厚生労働省スマートライフプロジェクト|参加者のためのサロンに出席して思うこと

2014/02/28/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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特定保険診療データに基づく社員の健康分析が進む

2月24日にスマート・ライフ・プロジェクトの参加企業・組織・団体のためのサロンに出席しました。

今回、ご発表になられたタニタさんや大和証券さん、自治体さんなど、皆さん、特定保険診療が義務付けされた後に収集可能となった社員や職員のレセプトの内容(データ)を基に、かなり詳細に社員の方々の健康を分析されていることに感心しました。

データを収集・分析するためには、まずは、社員全員に健康診断を受けさせ、そして、予備軍と判定された方のうち、疾病リスクが高いと判定された方と、既に疾病が発覚した方とに対して、医療機関での指導や治療を受けるよう、様々な方法で、促しているというのが現状のようです。

社員の2割が再検査を受けない

何度となく促しても、社員の2割は、病院へ行ってくれないそうです。健康は自己管理なのだから、会社からあれこれ言われたくないと言う社員もいらっしゃるとこのこと。そうした社員にどのような動機づけをしていくかを課題にしていらっしゃる企業や、また、扶養者の健診率が低いことを課題としていらっしゃる組織もありました。

実は私は健康診断が嫌いです

サラリーマン時代には、自主的に隔年でしか健康診断を受けていませんでした。なぜ隔年かといえば、2年連続で受けないと人事部からお叱りがあるのですが、1年だけなら「忙しかったので・・」という言い訳が通じたからです。「それなら隔年でいいや」という確信犯でした。

私は、健康診断を受けると不調になります(笑)。レントゲンの放射線云々ということ以前に、実際、採血中に気絶したこともありますし、バリウムを飲まされた後、吐き気・胃のむかつきがして、しばらく病院のベッドに横にならせていただいたこともあります。普通の生活をしていて、200mlの血を抜かれることやバリウムを飲むことなんてないわけですから、そうした、不自然なことが体に大きな負担となっていると思っています。

そんなものが必要のない生活をすることを心掛ける方が私にとっては、ずっと楽です。

再検査の必要がなくなるくらいの知識を提供することが重要

健康診断で再検査が必要だと言われないような生活とはどのようなものなのか、忙しい仕事の中で、短い時間のなかで、できることは何なのか、そうした情報や知識を社員に提供することの価値は大きいと思います。

健康診断は、そもそも、社員の健康状態を客観的に測るためのもので、健康診断を受けたからと言って、社員が健康になるわけではありません。社員に食事や運動やストレスマネジメントについて十分な情報を提供し、自主的に選択・実行できるような環境を整えることが、まずは、大切なのではないかと感じます。

特定健診を受けさせること自体が目的ではないはず

特定健診が義務付けられたことで、健康診断や特定保健指導を受けさせること自体が目的化してしまう危険性を感じました。督促することに時間と労力を集中させるのではなく、社員本人が、その大切さを自覚し、自分で選択できるような教育の仕組みが必要に思います。

万歩計を活用してゲーム化したイベントやイントラネットの仕組みを考案されたりもしています。自主的に運動しようという気持ちや楽しく運動する動機付けとして、効果的な取り組みだと思いました。

社食を工夫されている企業さんもありました。

働く人のお昼ご飯は、その人の健康にとって、とても重要な役割をもっていますから、社食を健康的なメニューに置き換えることは、非常に大切で重要な取り組みだと思います。

でも、それは、会社から与えられているものです。会社の外に出た時、家に帰った時、外食した時、週末や休暇中など、社員が会社の外で過ごす際、どのような食が好ましいのか、そうした、知識を社員に備える環境づくりも必要に思いました。社員が食についての正しい知識をもって、自ら選択していける仕組みです。

統合食養学のヘルスコーチができること

社員に与えるだけの環境や仕組みではなく、社員が能動的に自発的に理解し・行動に移そうと考え・選択できる環境を整えることが、今後、更に重要になるように思います。そうした機会に、統合食養学のヘルスコーチができること、お役に立てることはたくさんあると実感しました。

健康診断や特定健診が必要悪であることは否定しません。が、その「必要」を生み出している根本を直す/治すことから考えることの大切さを見落としてほしくないと感じます。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。

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