バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
若い女性と適度な運動
若い女性による適度な運動は、乳がん予防に効果があります。
また、乳がんの治療を受けた女性の予後の見通しを改善する効果もあります。
これは、科学的な研究によって裏付けられている事実です。
しかし、適度な運動は、若い女性だけでなく、更年期や閉経後の女性にとっても乳がん予防になると、アリゾナ大学医学部統合医療センター長のアンドリュー・ワイル医師がブログで説明してくださっています。ワイル先生は、私が公認ヘルスコーチの資格を取得したニューヨークの学校(IIN)の講師でもいらっしゃいますし、ワイル先生のお嬢さんは、私と同じく、IINで学んだ公認ヘルスコーチです。
ワイル先生のお話を要約してお伝えします。
50歳以降の女性と適度な運動
適度な運動は、年齢を重ねた女性にとっても効果があるとする良い報告があります。
ドイツの研究者は、適度な運動が、50歳以降の女性の健康リスクを大きく減少させたと報告しています。乳がんの発症リスクに限定すると、30代から49歳までの女性よりも、50歳以上の女性により効果があったと報告しています。
この報告は、ドイツのハンブルグ・エッフェンドルフ大学病院のがんセンターによって、10,000人以上の女性の運動習慣について調査・収集されたデータに基づくものです。
対象となった適度な運動の中には、
- ガーデニング
- 自転車に乗る
- 歩いて買い物に行く
なども含まれています。
一方で、アメリカがん協会は、乳がんリスクの低減には、1週間に5回以上45分~60分間の運動を勧めています。
エストロゲン過剰分泌型の女性と適度な運動
最も一般的な乳がんのタイプは、エストロゲン依存型ですが、この、エストロゲン受容体陽性と呼ばれるタイプの乳がんに、運動は最も効果があることが、2008年12月1日、科学専門誌『がん疫学バイオマーカーと予防(Cancer Epidemiology Biomarkers and Prevention)』にて発表されています。
体脂肪が、エストロゲンの分泌に影響を与えることは既に判っている事実です。
そのため、エストロゲン過剰の傾向のある人(例えば、PMSや生理痛が重い、子宮内膜症や子宮筋腫などがあるなど)は、体重やBMIを気にするよりも、体脂肪率を減らすように運動することが、乳がん予防にとって重要となります。
乳がんの発症とBMIや体重には関係が無いことも判っています。
様々なリスク要因と適度な運動
ホルモン療法を受けたことがある
女性ホルモン剤を用いたホルモン療法には、更年期症状緩和のためのものだけでなく、PMSや生理痛の緩和のために処方されるホルモン剤も含まれます。どちらも同様に乳がんリスクを高める要因です。
2003年の米国医師会の会報では、更年期症状などの改善のためにホルモン充填療法を受けたことのある女性は、1週間に10時間の運動をすることで、乳がんの発症リスクを30%減少できると報告しています。
出産経験がない
出産経験が無いことは、乳がんの大きなリスク要因です。
しかし、出産経験のない女性も1週間に10時間の運動をすることで乳がんの発症リスクを30%減少できると、2003年の米国医師会の会報に報告されています。
若い時の運動不足
年齢が高くなってから運動を始めた女性でも、一回30分間の散歩を週5回行うだけで、乳がん発症リスクを20%減少させることができると、米国医師会は報告しています。
家族に乳がん経験者がいる
家族に乳がんを発症したことのある家系の女性にも、1週間に10時間の運動をすることは、同様の効果があるとしています。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
乳がんの予防については、『乳がんを予防する10の戦略』も参考にしてくださいね。
もし、乳がんが心配、あるいは、再発が心配、でも、どうしたら良いのか良く分からない等、ひとりで取り組むことに不安や難しさを感じているのなら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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