健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングするソフィアウッズ・インスティテュート

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カロリーだけに注目する姿勢を見直そう。なりたい自分に近づく「ホリスティック栄養学」の考え方

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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日経ウーマンオンラインが2019年2月をもって閉鎖されることとなり、それに伴い、2014年2月~2014年12月まで連載していた『なりたい自分になるNY流栄養学 ホリスティック美女講座』の記事をこちらに再掲しています。

2014年2月3日

 こんにちは。ホリスティック・ヘルスコーチの森です。みなさんは、ホリスティック栄養学って、聞いたことありますか? まだ日本ではあまり聞かない言葉だと思います。ホリスティックという言葉は、名詞「ホーリズム」の形容詞形で、「全体論」を指す哲学用語です。「全体は、それを構成する部分の総和よりも価値がある」「固体は、個々別々に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっている」という理念です。東洋医学の「一物全体」「身土不二」と同様の理念ですね。

カロリーだけでなく、全てを考慮に入れるから、ホリスティック

 そのため、ホリスティック栄養学(統合食養学)は、カロリーだけに着目することはしません。あるいは、ビタミンやミネラルなど個々のミクロ栄養素だけを食品全体から切り離して考えることもしません。

 現在までに科学は、食品に含まれる多くのミクロ栄養素を発見してきましたが、全てを解き明かしたわけではありません。日進月歩で、新しい栄養素が日々発見されています。ということは、まだ発見されていない栄養素もたくさんあるということです。ですから、いくら今、判っているだけのビタミンやミネラルや酵素のサプリメントを積み上げたところで、自然食品を丸々食べること以上の価値はないということが解りますよね。

サプリメントをただ積み上げるより、自然な食材を丸ごと料理して食べるほうがやっぱり大切。

 それに、私達は、自分が肉体以上の存在であることも知っています。心? 魂? エネルギー? が肉体の中に存在している実感がありますよね。それは、自然食品についても同じです。たとえ、将来の科学が全ての栄養素を解明したとしても、それはあくまでも物体としての自然食品について解明したにすぎません。自然食品のもつ自然エネルギーについて解明したわけではないですよね。食品を食べる時、私達は、その食品のもつ物質的な栄養素だけでなく、目に見えないエネルギーも戴いています。ですからやはり、サプリメントを積み上げても、自然食品を丸丸食べること以上の価値には到底及びません。

口に入れる食べ物は「二番目に大切な食べ物」、では一番目は?

 また、ホリスティック栄養学は、食事に対し、プライマリー・フード(Primary FoodsTM)*1とセカンダリー・フードの両面からアプローチします。セカンダリー・フードは、「二番目に大切な食べ物」と訳しますが、これは私達が実際に口に入れる食べ物のことです。従来の栄養学は、このセカンダリー・フードについて研究するものですね。

 では、ホリスティック栄養学が、「一番大切な食べ物」プライマリー・フードと呼ぶものは何でしょうか。

*1 Primary Foodsは、米国ニューヨークに在する世界最大のホリスティック栄養専門学校、Institute for Integrative Nutritionの登録商標です。

それは、私達の心の食べ物です。友人や家族や同僚との良好な人間関係、やりがいのある仕事・充実したキャリア、適度な運動や遊び、ボランティア活動や瞑想や信仰などの精神的な活動など、心の温かさや安定や充実感、幸福感を高めてくれる事柄です。

 私達は、私達を取り巻く環境とつながっていて、切り離して考えることはできません。日々の生活において、良質なプライマリー・フードが不足している時、私達は、セカンダリー・フードによってその空腹を満たそうとすることがあります。

 反対に、プライマリー・フードで心が満たされている時、私達はセカンダリー・フードを食べることを忘れてしまうこともあります。子供の頃、お腹が空くのも忘れて遊んだことを思い出してみてください。あるいは、週末、特に何もすることがなく、家で退屈にぼぉーとテレビを観ているような時、特にお腹も空いていないのに、ついついお菓子を食べ過ぎてしまうようなこと。

 プライマリー・フードが変われば、自ずとセカンダリー・フードも変化します。反対に、プライマリー・フード(心)の状況を無視して、セカンダリー・フード(食事)だけを変えようとしても長続きはしません。だからこそ、ホリスティック栄養学は、その両方にアプローチすることが非常に重要だと考えるのです。

変えることのできない要素と、変えられる要素からなる「バイオ個性」

 プライマリー・フードの状況は、ひとりひとり異なります。あなたとまったく同じ状況の人なんて、探せませんよね。例え遺伝子(DNA)が同じ一卵性の双子でも、プライマリー・フードは異なります。ですから、皆が、同じ食品を同じように食べて、同じように健康になれるわけではないのです。でも、異なる食事をしても同じような結果が得られることもあります。それを「バイオ個性」(Bio-IndividualityTM)*2と呼び、バイオ個性に着目するホリスティック栄養学を、ポストモダンと呼びます。

 私達のバイオ個性は、性別、人種、血液型、誕生日(年齢)、生まれた季節や地域環境、両親の健康状態など、生まれる前に準備され、変えることのできない「コンスティテューション」と、今住んでいる地域の環境、季節、家族構成、友人関係、交際関係、仕事の状況、趣味や娯楽の嗜好、信仰、精神性、運動など、様々な環境要因から影響を受け、時間とともに、場所とともに変化する、そして、努力することで、ある程度変えることのできる「コンディション」の両方から作られています。プライマリー・フードは、コンディションに含まれます。

 太りやすいDNAを持っている人が、かならず太るわけではないように、背が高くなるDNAを持っている人が、必ず背が高くなるわけではないように、癌のDNAを持っている人か、必ず癌になるわけではないですよね。それは、私達のバイオ個性が、コンスティテューションだけでなく、コンディションよっても形成されているからです。そして、私達は、コンスティテューションを変えることはできませんが、コンディションを意志の力によって変えることができます。

 なりたいあなたをイメージし、プライマリー・フードの状況を考慮して、あなたのバイオ個性に適したセカンダリー・フードを見極める。それがポストモダンなホリスティック栄養学の考え方です。

 あなたの食事(セカンダリー・フード)を考える時、カロリー計算だけでなく、あなたを形成する全て(心と体)を考慮に入れる栄養学だから、ホリスティック。ひとりひとりのバイオ個性に着目するからポストモダン。

 そして、あなたが、なりたいあなたになるために適したプライマリー・フードとセカンダリー・フードを見つける旅をガイドし、あなたと共に歩むのが、ホリスティック・ヘルスコーチです。この連載では、みなさんが知っているようで知らない、あるいは、断片的には知っているけれど実は大事なところを見落としているヘルス分野の様々な知識、事柄について、ホリスティック栄養学の観点からお話ししていきます。楽しみながら、なりたい自分に近づいていきましょう!

*2 Bio-Individuality は、米国ニューヨークに在する、世界最大のホリスティック栄養専門学校、Institute for Integrative Nutritionの登録商標です。

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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