ソフィアウッズ・インスティテュートの公式ブログ「図書室」

バイオ個性で食べて健康と幸せを手に入れるホリスティック栄養学ヘルスコーチ

家計に負担をかけずに有機栽培(オーガニック栽培)や自然栽培の食品を手に入れる方法

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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食品の安全と健康と家計の天秤は悩ましい

「自然栽培(無農薬・無肥料)の食品や有機栽培(オーガニック栽培)の
食品を購入すること、あるいは
食品添加物が使用されていない加工食品を購入することが
健康にとっても環境にとってもベストな選択です。」

なんてことは、皆さん、もうよくご存じですよね。

でも、それらの食品の価格は、通常栽培(農薬や化学肥料を使用した栽培)の食品や食品添加物満載の加工食品と比較すると、まだ、高めです。それにどこにでもあるというわけでもありません。

いくら、そうした安全な食品を選ぶことで、30年後の医療費がかからない健康体を維持できると言われても、30年後の医療費よりも今日の食費を気にしてしまうのが現実です。

家計に負担をかけずに、そうした食品を購入する方法があったら嬉しいと思いませんか?

あるんですよ!

でもその前に、自然栽培と有機栽培の違いについて復習です。

自然栽培

未だ農林水産省によって定義が確立していない栽培方法ですが、原則、有機か無機か化学物質かに関係なく農薬や肥料をまったく使用せずに野菜や果物を栽培する特殊な農法です。

こうした栽培方法でお野菜や果物を栽培している農家さんが次第に増えてきていて、以前よりも多種多様な食品が自然栽培で購入できるようになっています。

日本では食肉動物の飼育に関して、ホルモン剤抗生物質の使用を完全に排除した畜産に対する言葉がまだありません。が、そうした畜産農家さんは存在しています。そして、遺伝子組換え飼料や化学薬品に汚染されていないお肉類、卵、ミルクなどを購入することができます。

自然食品の専門店やネットショップなどで、「グラスフェッド」の牛肉や牛乳、チーズも購入できます。グラスフェッドとは、本来、牛の食ベ物である牧草(無農薬)のみを食べさせて育てたという意味です。もちろんホルモン剤や抗生物質も使われていません。

国産」というだけでは、食肉の安全性の保障にはなりません。私は「国産」の薬品まみれで丸まる育った肉よりも、輸入でも良いから、薬品まみれではない、グラスフェッドの安全な肉を選びたいと思います。もちろん、「国産」かつ「グラスフェッド」のお肉が一番ですけどね。

オーガニック栽培・有機栽培

欧州や米国と日本とでは定義が異なります。日本の有機栽培は、毒性が低いと国が認めた肥料と農薬を使用して栽培する方法です。

そうなんです。日本のオーガニック栽培は、無農薬ではありません。ましてや完全有機物のみを使用した栽培方法でもありません

とはいえ、化学肥料や化学農薬をフルに使った通常栽培法よりは、安全性は高いと思います。

栽培方法による農薬の成分比較

日本の有機認証の食肉は、遺伝子組換え飼料を与えていないということだけで、ホルモン剤や抗生物質の使用を否定しているものではありません。また、例えば、牛には、牧草のみを与えているわけでもなく穀類も食べさせていますし、鶏も放し飼いや平飼いされているわけでもありません。

海外の「グラスフェッド」とはまったく異なるものです。

とはいえ、化学薬品を投与され、遺伝子組換え飼料を与えられて育つ通常の食肉よりは、安全かもしれません。

問題は安全な食べ物の価格ではない

低価格な食品は、大抵、

  • 化学肥料や農薬を使って栽培されている(JAは農薬を販売している組織です)
  • 抗生物質やホルモン剤を使用して育てている
  • 遺伝子組換え作物
  • 防腐剤がふりかけられている輸入品

です。

なぜ安いのかを考える

農薬や化学肥料など、様々な薬を使っているから安いんです。そうしたものを使わずに安全に育てようとしたら手間暇かかります。手間暇をかける替わりに薬をかけているから安いんです

薬を使っているので、形も大きく綺麗に見えます。

加工食品も、自然食品や調味料を使う代りに、食品添加物を使ってるから安いんです。

自然栽培やオーガニック栽培、無添加の食品が高いのではありません。

通常栽培の食品や食品添加物を使用した加工食品が
なぜ、そんなに安いのか

それを考えて欲しいのです。『有機栽培?オーガニック?自然栽培? – 食品の安全性について』も参考にしてくださいね。

経済的に安全な食品を手に入れる方法

ちょっとした計画と知識があれば、経済的に食事を安全なものにすることができるんですよ。

1. 残留農薬の多い食品・少ない食品を知る

全ての食品を自然栽培や有機栽培にするのは経済的に大変だと感じるかもしれません。でも、残留農薬が検出された食品だけを自然栽培や有機栽培にしたら、少しは楽になりませんか?

ちなみに、「国産」というだけでは「無農薬」ではないですし、「非遺伝子組換え」でもありません。

残留農薬が検出された国産の野菜と果物

この表は、2011年農林水産省が発表したデータを基に、ソフィアウッズ・インスティテュートが集計したものです。

これらの食品だけでも有機栽培や自然栽培のものに変えると安心です。

番号を黄色で示している食品は、赤色の食品と比較してかなり僅かな検出でしたので、別枠にしました。ブドウやリンゴは健康機能を考えると、皮ごと食べなければ意味のない果物ですから、有機や自然農のものを食べて欲しいですね。

最近では、減農薬、有機栽培、無農薬栽培のフルーツも増えてきています。

なお、最新のデータを反映させた表は、ソフィアウッズ・インスティテュートのヘルスコーチング・プログラムを受けているクライアントさん達限定で配布しています。また、ソフィアウッズ・インスティテュートが作成したコンテンツなどを商用にご利用になられたい方は、『著作物の利用について』をご確認上、お問い合わせフォームよりご相談ください。

2. 安全な輸入品を知る

米国の環境グループ(EWG)が米国産の農産物で残留農薬が無いか少なかった食品リストを毎年発表しています。その情報を基にソフィアウッズ・インスティテュートは上の表を作成しています。

もちろん、日本に輸入されている食品は米国からだけではないのですが、こうした発表をしてくれている国がもっと増えてくれると良いですね。

このリストにないものは、米国のオーガニック認証のあるものを購入する方が安心です。

ちなみに、

米国産の残留農薬が検出されたワースト12

これらの食品が、このままフレッシュな状態で日本のスーパーに並ぶことはあまりないと思いますが、加工品として、例えばジャムや缶詰やジュース、ドライフルーツなどの形態で使用されているケースが多いと思いますので、加工食品の原材料については要確認ですね。

3. 旬の食品を買う

季節のはしり(季節が始まったばかりの頃)の食品は高いです。

でも旬真っただ中の食材は、収穫量が多くなりますから価格が安くなります。一方で、季節外れの食材の価格は高くなります。

もし有機栽培・オーガニック栽培の食品を安く買うなら、確実に旬がねらい目です。

それに旬の食品の栄養価は、旬以外の時期に収穫されるハウスものよりも高いです。(参考:『旬か否かで野菜の栄養価がこんなに違う!』)

ただし、自然栽培は自然に任せて栽培する方法なので、そもそもその季節のものしかありません。でも、まだまだ通常栽培の食品と比較して高いと感じるケースが多いです。

4. ファーマーズマーケットに行く

栽培農家さん達が直接手売している市場に行きましょう。流通業者を通った食品は仲買手数料が価格にのっています。

JAは、自ら農薬を販売しているため、その農薬を使って栽培している農家さんの作物だけを取り扱います。農薬を使わない農家さんの作物は流通してくれません。そのため、特に、自然栽培の農家さん達は、自分達で流通経路や方法を確保しなければなりません。そうした費用も価格に載っています。(石川県はくと市のJAだけは自然栽培の食品を扱っていますが・・)

農家さんから直接購入すれば、

  • 仲買手数料やそうした中間配送料などがかかっていませんから、その分、安く購入できます。
  • 農家さんがその日に採れたものを売ってくださっているので、配送や市場取引にかかる日数を経ていませんから、新鮮です。そのため長持ちします。

また、ファーマーズマーケットと言っても、有機栽培や自然栽培の農家さんだけではなく、通常栽培の農家さんも出店していますから、必ず、農家さんに栽培法を確認することが大切です。

5. オンラインショップを活用する

市場に出かけたり、自然栽培や有機栽培を扱っている専門店に出向く手間交通費を考えたら、配送料を支払った方が、返って安い場合があります。

ある一定の金額以上購入すると送料が無料になるサービスを提供しているオンラインショップもありますから、そうしたサービスを活用しても良いですよね。

また、市場にないオーガニック栽培や自然栽培の食品も、ネットでなら購入できることがあります。

利便性などを考慮して、オンラインショップを活用することも食費を経済的にするひとつの方法です。

6. まとめ買いする

まとめ買いできるものと、できないものがありますが、できるものは価格が安くなっている旬の間にまとめ買いして冷凍保存などしてしまいましょう。

また、特に腐る心配のないもの、例えば、無添加で植物油脂なども使用していないカレールーとか、お塩とか、玄米粉とか葛粉とか、有機醤油とか、オーガニック専門店がセールをしている時にまとめて購入するようにすると便利ですよ。

ソフィアウッズ・インスティテュートでは、ご縁のあったお店のそうしたセール情報や特別販売などを、クライアントさん達やマインド・ボディ・メディシン講座の生徒さん達にメールでお知らせしています。

7. 自分で栽培する

これが一番、安全で経済的な方法ですよね。

ベランダのプランターでも多少お野菜が作れます。ネギやハーブ類は放っておいても雑草のように育ちます(笑)

また郊外に畑をレンタルしたりしている人達もいます。

今よりも減らす&主なものを変える

全てを有機栽培や自然栽培に無理にする必要はありません。

今回ご紹介したように賢く家計に負担をかけずに安心・安全な食品を手に入れる方法はいくつかあります。

有害な化学物質が体内に入り込むのを完全にゼロにすることは難しいかもしれませんが、「今よりも減らす」「少しでも減らす」努力ならできるように思います。

また、毎日、必ず食べるもの、または一番多く食べているものだけを自然栽培やオーガニック栽培に変えるだけでも、体内に入れる有害物質を大きく減らすことができます。

探す前から

  • 「そんなものはない」
  • 「そうしたものは特別なところにしかない」
  • 「そうしたものは高い」

という先入観を捨てましょう。少しずつですが、とてもゆっくりですが、

求めよ、されば与えられん

の世の中になってきています!

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング

Author: Chise

森智世(もりちせ) | 公認 統合食養ヘルスコーチ(Certified Integrative Nutrition Health Coach) / ソフィアウッズ・インスティテュート代表 / 米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ / 女子栄養大学 食生活指導士 / 国際ヘルスコーチ協会 公認国際ヘルスコーチ/ 経営学修士(MBA)| ひとりひとりのバイオ個性に着目したポストモダンでホリスティックな食事法を推奨し、マインド・ボディ・コネクション(心と体のつながり)を食を通して実現します。また、私達を取り巻くすべての環境 - 人間関係、仕事などの社会環境、自然環境、体内環境(マイクロバイオーム) - を考慮するボディ・エコロジストです。長期に渡り過ごした米国やヨーロッパの情報も、判りやすく解説を入れて配信していきます。厚生労働省「健康寿命をのばそう」プロジェクトメンバー / 目黒区男女平等共同参画審議会委員 / 日経ウーマンオンライン連載コラム『ホリスティック美女講座』執筆。食事法や健康などご相談のある方やヘルスコーチングを受けてみたい方は初回コンサルテーション(無料)にお申し込みくださいね!

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