バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
政府による日本の生産者のための国際見本市
今年は、3月6日から9日まで開催されている日本最大級の食品見本市 Foodex Japanで、JETRO(ジェトロ、日本貿易振興機構)主催の商談通訳として参加しました。
JETROが世界中から希望するバイヤーを招待し、日本の生産者・製造者に売り込みの機会を作っているのです。業界関係者の話では、個別商談会への参加を希望するバイヤーには、ジェトロ、つまり日本政府が、渡航費と宿泊費を支払って連れてきているのだそうです。バイヤーの中には、南アフリカから来ていた方もいらしたので、それだけ多額の私達の税金がこの食品見本市に注がれていることになります。
ですから、日本の生産者さん達には、是非ともこの機会を利用して、商談成立させてもらわないことには税金が無駄になってしまいますから、一国民としても力が入ります。
ベトナム企業担当の商談通訳
私が担当となった海外バイヤーは、ベトナムの「源輝(GENKI JAPAN)」という会社でした。
CEO(最高経営責任者)は、39歳の女性。2人の小学生の子供をもつシングルマザーでした。大学を卒業すると同時に起業し、今では輸出会社、日本食品の卸、和食レストランの3社を経営している敏腕女性です。
日本食品卸の主な顧客は、5つ星ホテルや高級和食レストラン。
なので、今回の主な目的は、業務用の良質な和食材の買い付け。今後は、スーパーマーケットやコンビニなど消費者向けの流通、特に、お酒と飲料に力を入れて行くとのことでした。
2日間で、日本企業22社との商談をこなしました。
私の出身地である静岡県の生産者さん達や、母の出身地である愛媛県の生産者さん達が多く商談にいらしていたのが、勝手に嬉しかったです。
商談に持ち込まれた様々な試食品
日本企業の皆様は、商談のため、試食用に様々な商品をもってきてくださり、まだ販売前の新商品などもあり、2日間で本当に多くの食品をいただきました。通訳の私もご相伴に預かり役得でした。
上の写真は商談にいらした生産者さん達が置いていかれた見本品の一部です(CEO撮影)。CEOの空のスーツケースに入りきれないほどになりました。
私お勧めの商品
その中でも、消費者向けにオーガニック栽培や無添加の商品を作っている生産者さん達にホームページでご紹介する許可申請をさせていただきました。
現在までのところ、許可をいただいたのは、
- 佐々木製茶さん。無農薬の緑茶パウダーはこちらです。
- 浜左園さんは、有機の茶葉をお取扱いですが、オンラインショップでは、通常栽培のもののみ掲載されていらしゃるとのことでしたので、ホームページへのリンクのみとさせていただきます。有機の茶葉にご関心のある方は直接お問い合わせくださいね。
- マルモ青木味噌醤油醸造場さん。有機・無添加のお味噌(赤・白あります)などのショップはこちらから。
ありがとうございました。
リオの市川社長をCEOに紹介
ジェトロが予定した全ての商談を終了した後、以前、オーガニック・エキスポで知り合ったリオの市川社長がFoodexに出展されていたことから、このベトナムのCEOに会っていただきました。
市川社長は、オリーブオイルや醤油などの液体を燻製させる技術を開発し特許も取得されています。
なんと市川社長は、燻製醤油の試食用にお刺身を2種類用意してくださっていました(写真はCEO撮影)
試食したCEOの感想は上々。
燻製させるには、加熱しなければならないので、
燻製の刺身などありえないが、
この醤油を使ったら、燻製の風味を楽しみながら、
ネタの新鮮さも失われないので感動した。
初めての食体験。
と、のことでした。この商談上手く運ぶことを祈っています。市川社長の製品は、こちらで購入できます。
この他にも最近開発したばかりという秘密兵器も試食させていただきました。そちらの商品は、プロのシェフにしか販売しないという特級品。むちゃくちゃ美味しい!欲しい!!是非、小売りもしてくださ~い ♡
なお、私個人/ソフィアウッズ・インスティテュートと市川社長との間になんらビジネス上の関係はありません。単に社長の商品が美味しいので好きなだけです。
最後にCEOと記念撮影
別れ際、彼女からお土産をいただきました。ベトナムの旧正月の時に食べる特別な食べ物だそうです。包んであったのは本物の葉っぱでとても良い香りがしました。中身は、甘い物かと思っていたら、なんと、鶏肉や豚肉が詰めてあるお惣菜(ちまき?)でした。スパイスもほどよく利いていて、とっても美味しかったです。
今回、通訳をしてみてあらためて思ったのは、こうして私の英語力を活用して誰かの役に立てるのは、とても嬉しいことだということと、でもやっぱり通訳は私の仕事ではないということ。
矛盾しているように思われますか?
仕事としてではなく、人助けのために英語を使うことには、何の躊躇もありません。
でも、やっぱり誰かの言葉を右から左へ、単に言語を変換するだけで、オウムのように繰り返すだけのことにフラストレーションを感じてしまうのです。だから仕事としては無理です(笑)。
「私は商談をする側になりたい。商談の通訳ではなく。」と大学生の時に通訳のアルバイトをした時に感じたことを再確認した2日間でした。
とはいえ、こういう単発での通訳のご依頼は、随時お受けしていますので、お気軽にご連絡ください(笑)
>>『アジア最大の食品見本市Foodexに今年も商談通訳|参加して感じたこととお勧め食品』
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