ナノ医療イノベーションセンターとTech Cafeで通訳の一日

2025/02/21/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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シンガポールの投資家グループが、JETROと横浜市・川崎市の手配で、両市にあるベンチャーのインキュベーション施設を訪問することとなり、その通訳として一日帯同させていただきました。

川崎市のかつての工場地帯が今では研究開発拠点に生まれ変わっています。

初めて訪れましたが、川をまたいで羽田空港が目の前にある素敵な立地に驚きました。スカイツリーも見えます。

こちらでは、施設の詳細な説明と各フロアーの研究設備などの見学が行われました。

施設内のすべての休憩スペースから、広々とした景色が見渡せます。

企業ベンチャーの方々だけでなく、大学の研究室でベンチャーを立ち上げられた方々も入居されていて、また国際色も豊かな施設でした。

イノベーションセンターに隣接して東急ホテルが建っているのですが、その一階にあるカフェでランチとなりました。

帯同通訳として参加しているため、あまり旅行者気分で写真を撮ってはいけないような気がして、レストランの内装などの撮影は控えましたが、かなりアメリカーンな車のガレージのような非常にカジュアルな内装で驚きました。

シンガポールからの投資家の皆さんには、これも「日本的」に見えたようですが。まぁ確かに、本物のアメリカのカジュアルなレストランよりも、ずっと小奇麗でセンスの良い内装ではありました(笑)

かなりボリュームがあったので、1/3ほど残しました(笑)でも美味しかったですよ!

次の訪問地が横浜みなとみらいにある Tech Cafe でしたので、約20分間のバス移動となりました。

川崎から高速にのるところに、あの有名な?(笑)川崎大師がありました。初めてその敷地と建物を見たのですが、年末のテレビCMから想像していた姿とはまったく異なる、かなりインド的な建築物で驚きました。投資家の皆さんを案内されているJETROの皆さんも初めてご覧になったようで、日本人みなで川崎大師がインド風の建物だったことにバスの中は一時大騒ぎでした(笑)

数年前にできたばかりという米国ボストン発祥のTech Cafeで、横浜のベンチャーの皆さんに向けたトークイベントと交流会が行われました。

Tech Cafe はメンバーになることで、自由にワーキングスペースを使用することができますが、ベンチャーのオフィスとして使用することはできないとのことでした。

ただ、この Tech Cafe の2階には、ドイツ発祥の Drivery という施設があり、こちらはベンチャーの方々のレンタルオフィス兼コワーキングスペースになっていました。

最初に登壇者によるシンガポールのベンチャー育成の取り組みや事例、資金調達環境などが紹介されました。

ちなみに、上の写真左側に投影されているのは、AIによる自動翻訳です。登壇者がマイクに向けて話すとそれが自動的に翻訳されて画面上に流れます。かなりリアルタイムに近い速度で表示されます。

ただし、日本語から英語への翻訳の精度は高いものの、英語から日本語への翻訳精度にはまだまだ課題がありそうでした。

英語は国際語なので、話し手の母国語はさまざまですし、英語を母国語とする国でもイギリス、アメリカ、オーストラリア、インド、シンガポールなど、それぞれの国ごとに訛りがありますから、それを全てAIが学習して正しく判別するのには、もう少し時間が必要なのかもしれません。

でも、非常に面白いものを見せていただきました。通訳なんて本当にそのうちに消滅してしまう職業なのだろうなと実感する体験でした。

JETRO横浜から支援を受けている次のベンチャー4社もいらっしゃっていて、トークイベントの後は、自由な交流会となりました。

  1. 3D Architech|低コストと高精度を実現する革新的な金属3Dプリンティング技術の開発
  2. NEXTAGE|高品質ワサビの安定出荷を可能とする集中管理型栽培モジュールの開発
  3. フィジオロガス・テクノロジーズ|給水設備不要の在宅血液透析システムの開発
  4. リスク計測テクノロジーズ|多用途に活用可能な音声解析による感情や眠気計測技術の開発

その4社のうちのNEXTAGEさんは、コンテナの中でワサビの栽培を可能にした企業さんでした。静岡県育ちとしてはワサビは非常に興味のある内容ですから、個人的に直接お話をお伺いさせていただきました。

自然災害や環境変化によって、次第にワサビ田が崩壊していくことを危惧され、天候や災害に影響されずに栽培する方法を考案されたのだそうです。ちゃんと流水で育てます。

既に、静岡県ともお話を進めているとのことでした。わたしからの希望として「本物のワサビを使った、添加物を一切使っていない、使い切りサイズのワサビチューブを造ってください」とお伝えしました(笑)彼女も、現在スーパーで普通に売られている「ワサビをまったく使っていない添加物満載のワサビチューブ」に問題意識を持っていらしたようで、前向きに検討してくださるとのことでした。期待しています!

現在、NHKで放送されているドラマ『東京サラダボウル』を彷彿とさせる、神奈川県警で犯罪通訳をされていたという元女性警察官の方が起業されて、会場にいらしていました。

リアルに存在するんだぁ~という驚きと、彼女の雰囲気から警察官だったことが全く分からないことにも驚きました。ドラマの中の鴻田さんも警察官ぽくありませんが(笑)

お子さんが生まれてから夜中に出動しなければならない時や、お子さんが病気の時に仕事に穴を空けなければならなくなった時などに悩むようになり離職されたことなどお伺いしました。確かに、犯罪は9時から5時の間に起こるわけではないですからね・・。ただ、犯罪通訳は特殊な語彙力を必要とするため、続けていらっしゃるとのことでした。

虫にセンサーを着けて人命探索に活用する研究をしている大学の先生がいらっしゃいました。しかもその虫というのが、「ゴキブリ」なんです!

ゴキブリのそんな活用法があるとは思ってもみませんでした。

先生曰く、小型ロボットを使って瓦礫の下の人命探索に活用する研究を欧米の科学者がしているけれども、小型ロボットにつけられる電池は小さいので、現時点では3分間しかロボットを動かすことができないのだそうです。

しかしゴキブリは自力で動きますから電力を必要としません。その分の電力をゴキブリに装着したカメラやセンサーの操作に使用することが可能です。

瓦礫の下に埋まっていて身動きができない状態の時にゴキブリに出会ったら恐怖ですが、将来、そのゴキブリに命を助けられる時代がくるのかもしれません。

ソフィアウッズ・インスティテュートの感想

久しぶりの通訳のお仕事でした。

最近、まったくビジネス用語というか金融用語を日本語でも使わなくなって長いのに、英語でちゃんと通訳できるか、むちゃくちゃ不安でした。

でも、今回はもともと英語がある程度できる参加者さんたちが多かったので、心配したほどのことはありませんでした。それよりも面白い研究や開発のお話をたくさんの方々からお伺いすることができて、学びの多い視野の広がる一日でした。

この機会をくださった通訳会社のご担当者さまに感謝感謝です。

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

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