ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

健康と幸せを手に入れるホリスティック・ヘルスコーチの食事法

腸内細菌時代の食事と病気(がん)を科学的に考える

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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科学専門誌『ネイチャー』の、更に専門誌『セル(細胞)』に掲載されたがんと食事と腸内細菌に関する論文が、統合食養学のアプローチを科学的に正当化してくださっており、興味深かったので、和訳要約してご紹介します。

ところどころに私の感想を入れています。

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流行の「これがヘルシー」と、いう食事法は移り変わります。

しかし食事と腸内細菌との相互作用への理解が進むにつれ、専門家の見解は一致してきています。

食事に対する腸内細菌の反応や、免疫機能と代謝機能を調整する能力についての科学的な裏付けが、様々な種類のがんに対する新たな研究機会を生みました。

食事 – 病気

植物性の食品を多く食べ、それ以外の食品をほどほどに控えることを勧めるエビデンスベースの(科学的根拠に基づいた)食事療法は、腸内細菌の研究が黄金期を迎える40年以上も前から研究によって裏付けられ、長きに渡って、がんリスクを低減するためだけでなく、病気の罹患率と死亡率を低減するための公共衛生上の重要なメッセージとなってきました。

食事 – 腸内細菌 – 病気

そして今、心疾患やがんのリスクを

  • 上昇させる食事性要因(超加工食品、加糖、精白された穀類、四つ足動物の肉)あるいは
  • 減少させる要因(全粒穀類、ナッツとシーズ、豆類、食物繊維)

が、腸内細菌の構成を決める要因でもあることを私達は理解し始めました。

参考:『ウルトラ・プロセスフード(超加工食品)店の優良顧客は、〇〇になりやすくて、すぐ死ぬ!?

食事と病気(がん)の関係の仲介者として、重要な役割を担っていることが判明したことで、腸内細菌のへ関心が高まっています。

私達の胃腸に住んでいる細菌は、私達が食べるものを食べます。

彼等は、私達を変え、私達は彼等を変えます。

食事-腸内細菌-がんの関係軸は、大腸がんの研究から得られた知見がほとんどですが、食事と腸内細菌との相互作用は、大腸の粘膜層だけに留まらず、ヒトの健康と病気に影響を与えています。

腸内細菌の構成を決定する要因

  • 宿主の代謝能力
  • 代謝副産物と腸内細菌との関わり方

こうした相互依存関係の健全性が、腸内の健康と免疫力と関係し、がんリスクに影響を与えていることが示唆されています。

身近さと複雑さが人々の混乱を生む

栄養学と腸内細菌は、がん患者だけでなく、自分や家族の健康を守りたいと思っている、がんを発症する可能性のある全ての人にとって、ますます魅力的なものになっています。

確かに栄養学は、とても身近な科学分野です。なぜなら私達は皆、食事をし、そのことについて誰かに話すことができるからです。

しかしながら、こうした身近さと、特定の食品や栄養素(例えば、脂質やスーパーフードなど)に限定した還元主義的(ミクロ栄養素にフォーカスした)アプローチは、人々を「これを食べなさい。これはダメ」という混乱と忍耐に陥れます。

註:還元主義:すべてを構成要素に分解し、ミクロ要因から、全体の解決策を導こうとする思考

ミクロ栄養素を用いたアプローチの失敗と危険性

がん予防のために、特定のミクロ栄養素(例えば、ベータカロテンなど)に限定したアプローチは、様々なサプリメントを用いた複数の臨床研究を生みました。しかし、そのいくつかは、不幸にも、還元主義的アプローチの危険性を証明する素晴らしい教訓となりました。

初期の疫学研究は、自然食品からこうした栄養素を大量に摂取することは、有益であるとしてきました。

しかし、サプリメントを用いた介入研究では、ミクロ栄養素の大量摂取は、がんリスクや発症に何の影響もないだけでなく、潜在的な害がある可能性をも示唆しています。

にもかかわらず、興味深いことに、がん患者を含め、消費者向けサプリメントの市場は、今も拡大し続けています。

食事はミクロ栄養素ではなくホールフードで

ひとつの食品やサプリメント(またはドリンク剤)だけを摂り続けることでは、健康的な栄養バランスを得ることは決してできません。

(ソフィアウッズ・コメント:やっぱり、ホールフードですね)

こうした栄養素とがんの関係についての学びは、腸内細菌へのアプローチについても、ミクロ要因ではなく、全体にフォーカスすることの重要性を表しています。

腸内細菌の役割もホールで考えるべき

それと同様に、抗がん作用のある腸内細菌を定義する上で、一つの種(しゅ)や菌株だけにフォーカスしても効果的な結果が得られるとは思われません。

腸内環境が健康で安定している時、多様な常在菌がコロニーを形成し、腸内の空間と栄養を支配し、一時的に腸内を通過している病原菌や腸内に住んでいる悪玉菌に対して、抵抗力をもちます。

腸内細菌を健全に保つには

多くの研究データが、健康的な腸内細菌は、食物繊維が多い環境で進化し繁栄することを示しています。

そのため腸内細菌は、炭水化物の中でも特に

  • 食物繊維を多く含む難消化性炭水化物や
  • レジスタントスターチ(難消化性澱粉)

の多い植物性食品(例えば、野菜、果物、豆類、全粒穀類など)を主なエネルギー源としています。

腸内細菌はマックを好んで食べる

(ソフィアウッズ・コメント:マクドナルドのことじゃないですよ。)

MACsが不足すると、腸の保護粘膜層の糖タンパク質が代替エネルギーを提供してくれますが、その状態が続くと、腸壁の崩壊し、例えば、リーキーガットが起こりかねません。

さて、MACsの正体とは?

そして、

  • 米国におけるがん患者への一般的な食事指導
  • 治療効果を左右する腸内細菌の顔ぶれ
  • 食事療法は腸内細菌を治療効果を治療効果が高まる構成へ修正できるのか?

などの続きは、

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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