やる気を持続させるために自分へ問うべき質問

2017/08/29/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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新しいエクササイズや瞑想や食事法等を、「これから毎日がんばるぞ~っ!」と、やる気満々で始めたものの、ほんの1-2日で止めてしまったことはありませんか?

たぶん、これって珍しいことではなく、大抵の人が経験していることではないでしょうか。

「やる気」を、新鮮な状態で、缶や瓶に閉じ込めておけたらいいんですけどね。

今回は、そんな「やる気」の持続方法について、私が大好きな米国ヘルスコーチのひとりクリス・カーがブログに書いていたものを和訳要約してお伝えします。

(ソフィアウッズのブログの常連さんは、もう、クリス・カーをよくご存知だと思います、笑)

クリス・カー

私達は、誰しも永遠の変化を望んでいます。何かを始めたら、ゴールテープを輝かしく切ることを想像します。

でも、「やる気」は、意志の力では湧いてはきません。

どう生きるかといった考え方、つまり、マインドセットが重要です。「やる気」を持ち続けられるマインドセットの作り方についてお伝えします。

1. 自分の「なぜ」に明確に答える

私が長い間やる気を持続できているとしたら、それは、私が「なぜ」それをやっているのかについて明確な答えを持っているからです。

行動の後ろにある真の理由が私の燃料となります。

例を挙げるとしたら、ヴィーガニズム(ヴィーガン主義)でしょうか。私の「なぜ」(なぜヴィーガンになったのか)は、私自身と動物と地球の健康にとって、より良い選択だということを深く信じているからです。

それに世の中には、たくさんの美味しいヴィーガン食があります。従来のレシピをヴィーガン対応するための情報もたくさんあります。だから、何かが足りないという感覚はありません。

ウィン・ウィンです。

私の行動が、私の「なぜ」、つまり私の価値観や感情や、私が世の中に創り出したいものに沿っている時、私の「やる気」が枯渇することはありません。

もちろん私の「なぜ」は北極星(全ての人が目指すべき唯一の目標) ではありません。

あなたの「なぜ」は、あなたの力の源です。

時間をかけてあなたの「なぜ」を掘り下げていけば行くほど、雑音を消し去ることが容易になり、望む人生を創っていくことが可能になります。

「なぜ」の条件

「やる気」が燃料不足になった時、私は「なぜ」にもたれかかることにしています。

目標を再確認する時、そして、「なぜ」それをやっているのか再認識する時、目標を実現する可能性が高まります。

私は、がん宣告を受けながら健康を回復させました。ビジネスを成功させました。そして自分でも羨むほどの日々を手に入れました(ほとんどの日ね。)

1. 100%完全にあなた自身の答えである

「なぜ」への答えが、誰かからの借り物のでは上手く行きません。

あなたの人生や夢や目標は、誰かと比べることができないし、真似をすることもできません。

2. あなたがしたいことである

「するべきこと」でも、ましてや「こうするべきだ」という誰かの期待でもありません。そうした理由(答え)は、あなたを疲れさせるだけです。

3. あなたにとって最も重要なことである

もしエゴ(利己心)や恐怖心や過去の傷などのせいで、誤った方向にやる気をもってしまったとしたら、結果は破滅的です。

目が覚めて、なんであんなことをしてしまったのかと考え込んでしまうことでしょう。

それは、自分自身の真実と、つながっていないから起きるのです。

2. 行動する

何か新しいことを始めた時には、それに慣れてくるまで時間が必要です。今までのやり方に慣れてしまっているので、新しい筋肉をつける必要があります

例えば、運動することをサボった時、自分自身を指さして責めたくないために、大抵は、疲れているからとかなんとか大袈裟な理由をつけたくなります。

でも、自分自身の抵抗に抵抗して、ランニングシューズに足を入れると気分が良いものです。自分が強くなったような気持ちになります。自分にこんなエネルギーがあったことに驚きます。知らないうちに気分が良くなっていきます。

こうした感覚は、自分でしか起こすことはできません。

体の動きは、心にも生活にも、そして人生にも動きを創り出します

ほんのちょっとした行動で、私たちは心の状態を変えることができます。結果、肉体的な状態を変えることにつながり、生活も人生も変えることができます。

だから、過去を呪ったり、未来を嫉む代りに、動きましょう。

今までよりもちょっとだけもっと行動しましょう。気がついたら、「やる気」はあなたの特技になっているはずです。

3. 頑なにならない

完璧主義ほど害のあるものはありません。完璧主義とは

「上手にできないことは、やりたくない」

と、いう心の状態です。

体は寛容、でも心は悪党

私たちの体は、あなたが考えるよりも寛容です。

でも、私たちの心は、ものすごい悪党になることができます

例えば、たまにドーナッツ1個くらい食べても、体への影響は大してありません。

でも、心は・・・

「ああ、もう止まらない。
箱ごとドーナッツ持ってきてちょうだいっ!!」

と、いう感じになります。(経験はありませんか?)

もし次に、失敗してタオルを投げたくなったら(ギブアップしたくなったら)、次の言葉を思い出してください。

完璧ではなく向上

向上は、美しい
向上は、創造力や革新力の扉を開ける鍵
向上は、頑なでも、正統性を主張することもない

完璧は、向上の死を意味する
完璧は、頑固で無味乾燥

向上は、2歩進んで 1歩下がるのは普通だと知っている
完璧は、1歩下がることを許さない

あなたの人生に起こる変化、全方位からの変化を抱きしめてください。そうすれば、あなたに切れないゴールテープはありません。

え?ドーナッツの件?

ドーナッツを一箱食べてしまったとします。

向上は、あなたに自分を完全に許すように伝えるでしょう。本当に成功している人は、自分自身の失敗や些細なミスに囚われません。彼等の目線はもっと高いところにあります。

だから、(ドーナッツを食べた後の)指を舐めて、次へ進みましょう。

4. 自分自身を応援する

向上していることを実感するのは大好きです。

でも、向上しているあなた自身をその度に誉ることをあまりしていないのではありませんか?

誉める代りに、どちらかというと、まだやっていないことまだできていないことに気持ちが集中しているように思います。次にはもっと上手にできるように。

でも、それをやり過ぎると、凹みます。あなたの中の小さな子供が、

「彼女は何をやっても喜ばない」

と、感じてしまいます。 そうすると、お酒に手が伸びてしまいたくなります。

1. 3つの勝利

2~3年前に、私と夫は「3つの勝利」というゲームを始めました。

一日の終わりに、あるいは、一週間の終わりに、上手くいった事3つをお互いにシェアすることにしたのです。(どんなに小さなことでも。)

2. 感謝する

そして、上手く行ったことを感謝するのです。些細な感謝の気持ちは、全ての物事を変化させます。

こうすることで、毎日、自分の向上を確認することができ、自分自身に対して優しくなれるようになりました。

「やる気」を持続させたいなら、自分自身の向上や改善についてちゃんと認識することも必要です。できなかったことや失敗したことばかりを考えるのは止めましょう。

「やる気」を持ち続ける方法は他にももっとたくさんあります。

でも、今日のところは、これくらいで十分です。

原典:「How to get motivated」, Chris Karr

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

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