活にもたらします。

春分がバランスするのは、昼と夜の時間だけではありません。

あなたの心と体をバランスします。

あなたの新生と再生のために、そして、あなたの心と体のバランスのために、春分の頃はデトックスに最適な季節です。

1. 住まいのデトックス

春のデトックスは、あなたが暮らしている家についても言えます。

春は、お掃除の季節、家のデトックスの季節です。

調度、日本では、3月はお引越しの季節でもあります。卒業や入学や入社のために、多くの人が引っ越しをし、それに伴って掃除が行われます。

これからの新しい生活に備えて、家の中を整理し、不要なものを片付けるのに適した季節です。

1. 窓を開ける

そして、窓をできるだけ開けましょう。

そろそろ暖かくなる季節です。風が気持ち良く感じられる季節です。新しい風を部屋の中へ取り込み、風通しの良い状態を保ちましょう。

花粉症の人にとっては、きつい無理な話かもしれません。もしそうなら、花粉が少なくなる頃(5月中旬?)で構いません。

是非、朝起きたら窓を開けて、新鮮な空気の流れを楽しんでください。

2. 不要なものを手放す

特にお引越しをするわけではない人も、家の中を整理してみてはいかがでしょうか。家の中、部屋の中をよく見渡して、何か捨てても構わない不要なものはないか探してみましょう。

有名な「こんまりさん」方式では、「必要なもの」「要らないもの」「要らないけれども心魅かれるもの」に分類するという方法がとられてますね。

また、過去1年間(あるいは3年間)一度も使わなかったものを手放すという方式を勧めている本もあります。

どの方式でも構いません。

あなたが家の中を整理して、不要なものに見切りをつけられる方法ならどんな方法でも良いのです。

新しいものごとを取り入れるスペースを作ることが大切です。

3. 家の”中”掃除

大掃除は年末にやりますので、この季節は、掃除くらいにして、毎日のお掃除では、あまりお掃除しないようなところを掃除してみましょう。

お子さんたちにも、おもちゃ箱を見直して、必要なもの、もう要らないものを自分で分別させましょう。お片付けの良い習慣になるだけでなく、あなたの手間を省くことができますし、親に言われて捨てるのと自分で考えて捨てるのとでは、後々の心の状態が大きく異なります。

お掃除するような時間がないくらい忙しく働いている人なら、お掃除スタッフに頼んでみてはいかがでしょうか。気になる場所だけでも、家事代行さんやプロの業者さんにお願いしてみるのはいかがでしょうか。

ちょっと贅沢に感じるかもしれませんが、住居環境が整い、あなたに時間の余裕が生まれ、心が少しでも楽になるのなら価値ある出費です。

2. あなたの体の再生

春は体内のデトックスの季節です。春に行うデトックスには、次の方法がおススメです。

春野菜には、苦味のあるものが多いのですが、その苦味の正体は微量毒です。その微量な毒を食事として体内に取り込むことで、免疫機能が刺激され、体内に蓄積された不要なものや有害物質の排出が促されます。

冬の間に溜め込んだ様々な不要なものを排出し、夏に備えて体の中を掃除する作用があります。

統合食養学は、食べないデトックス法ではなく、適したものを食べるデトックスを勧めます。

【簡単レシピ】『ふきのとうの味噌煮

東洋医学(中医学)の五行説では、春は「肝」が弱りやすく、肝機能の向上には「緑」の食品が良いとされています。

緑色の野菜には、肝機能を助けるだけでなく、腸内のデトックス作用もあります。

3. あなたの心の再生

あなたは、自然の一部です。木や草花と同じです。

自然が春に再生するのと同じように、あなた自身も再生させましょう。

「再生」には様々な意味があります。

精神的な再生もあれば、肉体的な再生もあります。仕事での再生や家族の再生かもしれません

誰しも大抵、これからどうなりたいか、何を変えたいかのイメージをもっているものです。そのあなたのイメージを実現するためには、何から始めたら良いと思いますか?

春分にあなたにおススメする過ごし方をいくつかお伝えします。

1. 毎日20分瞑想する

「わたしは何者なのか?」

と、いう疑問をもちつつ瞑想をしてみましょう。

答えは、年齢とともに状況とともに変化します。

春をあなた自身と対話する機会にしてみましょう。

2. 太陽の下で過ごす

春には、あなたの体と脳が、春の陽射しの暖かさを感じることが大切です。

特に、春のエネルギーを感じるためには、外に出て、太陽の陽射しに触れなくてはなりません。

3. 人生で達成したいことを書く

これからの人生で、あなたが達成したいと思っていることを3つ書き出してください。

書き出している時には、それらが達成された後のあなたをイメージしてください。

4.「最少努力の法則」を実践する

「最少努力の法則」とは、あなたの心から発する創造力を失敗を恐れずに実現しようとすることを意味します。あなたの心の向くまま、心が望む流れに任せて行動することを意味します。

心が望まないことを無理して実現しようとしなくて良いということです。そして、心が望むことを押し殺さなくても良いということです。

春分は、再生のエネルギーで満ちています。

そのエネルギーに心と体をゆだね、抵抗する力を解き放ちましょう。

流れに任せることが大切です。

5. 色に注目して屋外イベントに参加する

春分の頃には、特別なイベントがあります。

そして、そこには特別な色があり、その色には意味が込められています。

その色を意識しつつ、イベントに参加してみましょう。特に、屋外で行われる楽しいイベントに参加してみましょう。

4. お墓参りとぼたもち

お彼岸ですから、まずは、お墓参りに行くのが良いですね。

仏教では太陽が昇る東を生きている人の国、太陽が沈む西を亡くなった人の国と考えます。

春分は、昼と夜が半分になり、太陽は真東から登り、真西に沈みます。

そのため、生きている人たちの気持ちと、亡くなった人たちの気持ちがお互いに最も通じやすくなる日と考えらえています。

1. 春のぼたもち/秋のおはぎ

お彼岸には、「おはぎ」や「ぼたもち」を食べるのが慣習ですね。

両方とも呼び方が異なるだけで、同じものだと思われている人も少なくないかもしれません。でも、秋に食べるものと春に食べるものは、同じではないんですよ。

小豆は、秋に収穫されるので、秋にはまだ皮が柔らかいため、皮ごと餡にします。そのため、秋には「粒あん」を使い、秋に咲く萩の花にちなんで「おはぎ」と呼びます。

春の小豆は乾燥して皮が固くなっているため、皮を取り除いて餡にします。そのため、春には「こしあん」を使い、春に咲く牡丹の花にちなんで「ぼたもち」と呼びます。

そう、春のお彼岸に食べるのは、「こしあんのぼたもち」です。

2. 邪気を払う赤

小豆は、東洋医学では生薬です。

そして昔から日本では、小豆の赤色は、邪気を払うと考えられてきました。そのため、先祖供養と家族の無病息災のために、お彼岸におはぎ/ぼたもちを食べる習慣があります。

春のお彼岸のお墓参りの後には、仏壇にぼたもちをお供えして、小豆の赤い色に感謝しながら食べませんか。

5. 聖パトリックの祝日(St. Patrick’s Day)

2015-03-10_18-23-40

春のお彼岸の入り(初日)3月17日は、聖パトリックの祝日でもあります。

聖パトリックの祝日は、アイルランドのカトリックのお祭りです。

開催されている聖パトリックのイベントに出かけたり、アイルランド料理を食べに行ってみるというのはいかがでしょうか。

1. 春の訪れの緑

聖パトリックの祝日に、服に三つ葉のクローバー(シャムロック)をつけたり、緑色の服を着たりするのが、アイルランドでの慣習です。

聖パトリックの祝日のシンボルカラーが緑色なのは、アイルランドのシンボルカラーが緑だからということと、緑が春の訪れの象徴だからという理由があると言われています(諸説あり)

聖パトリックのクローバーは、四つ葉ではなく、三つ葉だって気がついていましたか?

それは、聖パトリックがアイルランドで布教活動をした際に、クローバーの三つ葉が、キリスト教の三位一体(父と子と聖霊)を表わしていると説明したことに由来しています。ちなみに、三位一体の「父」とは神様のこと、「子」とはキリスト、「聖霊」は神の使者のことです。その三者は一体だという意味です。

東洋医学でも「春」の色は、「緑」です。

2. キャベツとコーンビーフ

聖パトリックの祝日には、キャベツとコーンビーフを煮込んだシチューを食べるのもアイルランドの慣習です。

この季節に出回る春キャベツをコーンビーフ(牛肉の塩煮込み漬け)で煮込んで作るシンプルなお料理です。

子供の頃、わたしの家では、キャベツとコーンビーフの炒め物は父が作る定番料理でした。

簡単にできて美味しいので、春を感じるお料理として作ってみませんか?

ちなみに、缶詰のコーンビーフを久しぶりに探してみたところ、発色剤(亜硝酸ナトリウム)や保存料などが使用されていないものを見つけました(上の写真)。ただ、「おしいぃ~」と若干残念に感じるのは、酵母エキスを使っているところでしょうか。酵母エキスは食品衛生法上、「食品添加物」ではありませんが、タンパク質を加水分解して造られるので、ほぼ添加物のようなものです。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

春分の祝日は、心も体も家もデトックスして、ホリスティックに過ごしてくださいね。

春のイベントには、復活祭(イースター)もあります。毎年、イースターは日にちが変わりますが、大抵、3月と4月のどこかになります。イースターのイベントなどに参加してみるのも楽しいかもしれませんよ。

ちなみに、2025年のイースターは4月20日です。

さて、春の訪れが楽しみになりましたか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

プライベート・ヘルスコーチング・プログラムについて
お気軽にご相談ください。
初回相談を無料でお受けしています。

あるいは、ソフィアウッズ・インスティテュートのマインド・ボディ・メディシン講座セルフドクターコースで学びませんか?セルフドクターコースでは、あなたが食を通してご自身の主治医(セルフドクター)になるために、必要な知識とスキルを教えています。

新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。

心と体をつないで健康と幸せを手に入れる
ニュースレターのご登録は、こちらから
統合食養学(ホリスティック栄養学)冊子が無料ダウンロードできます

ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング