
バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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メープルシロップの分類

メープルシロップは、品質ではなく色で分類されているってご存知でしたか?
例えば、カナダ産であれば、次の5段階に分類されています。
- エクストラライト
- ライト
- ミディアム
- アンバー
- ダーク
ただ、市販のメープルシロップの中には、カラメル色素で着色しているものや他の甘味(例えば水飴など)と混ぜているものがあるので、必ず、裏の成分表を確認して本物を購入してくださいね。
オーガニック認定されているものは安心です。
メープルシロップの旬

メープルシロップにも旬があるんですよ。
メープルシロップは、3月~4月の6週間に収穫されます。
冬の間、寒さを乗り切るためにカエデは、樹液の糖度を高めます。春になって暖かくなると、人間で言えば、血行がよくなり、樹液を抽出しやすくなります。そのため、春に収穫されるのだそうです。
収穫した樹液は50分の1になるまで煮詰められます。それをフィルターで濾したものがメープルシロップになります。
血糖値上昇抑制作用

メープルシロップには、血糖値の上昇を抑制する働きがあるギンナリンと呼ばれるポリフェノールが3種類(A、B、C)含まれています。
あんなに甘いのに血糖値が上昇しにくいなんて、なんて素晴らしいんでしょう!
甘くてカロリーが無い代わりに糖尿病や諸々の疾患リスクを高める人工甘味料を使うくらいならメープルシロップを使うべきです。
健康のためにと甘いものは倦厭されがちですが、メープルシロップであれば、ギルト・フリーに楽しめます。
がん細胞増殖抑制作用

メープルシロップから抽出したギンナリンを使った研究では、ヒトの乳がん細胞(MCF-7)と大腸がん細胞(HCT-116)の分裂を停止させたことが報告されています。
特に、ギンナリンAの効果は高く、試験管試験で、49%の乳がん細胞と84%の大腸がん細胞の分裂を停止させたことが報告されています。
ギンナリンBとCも、30%の乳がん細胞、50%の大腸がん細胞の分裂を停止させています。
もちろん、これは試験管での細胞実験ですから、ヒトの体内で同じことが起こるとは言えません。でも、白いお砂糖であればがん細胞の餌になってしまうだけですが、がん細胞を増殖をさせない甘味であれば少しは安心して使えるのではないでしょうか。
甘い物をまったく食べない生活も味気ないですから、メープルシロップを上手に活用することで生活の質を落とさずに済むのではないでしょうか。
ただし、ギンナリンは細胞分裂による増殖を停止させることはできても、残念なことに、がん細胞を殺すことはできないことが報告されています。
体を冷やさない甘味料
寒い地域で育つ植物は、ヒトの体を温める作用のある成分を多くもっています。一方で、暑い地域で育つ植物は、ヒトの体を冷やす作用のある成分をもっています。
そのため、寒い地域で育つカエデの樹液であるメープルシロップには、微温性があると考えられています。
冷えがある人や冬場の甘味料としてメープルシロップは最適です。
ちなみに、アガベは熱帯(砂漠)で育つサボテンですから、そこから採れるアガベシロップには体を冷やす作用があります。冷えがある人は避けた方が良い甘味料です。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

私は、お料理に甘味をつけたい時は、本味醂、ハチミツ、または、メープルシロップを使うことがほとんどです。時々、粉末状の黒砂糖を使いますが、白いお砂糖は、もう何年も使っていません。
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参考文献:
- “Maple polyphenols, ginnalins A-C, induce S- and G2/M-cell cycle arrest in colon and breast cancer cells mediated by decreasing cyclins A and D1 levels”, González-Sarrías A, Ma H, Edmonds ME, Seeram NP, Food Chem. 2013 Jan 15;136(2):636-42. doi: 10.1016/j.foodchem.2012.08.023. Epub 2012 Aug 23
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング