バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
新しい年が明けてからしばらく経ちましたが、もう、初笑いはしましたか?
楽しい嬉しい笑いならどんな笑いでも、多く笑う人の免疫力が高くなることは、既によく知られています。新年最初の記事として、笑うことのメリットと笑わないデメリットを調査したいくつかの研究をご紹介します。
なお、裏付けとなる研究論文は最後に参考文献一覧として掲載しています。
笑わないと死ぬリスク2倍
山形県の健康診断に参加した40歳以上の17,152人を対象とした調査では、参加者を声を出して笑う頻度で次の3つのグループに分けて効果を検証しています。
- 週1回以上
- 月1回以上~週1回未満
- 月1回未満
すると、週1回以上声を出して笑う人と比べて、次の結果が明らかにされました。
- 月1回未満しか笑わない人では、死亡リスクが1.95倍。約2倍です!
- 月1回以上~週1回未満の人は、心疾患リスクが1.62倍。
長生きしたい人は、1週間に1回以上、笑う機会を作った方が良さそうですね。
また、特に、心疾患予備軍(高血圧や動脈硬化など)と診断されたことがある人は、週1回以上笑うようにすることで、心不全や脳卒中を予防できるかもしれませんよ。
笑わないと要介護リスク1.4倍
日常生活に必要な活動を自立して行うことができる65歳以上の14,233人(男性50.3%)を3年間追跡調査した日本老年学的評価研究の参加者を笑う頻度で次の4つのグループに分けて分析した研究があります。
- ほぼ毎日笑う
- 週1~5日
- 月1~3日
- ほとんど笑わない
ほぼ毎日笑う人と比べて、ほとんど笑わない人は、要介護認定リスクが1.42倍でした。
介護を必要とすることなく、健康的に寿命を全うしたいと願うのなら、毎日笑った方が良さそうですね。
一日一笑
〇〇と笑うのが最強
日常生活の活動を自立して行うことができる65歳以上の12,571人(男性46.1%)を6年間追跡調査した日本老年学的評価研究の参加者を対象に、笑った状況を次の3つの側面で分類し、分析した研究があります。
- 【笑う状況/場面】ひとりの時だったか、他者と一緒にいた時だったかに分類
- 【一緒に笑う人】友人、配偶者、子・孫に分類
- 誰かと一緒に笑う状況数/場面数
その結果、ひとりでいる時にだけ笑う人に比べて、他者と一緒に笑う頻度が多い人の要介護認定リスクは、23%少ないことが示されました。
一緒に笑う人の中では、〇〇と一緒に笑うことが多いとリスクが30%も少なく、〇〇や〇〇〇と一緒に笑うよりも効果が高く、最強でした。
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有効なコミュニケーション媒体
笑い声を聞くだけでも良い?
最も効果的な状況の笑いとは
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