ありのままの自分を受け入れるということは

2017/04/27/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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自分で自分にかけた呪い

「ありの~ままの~」という唄がしばらく前に流行りましたね。

映画は

「ありのままの自分を受け入れ」そして、
それを「隠す必要なんてないさらけ出してしまいましょう
呪縛から逃れ自分の殻を破って新しい自分に生まれ変わろう

ということが、テーマになっていました。

呪縛」と言えばドラマ「逃げ恥」の・・

呪縛」と言えば、爆発的に流行ったドラマ「逃げ恥」 の中で、アラフォーのゆりちゃん(石田ゆりこさん)に対し、20代の女性が、若いことを自慢し年齢を重ねていることを侮蔑するような発言をします。その挑発的な発言に対し、石田ゆりこさんが演じている女性ゆりちゃんは、「自分自身に呪いをかけないで」と返答します。

「自分がバカにしていたものに自分がなる。
それってつらいんじゃないかな。」

加齢はだれでも通る道。今、若かったとしても、10年もすれば、今、あなたが軽蔑している年齢にあなた自身もなる。その時に、年齢を重ねた自分自身を軽蔑したり、卑下したり、価値がなくなってしまったかのように感じたりしてしまうことになる。それが若い自分が将来の自分にかけた「呪い」であり「呪縛」だと。

年齢のことに限らず、今の自分を受け入れられなくなるのは、自分で自分に(あるいは親などが)かけた呪いのせいなのかもしれませんね。

私が大好きなヘルスコーチのひとりクリス・カーが「ありのままの自分を受け入れる」ための「呪い」ではなく、「魔法の言葉をブログを書いていましたので、和訳要約してお伝えします。

ありのままの自分を受け入れるには

クリス・カー

自分のある特定の部分については受け入れることが簡単なのに、他の部分については受け入れられないというのは面白いと思う。例えば、私の場合、自分がステージIVの癌をもっているということや、それに合わせて自分自身を100%ケアする必要があるということは受け入れられるのに、顔のシワや短気なことは受け入れられないと、いうように。

この前の朝、暖炉のそばに座っていた時、自分の存在が嘘っぽく感じてしまいました。

先日テレビのトークショーで、

「ありのままの自分を受け入れるということは、
許すということでも夢を切り捨てることでもない」

と、話したからです。

受け入れるということは自分自身を決して見捨てないということ

受け入れるということは、自分の価値を信じ何があっても自分自身を愛することです。誰が人生の中に来たり、去ったりしても、人生がどんな風に展開したとしてもです。

何かを/誰かを必要としている時は特に。

受け入れるということは成長を止めるということではありません

受け入れるということは、「何かが足りない」と、いう処からではなく、「私は既に満たされている(ホールである)」と、いう処からプラスαを探すことを意味しています。

だから分かるでしょ。

受け入れるということは、立ち止まるということではなく、例え無力に感じるような時にも、あなたが、自分の力を自覚していることを意味します。

暖炉の傍にいる私の自問自答に戻りましょう。

内なる声: あなたは、いつも、自分を向上させなければならないと感じて、将来に渡って全てを計画しようとする。それは本当に疲れる!ありのままの今の自分を受入れてしまってはどうなの?全部丸々。そうしたら楽になるんじゃないの?人生をもっと楽しくさせるものは何なのか。考えなさい!

わぉ。分かったわ。言い放ったわね。

自分の魂からメッセージをもらうのって素敵だと思いませんか?私は大好きです。

例え、それが胃をキリキリさせるような内容でも。自分に対して正直でいられたことが嬉しいの。

ぶっちゃけ、私達は常に最上な自分で居続けられるわけではありません。欠点があるし(神様、ありがとう)、人間ですし、人生は精神の教室です。散らかってて、魔法っぽくて、不確実で、美しく、悲劇。

だからたぶん、

自分自身を小さな綺麗な箱の中に
キチンと収めるようにコントロールしてはいけないんです

プレッシャーから解放して、もう少しリラックスしていて良いんです。

もしあなたが、今よりも良い自分になることをやめて、今の本当の自分でいることにしたら?

例えば、グリーンスムージーを飲み続けるけれど、でもそれが義務になって楽しめなくなるほど執着しないとか。より良い健康情報は探し続けるけれど、でも自分が既に健全で癒されていることを忘れないとか。

こんなことを考えているうちに、肩の力が抜けて、肩が4-5センチくらい下がりました。自分自身が肩から降りたように感じました。

より良い自分になるために今の自分を否定し続ける代りに、受け入れたとしたら、人生はもっとスウィートになるに違いありません。しかも、今、この時、自分がどこにいるのか(例え、それが真っ暗な場所だったとしても)について、自分に対して正直になったら、明日辿り着きたいと願っている場所に、もっと楽に到着できるんじゃないかと思います。

もう少し「受け入れる」ということについて考えてみたくなりました。考えてみる価値があるように思います。もし間違っていたら、私はそれを受け入れます。

何があっても自分を受け入れる魔法の言葉

あなたが唯一無二に不完全であることを受け入れる。
でもそれを恥かしいとは思わない。

全ての人を好きになれないことを受け入れる。
でも意地悪はしない。

体重が変動することを受け入れる。
でもあなたの価値は変動しない。

あなたの中の怒りの感情を受け入れる。
でも怒りが暴発したり、熱くなりすぎた時には、その責任をとる。

許すことは可能だということを受け入れる。
でも許すことは、忘れることとは違います。
そしてそれはサバイバル(生き残るための知恵)と呼びます。

あなたは間違いを犯すことを受け入れる。
もし受け入れられなければ、あなたの成長はそこで止まります。

常に「今そこに居る」ことは不可能だと受け入れる
(あなたがエカート・トールでない限り)。
でも、「今」は、常にあなたのためにそこに存在しています。

あなたが起こした問題はあなた自身で片付ける必要があることを受け入れる。
でも、だからと言って、あなたが問題児だということにはらない。

全ての人を喜ばせることはできないことを受け入れる。
嫌われることもあるでしょう。でもあなたのための人生を歩みましょう。
誰かを喜ばせるために自分ではない人生を生きるのは止めましょう。

良い助言は受け入れる。
でもあなたの人生に対するあなた自身の意見が、真に意味のある意見だということを忘れない。

永遠には生きられないということを受け入れる。
実際、人生はあなたが思っているよりも短いかもしれません。
だからもっと今を生きてください。
待っているのはもったいない。

わぉ、気分がいいわ。

次は、あなたの番です。

あともうちょっとだけ、あなた自身を受け入れられますか?今、この時から?

出所:”How to accept yourself“, Kris Carr

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

呪いではなく魔法をかける

クリス・カーの言葉にいつも私は勇気をもらい安心を覚えます

「ありのままの自分を受け入れる」ということは、そこから動かなくても良いということではなく、動くために受け入れるということ。

あるいは、「自分の本質」を受け入れた上で、それを長所として活かすような方法をみつけることだと、クリスは言っているのだと思います。

例えば、冒頭の「逃げ恥」の話に戻ると、

ヒトは必ず歳をとる。だから、歳をとることを否定するのではなく、歳をとることを受け入れ、歳を重ねたことを魅力にする方法をみつける。歳をとることを否定した時点で、年齢はあなたの「呪い」となる。でも、それを受け入れて魅力にしたら「魔法」になる。

もちろん、年齢のことだけでなく、全てにおいて、「呪い」ではなく、「魔法」となる方法で、「ありのままの自分」を受け入れたいですね。

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