
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
納豆アレルギー ≠ 大豆アレルギー
納豆の原料となる大豆は、食物アレルギーを起こすことが知られている表示義務のある特定原材料のひとつです。
だから、納豆アレルギーがある人は、そもそも大豆にアレルギーを持っている人なんじゃないかと思われがちですが、そうではありません。
この2つは全く異なる原因で起きる異なる疾患です。
1. 大豆アレルギー
食物アレルギーは、ある食品に含まれている特定のタンパク質に対して起こる免疫反応です。
大豆アレルギーは、大豆タンパク質に対して起こる免疫反応です。
大豆アレルギーがあると、大豆を使ったものを全て排除しなければならないと思っている人は多いかもしれませんね。
でも、例えば、精製された大豆油には大豆タンパク質は含まれていません。なので、大豆アレルギーをもっている人が大豆油を口にしたとしてもアレルギー症状は出ません。(もちろん、ずさんな製造過程で大豆油に大豆タンパク質が混入していれば、話は別ですが・・)
また、発酵するとタンパク質の構造は崩れるので、大豆を発酵して造る醤油や味噌や納豆を大豆アレルギーがある人が食べても、アレルギー症状が起こることはめったにないのです。

2. 納豆アレルギー
つまり、納豆アレルギーは、大豆由来のタンパク質とは無関係に起こるアレルギーなんです。
納豆アレルギーの人が大豆製品を食べたとしてもアレルギー反応は起きません。
じゃぁ、納豆アレルギーが大豆タンパク質と関係ないとしたら、いったい何に対して、免疫細胞は反応しているのでしょうか・・。
納豆アレルギー患者の9割は海が好き
納豆アレルギーは、サーファーやスキューバダイバーなど、マリンスポーツを愛する人に圧倒的に多く発症する食物アレルギーです。

納豆アレルギーの人の約9割が、マリンスポーツを趣味にしていることが横浜市立大学大学院環境免疫病態皮膚科学と同大学病院皮膚科による調査によって、明らかにされました。
特に、納豆アレルギー患者の84.6%がサーフィンを趣味にしていました。
納豆アレルギーには即時性はなく、遅延性のアレルギーです。
つまり、納豆を食べたとしても、2時間以内にアレルギー症状が出ることは稀です。食後5時間~半日以上経ってから症状がでるため、納豆が症状の原因だと気がつかないケースもあるようです。
ただし、納豆アレルギーがある人は、運動性のアナフィラキシーを起こす頻度が高いことも示されているので、激しい運動は控えた方が良いでしょう。
なぜマリンスポーツ愛好者ばかりに起こる?

では、なぜ、海が大好きな人たちにばかりが納豆にアレルギー反応を起こしてしまうのでしょうか。
そこには、くらげが関与していました。
クラゲの毒には、ポリガンマグルタミン酸(PGA)と呼ばれる物質が含まれています。
クラゲに刺されると、あなたの細胞内にPGAが注入されます。するとあなたの免疫細胞はPGAを排除しようとして抗体を造りアレルギー反応(有害物質を排除する反応)を起こします。
クラゲの毒のポリガンマグルタミン酸がアレルゲンなら、クラゲにアレルギーが起こるなら納得です。
でも、なぜ納豆なんでしょうか?
あなたの免疫細胞は、クラゲではなく、PGAに対する抗体を造るので、クラゲ以外にもPGAを含む食品や製品に接触するとアレルギー反応が起こるようになってしまうのです。
そして、大豆を発酵する過程で納豆菌がポリガンマグルタミン酸(PGA)を発生させることが、昭和大学皮膚科学講座の調査によって明らかにされ、第86回日本皮膚科学会東京支部学術大会で発表されました。
だから、クラゲに刺されると納豆アレルギーが起こりやすくなるのです。
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