【限定公開】初笑いをしましたか?〇〇と一緒に笑うと病気予防になるんですよ

2025/01/09/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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新しい年が明けてからしばらく経ちましたが、もう、初笑いはしましたか?

楽しい嬉しい笑いならどんな笑いでも、多く笑う人の免疫力が高くなることは、既によく知られています。新年最初の記事として、笑うことのメリットと笑わないデメリットを調査したいくつかの研究をご紹介します。

なお、裏付けとなる研究論文は最後に参考文献一覧として掲載しています。

山形県の健康診断に参加した40歳以上の17,152人を対象とした調査では、参加者を声を出して笑う頻度で次の3つのグループに分けて効果を検証しています。

  1. 週1回以上
  2. 月1回以上~週1回未満
  3. 月1回未満

すると、週1回以上声を出して笑う人と比べて、次の結果が明らかにされました。

  • 月1回未満しか笑わない人では、死亡リスクが1.95倍。約2倍です!
  • 月1回以上~週1回未満の人は、心疾患リスクが1.62倍

長生きしたい人は、1週間に1回以上、笑う機会を作った方が良さそうですね。

また、特に、心疾患予備軍(高血圧や動脈硬化など)と診断されたことがある人は、週1回以上笑うようにすることで、心不全や脳卒中を予防できるかもしれませんよ。

日常生活に必要な活動を自立して行うことができる65歳以上の14,233人(男性50.3%)を3年間追跡調査した日本老年学的評価研究の参加者を笑う頻度で次の4つのグループに分けて分析した研究があります。

  1. ほぼ毎日笑う
  2. 週1~5日
  3. 月1~3日
  4. ほとんど笑わない

ほぼ毎日笑う人と比べて、ほとんど笑わない人は、要介護認定リスクが1.42倍でした。

介護を必要とすることなく、健康的に寿命を全うしたいと願うのなら、毎日笑った方が良さそうですね。

一日一笑

日常生活の活動を自立して行うことができる65歳以上の12,571人(男性46.1%)を6年間追跡調査した日本老年学的評価研究の参加者を対象に、笑った状況を次の3つの側面で分類し、分析した研究があります。

  1. 【笑う状況場面】ひとりの時だったか、他者と一緒にいた時だったかに分類
  2. 【一緒に笑う】友人、配偶者、子・孫に分類
  3. 誰かと一緒に笑う状況/場面

その結果、ひとりでいる時にだけ笑う人に比べて、他者と一緒に笑う頻度が多い人の要介護認定リスクは、23%少ないことが示されました。

一緒に笑う人の中では、友人と一緒に笑うことが多いとリスクが30%も少なく、子や孫、配偶者と一緒に笑うよりも効果が高く、最強でした。

友人 > パートナー/子/孫

そして、一緒に笑う人の組み合わせの中で最も効果があったのは、配偶者を交えて友人と一緒に笑う場面でした。

この研究による健康効果が高い順に並べると、次のようになります。

友人パートナー > 友人 > パートナー/子/孫 

「友人とパートナーと一緒に」ということは、家族ぐるみで笑い合えるようなお付き合いの友人がいるということが、心にも体にも大切ということのようですね。

コロナ禍下の2020年8月~9月に実施された「日本のCOVID-19と社会インターネット調査(JACSIS)」のデータを用いた調査では、対面コミュニケーションの減少による笑う機会への影響と、オンラインコミュニケーションによる緩和効果が分析されています。

25,482人が参加者しています。

リアルに友人と会い、会話の中で笑うのがベストな状況ですが、リアルに会うことが難しい場合、笑いの減少による影響を抑制する、コミュニケーション媒体ごとの効果は、次の通りでした。

  • テキスト(LINEやメールなど)・・・27.2%抑制
  • ビデオ(zoomやフェイスタイムなど)・・・28.6%抑制
  • 電話/通話・・・36.1%抑制

Zoomやフェイスタイムのようにお互いの顔が見えるビデオ通話に一番効果があると思っていたのですが、顔が見えないただの通話の方が笑いの減少による影響を軽減できるということに、驚きました。

人間って面白いですね。

これはマウスを用いた実験結果で、ヒトでも同じ効果が現われるかは分かりませんが、面白い研究なのでご紹介します。

慶応義塾大学環境情報学部と大学院政策・メディア研究科の研究チームが行った実験では、ストレスを与えたマウスに、他のマウスの笑い声を聞かせたところ、ストレス行動が抑制されたことを報告しています。

確かに、ヒトも家族や親しい友人が笑っているのを見ているだけでも癒されること多いように思います・・。

また、通常食餌で飼育したマウスに比べ、高脂肪食で飼育したマウスの行動量は、通常低下するのですが、他のマウスの笑い声を聞かせると運動時間が延び、じっとしている時間が短くなったことも報告されています。

不健康な食事で太ってしまい運動不足になっている人も一緒に笑える友人がいると、運動しようという気持ちになって肥満解消になるのかもしれません・・。

ちなみに、マウスが笑うということにまず驚きますが(笑)、過去の研究によってマウスの鳴き声は、20kHzは不快情動、50kHzは快情動(嬉しい感情)を示すと明らかにされ分類されているのだそうです。

まとめると、心臓病を予防し健康寿命を延ばし要介護状態にならないためのベストな笑いとは

「毎日の友人との笑い」

そして、友人とは、リアルに毎日会わなくても、電話で話をするだけでも良いのです。

もちろん、笑うことには、何であれ効果がありますから、絶対、友人とでなければいけないわけではありません。相手が誰であっても、ひとりでも、笑わないことに比べたら笑う方がいいことは確実です。

さてさて、今年の新年の抱負に「一日一笑」は、いかがでしょうか。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

個人的な感想ですが、友人と笑うこと、それ自体が重要なのではなく、笑い合える友人がいるという関係性が重要なのではないかと思ったりします。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

統合食養学は、心と体の栄養学です。

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

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次回新学期は、3月です。1月中のお申込みには早割があります。講座でお会いしましょう。

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参考文献:

ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング