バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
どんなに今の仕事が嫌いでも1日のほとんどを過ごすのは職場
どんなにあなたが今の仕事を嫌いだったとしても、私達は、起きている時間のほとんどを職場で過ごします。
悲しいことに、その時間は大抵、私達のストレスや疲労の根元だったりします。でも、そのストレスの一部は、私達自身が、過去に囚われ、将来を心配し、現在を生きていないことから生んでしまっているものです。
企業買収なんて仕事をしていた頃の私には、常に、「不幸ではないものの、幸せでもない感じ」がつきまとっていました。仕事の内容自体は大好きなものでしたが、異端を許さない集団心理が充満した職場の雰囲気が私の心の大きな重荷となっていました。
どんな場所にいてもマインドフルに過ごすことは可能
そんな職場でも、どんな職場でも、マインドフルに過ごすことはできます。もちろん、周囲の人々や環境を変えることはできませんが、自分自身の気持ちの在り方を変えることはできます。
この言葉、過去の私に言ってあげたいと心から思います。
もちろん職場にヨガスタジオがない限り、ヨガマットや瞑想用のクッションやお香を職場に持ち込むことはお勧めしません。たぶん、同僚の方々をドン引きさせるか、怖がらせるかのどちらかです。
でも、ほんのちょっとの小さな習慣を持ち込むことで、生産性を向上させながら、ストレスを高めずに仕事をすることができるようになります。
オフィスでマインドフルに過ごす7つの方法
1. 意図する
仕事に取り掛かる前に、一呼吸置きましょう。
深呼吸して、今日一日を通して心静かに、“今”に集中することを心の中で確認する時間を作ってください。
かつての私は、職場につくなり、席に座ると同時にPCを立ち上げ、メールを確認し、昨日の作業の続きを始めていました。一呼吸おくことなんて、考えてもみませんでした。
2. ひとつの事に集中する
目の前にあるひとつの事だけに意識を集中させてください。
ひとつのことに集中できるまで、動作と思考をスローダウンさせましょう。
複数のタスクを並行して進められることが優秀の証のように考えている人もいますよね。でもそうすると大抵、完成していない中途半端な仕事が増えていくだけです。やり終えなければいけないまだ途中の仕事の山が高くなるほど、ストレスも高くなります。そして心を見失いがちになります。
「忙しい」とは「心を亡くす」と書きますよね。
これは本当のことです。
やらなければならないことがたくさんあったとしても、ひとつひとつのタスクに心を集中させることで、精神的な忙(せわ)しなさはなくなります。落ち着いて仕事を処理していくことができるようになります。
「急がば廻れ」です。ひとつのタスクだけに集中して、ひとつひとつ完成させていくことは、生産性が低いように感じるかもしれません。でもそうすることによって、ミスが減り、やり直すことが無くなるので、返って生産性・効率性が高まるんですよ。
私はそれを実体験としてもお伝えすることができます。
3. できるだけ楽しむ
職場の環境に楽しみを見つけることがマインドフルネスを職場で実行するためには不可欠です。
たまに窓の外を眺めてみたり、同僚と談笑したり、得意な作業を任されたことに感謝したり。。。
投資銀行時代、朝8時に出社して作業を始めてから、次に顔を上げて気がついた時は夜の8時だったことがあります。ランチも忘れ仕事に埋没していました。職場環境を楽しむ余裕など、当時の私にはまったくありませんでしたし、そんな発想すらありませんでした。
窓からの景色はそこでしか見られないものかもしれません。受付のお花は毎週あるいは毎日違うのかもしれません。何気なく見過ごしていたオフィスに新しい発見があるかもしれません。
4. 誰かといる時は心もそこにおく
誰かがあなたに話しかけてきたら、それまでやっていたことや考えていたことを中断しましょう。そして、その人に意識を向けてちゃんと話を聴きましょう。
例えば、誰かの話を聴いている時、その話を聴いているというよりも、どんな風に返答すべきか自分の回答を考えながら聴いていることありませんか。あるいは、片付けなければならない仕事のことが気になって、目の前の人の話をうわの空で聴いていたことはありませんか。
目の前の人ではなく、自分の思考に集中してしまっている状態です。
それは、マインドフルとはほど遠い心の状態です。
本当に喫緊の仕事で手が離せないのであれば、そのことをちゃんと相手に伝え、緊急な話でない限り、別の機会に聴かせてもらいたいことを率直に伝えましょう。
5. 休憩時間は自分の体と向き合う
ストレッチしたり、短い散歩に出かけたり、深呼吸したりしてください。
ランチを食べたりお茶を飲む時には、心を落ち着かせ、味や食感や温かさなど、物理的な刺激に、意図的に注意を向けてみましょう。5分あれば瞑想だってできます。目を瞑って、自分の呼吸のみに5分間だけ意識を集中してみましょう。
当時の私にとってランチは空腹を満たすだけのものでした。お茶は喉の渇きを癒すためだけのものでした。就業時間中にお茶のために時間を作った記憶はありません。呼吸していたかどうかすら記憶がありません。それだけ心に余裕がなかったんですね。
でも、心にゆとりがあるから休憩時間が作れるのではなく、休憩時間を意識的に作るから、心にゆとりが生まれることに今は納得しています。
6. 備忘用の印(しるし)を貼る
PCの縁やスマホ、机など目に入る場所小さな印を貼ってください。
小さな赤丸のシール等で構いません。特に目立つものである必要はありません。
そのシールが目に入るたびに、休憩をとったり、深呼吸をしたり、意図的に今に集中するためのサインにします。スマホのアラーム機能を使って、90分ごとにブルるようにしておいてもいいです。
昔の私が、こうしたちょっとした「気持ちを外す」秘訣を知っていたら、夜8時になるまで気がつかないなんてことは起きなかったはずですよね。今思えば、自分で自分を追い詰めていたように思います。
7. 一日の終わりは深呼吸で締める
大切なことは、オフィスを出る時、仕事を全てオフィスに置いていく決心をすることです。
もし気持ちがどこか別の場所にあるような時は、自分の呼吸に意識を向けましょう。そして、一日をマインドフルに過ごした自分を誉めましょう。
今日は終わったのです。
これからは、マインドフルネスを自宅で、あるいは友達や家族に対して実践するための時間です。仲間や家族や自分自身とまっすぐにマインドフルに向き合いましょう。
当時の私はなかなかブラックベリー(もはや死物?)を切ることができませんでした。休暇中も会社貸与のケイタイを所持していましたし。投資銀行の時は、情報漏えい防止のため、PCの持ち帰りが禁止されていましたから、帰宅さえすれば作業は物理的にできなくなるのですが(帰宅時間が問題ですよね)、経営コンサルだった時は、PCがあるなしに関わらず、24/7、四六時中、プロジェクトのことが頭の中にありました。
そんな私が当時、幸せでなかったとしても不思議ではありません。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
皆さんは、是非、私の二の舞とならない様、苦痛なオフィスでの時間をマインドフルに過ごしてみてください。どうせそこにいなければならないんです。だったら、可能な限り、そこでの時間を快適なものにしてみましょう。
もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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