バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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皆さんにはいませんか?どうしても許せない人。
未だ過去の出来事に囚われて相手を恨み、怒りが収まらないため「許す」という段階にまで心が向かっていない場合や、ある程度怒りのピークは過ぎて客観的に物事を見られるようになっていても、「でも、やっぱり許せない」と感じる場合もあるでしょう。
もちろん、そもそも相手を許すつもりがなく、許さないことで特に何の罪悪感も心への負担も感じていないのでしたら、問題はありません。
問題なのは、家族や友達をいつまでも許せないでいる自分の心のあり方に罪悪感を感じてしまっている場合です。家族や友人同士は愛情でつながっていなければならないといった価値があると、とても苦しいですね。
多くのヘルスコーチがロールモデルとするクリス・カー氏が、そんな「許したいけど許せない人を許す方法」について記事を書かれていたので、その内容を和訳要約してお伝えします。
Kris Carr, April 29, 2014
目次
でもどうしても許せなかったらどうする?
多くの宗教が、許しは“解放の境地”だという一致した認識をもっています。許しは、私達が過去に囚われることなく、今というこの次元に完全に存在することを可能にしてくれます・・・・・・
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・・・・・許しの美徳を称えることからこの記事を始めたいと思ったのですが、私自身が困難だと思っていることを、長々と書き続けることは、やっぱり無理です。
本当のことを言うと、時々、許すことは無理だと感じます。
あなたもそう感じたことはありませんか?
もしかしたら、今もそう感じているのかしら?
どんなに頑張ってみても、どんなにたくさんの本を読んでみても、どんなにたくさんの講座やワークショップに参加してみても、どうしても許せない人があなたの人生にいませんか?そして、そのことで自分を責めていませんか?
私にはいます。
今回は、誰かを許したり、過去を水に流してしまえる心の準備がまだできていない時、どうしたらいいのかお話したいと思います。
誰かを許すと将来の恐怖も軽くなる
誰かを許すことで、過去が解決されるだけでなく、将来に対する恐怖も軽くなります。
ある種の考えや記憶やトラウマに陥っている時、その苦痛を再び経験することがないよう、私達は無意識のうちに自分自身を守ろうとします。
これは長く複雑なプロセスを経ることもあります。(薬を口にポンと入れたら気分がよくなるようなものではありません。)慢性疾患とともに生きているようなものです。
近道はないと私は学びました。
許すには、忍耐が必要です。そして、現在のお互いの関係性を受け入れる力が必要です。
全ての癒しは適切な季節に起きる
急がせることはできません。
最初のステップは、自分に許すことを強いしたり、それができない自分を責めることを止めることです。
自分を批判すればするほど、恐怖から発生する、よりネガティブなエネルギーを状況判断の中に持ち込んでしまいます。そうすると、「~すべき」という最悪な言葉が吐き出されてきます。
- 「もっと前に忘れられたはず」
- 「許すべき」
- 「終わってるわね」
などなど
こうした言葉は、問題を水に流すことを更に難しく不可能にさせてしまうだけです。
あなたにも心あたりがありませんか?
こうした思考が何の解決にもならないことは、かなり明白です。
事実、こうした思考は、私達が許したいと思って苦労している相手に対する嫌悪感や憎しみを単に増幅させてしまいます。だって、もし彼等が初めから○○をしなければ、私達は、こんなに許すことに苦労する自分自身を悪く思う必要はなかったはずなんですから。
許せない自分を許す
優しさは本番の許しのためのウォーミングアップ
Compassion is the pre-show warm up for forgiveness
プレッシャーを取り除きましょう。
前に進む前に、問題解決の一時停止ボタンを押してもいいんです。
私達は、行動することと結果を得ることに夢中になりがちです。でも、自分がおかれている場所と、居たい場所の間にギャップがある時もあります。そのギャップを縮める一歩は、まず「許せない自分を許すこと」です。
許す心の準備ができていない自分を許しましょう。
まずは、自分自身に同情しましょう。ひどく傷ついたことで未だに一歩を踏み出すことができない、心の痛みに愛を贈りましょう。
自分自身が感じている痛みを意識しましょう。
深呼吸して、胸の上に手をおいて、心の中で
「大丈夫。愛しているから。
怒っている、悲しんでいる、前に進めないでいる云々、
あなたを許します。」
とつぶやきましょう。
あなた自身の心に平穏をもたらしてくれる言葉なら何でも構いません。
こうする度に、せき止められていたエネルギーが流れ始めます。自分自身を批判したり、責め始める度に、何度も言ってみましょう。
許されないことを受け入れ過ちを犯した過去の自分を許す
これは、あなた自身が許しを請う側である場合も有効です。
あなたは二度と許されないかもしれません。それに、これは悪い行いを赦してもらうためのものでもありません。
過去の痛みや思考パターンの中に閉じ込められ抜け出せないで凍りついた心を溶かすためのものです。
タイムマシーンで過去に戻ることはできません。他人がどう思うかを変えることもできません。でも、今なら分かることを分からなかった過去の自分を優しく許すことはできます。
癒されるための余地を作ることはできます。相手がそれが私に相応しいと思うかどうかは別にして。
ある出来事について、もっと別の方法でやれば良かったと心から悔やんでいることもあります。一生許してもらえないかもしれません。そのことが私の心を傷つけます。
でも、幸運なことに、話をそこで終わらせなくていいんです。
自分を愛することから始める
自分自身を愛することから始めたら、次のステップは、どんなことがあろうとも、私達が選択できるベストなものとなるはずです。
それで十分です。
原典: “How to forgive when you just can’t let go”, Kris Carr, April 29, 2014
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