バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
心と体をつなぐホリスティックな食事法について、
ニュースレター登録者限定のキャンペーン情報等も配信しています。
ご登録は、こちらから
もれなく統合食養学(ホリスティック栄養学)冊子が無料ダウンロードできます
愛と健康
愛のあるロマンチックな関係が私達の健康にとって、とても良い効果があるという複数の研究報告を見つけました。
健康診断でコレステロール値を指摘された人、あるいは花粉症のある人は、パートナーとのキスやセックスを増やした方がいい理由を科学が後押ししてくれていますよ!
愛着ホルモンが糖尿病と肥満と心疾患を改善する
愛着ホルモンのオキシトシンが十分に分泌されている健康効果が報告されています。
糖尿病と肥満症の患者さんの血液中のオキシトシンの濃度が著しく低いことが報告されています。これは、心臓代謝性疾患の原因にオキシトシンを分泌する体内の仕組みが関与している可能性を示唆しているのだそうです。
また、オキシトシンが脂肪組織と骨格筋のブドウ糖の吸収、脂質利用を促進することを示している研究もあり、オキシトシンを分泌する仕組みが不全になると、インスリン抵抗性と脂質異常症が起こる可能性がマウスの実験で示されています。
更に、虚血性心疾患または心不全の患者さんに、オキシトシンを直接、心筋注射したところ、さまざまな心保護効果を示したとする報告があります。 オキシトシン治療は、心臓細胞のアポトーシス、線維症、肥大を軽減したそうです。
ちなみに、オキシトシンが不足すると甘い物欲求が高まりますから、糖尿病や肥満の人には悪循環が生まれます。
アレルギーの改善にはキス
被験者の全員が日本人の研究です。理由は、日本人は普段キスをする習慣がないので、キスの効果が検証しやすいからだそうです(笑)
皮膚が赤く腫れるアレルギー反応(皮膚膨疹)を次の3つのグループに分けて調査しています。
- 30人の正常な被験者
- 30人のアレルギー性鼻炎(AR)
- 30人のアトピー性皮膚炎(AD)
なお、アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎を持っている被験者の全員には、ハウスダスト、ダニ、スギ花粉のアレルギーがあります。
被験者には、ソフトミュージックが流れている密室で、30分間、恋人や配偶者と自由にキスをしてもらいます。キスの前後には、皮膚のプリックテストを実施し、膨疹反応を測定します。
プリックテストとは、即時型アレルギーの検査として、プリック針でアレルゲンを少量皮膚に入れ、15分後に出現した膨疹径を測定する検査です。
ちなみに、アレルギーの検査で用いられる他の方法には、パッチテストがありますが、パッチテストは、アレルゲンを患者さんの健常な皮膚に48時間貼布し、得られた反応を一定の基準のもとに判定する方法です。
結果、キスによって、ハウスダスト、ダニ、スギ花粉によるヒスタミンの発生は抑制できませんでしたが、皮膚の膨疹(アレルギー症状)が減少されました。つまり、キスには抗ヒスタミン作用があるということではないでしょうか。
一方で、正常な被験者では変化が起きませんでした。
コレステロールもキスで減る
ロマンチックなキスが、血中のコレステロール値、知覚ストレス、うつ病、人間関係の満足度に与える影響を調べた研究がありました。
結婚または恋愛関係にある52人の健康な成人を次の2つのグループに分け、6週間過ごしてもらいます。
- キスの頻度を多くする
- 普段通りに過ごす
実験の前後で、次の事柄を調べています。
- 心理状態についての自己申告票への記入
- 血液検査
6週間後の検査では、キスを多くしたグループで、次の改善が観察されました。
- 知覚ストレス
- 人間関係満足度
- 総血清コレステロール
キスでコレステロールが減少するメカニズムが気になります。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
健康診断でコレステロールを指摘された人、メタボ気味で生活習慣病が気になる人、あるいは花粉症がある人は、パートナーとのキスやハグの頻度を増やしてみるのはどうでしょうか。
食事を改善したり、運動をすることも大切ですが、パートナーとのキスやハグで改善できるのなら、楽しく続けられそうではありませんか?
ご自分ではなく、パートナーの健康が心配という人も、パートナーを抱きしめてあげてくださいね。
今回ご紹介した様々なホルモンの作用や増やし方減らし方については、マインド・ボディ・メディシン講座セルフドクターコースで詳しく教えています。
あなたもソフィアウッズ・インスティテュートのマインド・ボディ・メディシン講座セルフドクターコースで学びませんか?
セルフドクターコースでは、あなたが食を通してご自身の主治医(セルフドクター)になるために、必要な知識とスキルを教えています。
新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。
あるいは、食事改善に取り組みたいけれども、おひとりで取り組むことに不安や心配があるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
プライベート・ヘルスコーチング・プログラムについて
お気軽にご相談ください。
初回相談を無料でお受けしています。
心と体をつないで健康と幸せを手に入れる
ニュースレターのご登録は、こちらから
統合食養学(ホリスティック栄養学)冊子が無料ダウンロードできます
参考文献:
- “Love and the Brain”, Harvard Mahoney Neuroscience Institute, Harvard University
- “Oxytocin and cardioprotection in diabetes and obesity”, Jankowski M, Broderick TL, Gutkowska J, BMC Endocr Disord. 2016 Jun 7;16(1):34. doi: 10.1186/s12902-016-0110-1
- “Kissing reduces allergic skin wheal responses and plasma neurotrophin levels”, Kimata H, Physiol Behav. 2003 Nov;80(2-3):395-8.
- “Kissing in marital and cohabiting relationships: Effects on blood lipids, stress, and relationship satisfaction”, Kory Floyd, Justin P. Boren, Annegret F. Hannawa, Colin Hesse, Breanna McEwan, Alice E. Veksler, Western Journal of Communication, Volume73, Issue number 2, pp113-133, Apr 2009, CLAS-SS: Human Communication, Hugh Downs School of Research
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング