エシカルファッションとエコリュクス

2016/08/29/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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ご縁あって、8月24日に東京大手町で行われた、生駒芳子氏と高津玉枝氏のトークイベントに参加してきました。

生駒芳子

ファッション・ジャーナリスト/アート・プロデューサー (写真左)

VOGUE、ELLEを経て、2004年よりmarie claireの編集長。その後、ラグジュアリー・ファッションからエコライフ、社会貢献まで広い視野でトピックを発信するファッションジャーナリストとして活躍。環境・エコに関するイベントをはじめ、社会貢献、エコロジー、フェアトレード、チェンジメイキングを含めた、21世紀的エシカルなライフスタイルを提案。

高津玉枝

Love&Sense 運営会社 福市 代表取締役 (写真右)

フェアトレードを中心とした事業を行う。Love&Sense は、フェアトレード商品のセレクトショップ(表参道ヒルズ内)。ケネディ米国駐日大使や世界中の多くのトップとの人脈をもつ

フェアトレードというのは、発展途上国の人材や商品を、公正(フェア)な方法と価格で取り扱う貿易取引(トレード)の意味です。

エシカルとは

エシカルとは、本来、倫理的、人道的という意味の英語(Ethical)ですが、今では、人道的倫理的な配慮をもって造られた製品のことや、環境への配慮も含め、環境にも動物にもヒトにも地球にも優しい方法や素材で造られた製品を意味します。

私は、オーガニック(有機)栽培自然(無農薬・無肥料)栽培のお野菜達を購入しています。通常栽培の野菜達と比べて価格はまだまだ高いです。でも、化学薬品に頼らずに安全な食物を育てようとしたら、それなりの労働力も時間も根気も必要なのは当たり前です。そうした努力には適正価格をもって支払うべきだと考えていますから、不当に高いとは思いません。反対に、通常栽培のお野菜は、なぜ、そんなに安いのかということを考えてもらえたらと、いつも思っています。

また、農薬や化学肥料は環境(土壌や水質)を汚染し、それがヒトだけでなく、微生物や野生動物にも影響を与えますから、そうした不自然なものを使わずに栽培された食品は、私達の健康に良いだけでなく、地球環境にとってもとても良いものなのです。

エシカルという意識は、衣食住、全ての中に共通して大切ですね。

エコリュクスeco lux)という言葉を聞いたことありますか?

生駒さんが造った言葉です。

エコでエシカルなファッションこそが
真にラグジュアリー(luxuary 贅沢)なファッションだ

という意味が込められています。

イベントでは、FENDI(フェンディ)やHERMES (エルメス)などのハイブランドが、本来廃棄処分にしてしまうようなアウトレット素材を再利用し、あらたなサブブランド(petit h、プチアッシュなど )を立ち上げて、エコに取り組んでいること等が紹介されたほか、

ステラ・マッカートニーアニエスベー等が、オーガニック素材のテキスタイルしか使用していなこと、アルマーニが毛皮廃絶発表をしたこと等が、報告されました。

私は子供の頃から天然素材が好きと、いうよりも化繊が苦手でしたので、できるだけ化繊を避けてきました。そんなこともあり、バリキャリだった頃の、ステラ・マッカートニーのスーツを何着かもっているのですが、素材がオーガニックだったとは知りませんでした。かなり嬉しいです。

ちなみに、今回着て行ったワンピースもコットン100%でお気に入りです。

VUITTON(ヴィトン)などからの依頼で、生駒さんがつなぐ形で、金沢の伝統工芸作家(うるし、友禅、加賀織物など)とのコラボ商品が誕生していることや、来月には、生駒さんがデザインや素材アドバイスをされ、日本の伝統工芸(西陣織やうるし)をあしらった時計がシチズンから発売になるそうです。時計の盤面がすりガラスになっていて、文字が読めないそうです(笑)。「時間を忘れる時計」がコンセプトだとおっしゃっていました。粋ですね。

今回のイベントに、生駒さんは、この時計をされて来られていました。上の写真で生駒さんが左腕にされているのが西陣織の時計とバングルです。

高津玉枝さんのフェアトレード事業

高津さんは、フェアトレード事業を展開することで、途上国の人材を活用し、現地の素材を先進国でも受け入れられる質やデザインの商品にし、活かすことによって、貧困や労働搾取の問題の改善に取り組まれています。

私もフェアトレードの商品に出会うと、そちらを購入するようにしています。今まで購入したものとしては、紅茶とかチョコレートとか、やっぱり食品関係が多いですね。

今回、高津さんがお持ちのクラッチバック(一番上の写真)、素敵なパーティ・アイテムだと思いませんか?実はこれ、高津さんがフェアトレードを行っている途上国で、缶ジュースのプルトップをつなげて造られたものです。

今までの私のフェトレードの衣類や装飾品に対するイメージは、現地のお土産クオリティの手工芸品とか、家の中で着るにはいいけれど、外出時に身につけるのには躊躇するようなデザインだったり品質だったりでした。でも、そうした従来のイメージを払拭するような活動、真にマーケット価値のある商品開発を高津さんが行っている、フェアトレードでもできることを、このバックひとつで示して頂いた様に思います。

安さの裏側には、途上国の労働搾取があることに意識を向けて、途上国の経済水準によらず、労働力や品質やデザインに対して適正な価格で購入するという意識をひとりひとりの消費者がもつことの大切さを再確認しました。

イベントに集まった女性達も皆さん、それぞれ高い志をもっていらっしゃる方々ばかりで、とても良い刺激をいただきました。

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

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新学期は、毎年3月と9月です。講座でお会いしましょう。

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