工藤夕貴さんのオーガニックカフェでランチ | ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表　公認統合食養ヘルスコーチ（CINHC）、公認国際ヘルスコーチ（CIHC）の森ちせです。

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2月24日は、父の一周忌の法要でした。母の入院などもあったせいか、この1年本当にあっと言う間でした。そして、父のことを考えない日は一日もありませんでした。

父が存命の時は、毎日父母に思いを寄せるなんてことはありませんでしたが、この1年いろいろなことが脳裏に浮かんでは、しばらく考え込むという毎日でした。

折しもコロナウィルスが心配な時期ですから、葬儀当時ご参列くださった方々には、一周忌は家族だけで行う旨連絡し、家族だけの会となりました。また、免疫力の低い甥（弟の息子）への感染を心配し、料亭などでの食事を控えることとなりました。

当初、母が、それならば家族分の食事を自分が用意すると言っていたのですが、弟夫婦の意向により、弟家族は食事を共にせず、お寺で別れることになりました。

それならばと、妹が、女優の工藤夕貴さんが地元で経営されているオーガニック・カフェ『カフェ・ナチュレ』で食事をしようと提案し、一緒に出かけることとなりました。

左下のお家に夕貴さんが実際にお住まいです。カフェはその向かい側にあり、内装は、右下の2枚の写真のようになっています。

右上の看板は、オープン当初使用していたロゴだそうです。わんちゃんが逆さになっているのは、DOG を逆さにすると GOD になるという意味を込めて、夕貴さんが描かれたものだそうです。でも、ある団体から「動物虐待だ」とのクレームがあり今では2匹のプードルが並んでいるロゴが使われています。

右上の絵を見て「動物虐待」とまで想像する人/団体がいるというのには驚きました。無邪気なトンチの効いた絵も、悪意があるように見えてしまう人もいるということが少し悲しいですね。

カフェで提供されている食材の多くは、夕貴さんが畑でご自身とスタッフさん達と育てたオーガニック野菜やお米です。

私はタジンカレーを選びました。左側です。

写真だと分かりにくいですが、とっても細かく刻んであるニンジンや玉ねぎ等がたっくさん入っているカレーです。美味しかったですよー

右側のケーキは、母と半分こにして食べました。牧草で育った（近隣のミルクランドの）牛のミルクを使用したムース仕立てです。これもとっても美味♡

写真はありませんが、母と妹は、玄米粉のパスタを選んでいました。妹はこれが大好きだそうで、お店に着く前から玄米パスタを注文することに決めていました（笑）

とてもお天気よく、夕貴さんのカフェからは、富士山の大沢崩れが真正面にはっきりと見えました。

この後、人穴（ひとあな）さんにお参りに行ってきました。

何年ぶりかに行ったのですが、入口にボランティアセンターができていました。また、観光ボランティアといっしょでなければ、穴の中に入れてもらえず、穴の入口には、柵が置かれていました。

富士山が世界遺産に登録されたことで、洞穴を心無い観光客から守るためとの市による配慮ですが、人穴は、富士山信仰の重要な場所ですから、今まで、自由に穴の下まで降りて拝むことができていた地元の人間からすると、非常に迷惑な話です。

人穴なんて知る人ぞ知る場所でしたから、知らない人が入り込むようなところでは、そもそもなかったのです。それを木を伐り、大きな駐車場を造り、ボランティアセンターなんて作るから、古来からの修験者の信仰にまったく興味のない人達まで呼び込んでしまうことになったわけです。お土産品を販売するお店がなかったことがせめてもの救いですが、世界遺産にしていったい何を守ろうとしているのか、本末転倒に感じました。

夕貴さんのカフェは、とても見晴らしもよく、敷地も広いので、敷地内をお散歩したり、テラス席でお食事もできます。静岡県側の富士山にお越しの際は、お立ちよりくださいね。

そして東京へ帰る日の朝、母が太巻きを作って持たせてくれました。