バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。
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目次
女性は本能的に他者を優先してしまう
男女平等の社会、ジェンダーレスの社会、多様性の社会になりつつあるとは言え、まだまだ、そこにはいくつかの性差が存在しています。
例えば、世界中の多くの女性は、本能的に?他者を優先させてしまいます。そして、その優先順位の先頭は家族です。仕事は接戦の末、二番にあるのではないでしょうか。
そして、多くの雑用や家事が長々と行列を作って三番目に並んでいます。“日々のもっと重要なこと”を優先させる結果、自分自身はどんどん後回しにされていきます。
そろそろ、アクセル・ペダルから足を離して、自分自身と向き合う時ではないでしょうか。
“日々のもっと重要なこと”を優先しなければと思うかもしれませんが、自分自身を真っ先に大切にする方が、実は結果として、皆にとってもベストな結果になるんですよ。
忙しくしている人は、大抵、「自分を甘やかす時間なんてない」と思っています。
家族を放っておいて、自分の時間を持つなんてことは、我がままだと感じています。でも、あなたが健康でなくなったら、誰があなたの代りに家族の世話や仕事をしてくれるのでしょうか。もしあなたが幸せでなかったら、あなたの家族は幸せになれると思いますか?
まず自分の酸素マスクをつける
航空会社のキャビンアテンダントさんも非常事態への対応方法として、必ず、
「まず、ご自分の酸素マスクを装着してから、
お子さんのマスク装着を手伝ってください」
と言いますよね。まずあなたの意識がしっかりしていなければ、ご家族を守ることが難しくなるからです。
自分自身を一番最初にもってくる。それが結果として、あなたが関係するすべての人達の人生をよりよいものにするという逆説(パラドックス)を信じてみませんか?
生活リズムの中に少しずつ“自分”を追加する
だからと言って、日常の生活パターンを劇的に変える必要はありません。
小さなところから始めましょう。
あなたが幸せだと感じることを選択してみましょう。
無理なくできると感じることから始めましょう。
雑用が終わらなかった時に罪の意識を感じたり、自分を責めたりすることがないようなことから始めるのが大切です。ゆっくりと、徐々に一週間の生活リズムの中に、“自分”を追加していきましょう。
そのうちに、あなたの心と体を一番に大切にすることが、それほど悪いアプローチではないことに気がつくと思います。
自分を優先する方法
正気を保つ
“正気”なんて言葉を、家の中の雑用や家事について使うにはちょっと大袈裟な感じがするかもしれません。でも毎日、多くの雑用や家事に追われて、休む暇もなく、今日やるべきことが終わらないのに、新しい雑用が次々と生まれてきて、気が狂いそうに感じたことってありませんか?
家の中を見渡すと、視点の先にはどこを見ても、やらなければならない家事や雑用が目に入ってきます。疲れているし、のんびりしたいのに、テーブルの端に置いてある未開封の封筒や片付けなければならない洗濯物の山が目に入ってきます。
自分のためだけでなく、家族みんなのために責任感と愛情をもって、次の質問を自分にしてみてください。
- ものすごく疲れてる?
- 頭を休ませる必要はある?
- これは「今」やらなければならない雑用?
- 正気を失ってまでやる価値があるようなこと?
ベッドの中で丸まっていたい時もあるし、お風呂にのんびり浸かりたい時だってあります。そんな時、キッチンシンクの洗わなければならないお皿ことは、しばし忘れてしまいましょう。あまり自分に厳しくしないこと。
リズムを探す
女性は、人生の各ステージにおいて、二役以上の役柄を演じることができる優秀な俳優です。
私達はやればやっただけ、周囲の人達に「責任感が強く、有能で、完璧で、何を任してもそつなくこなせる」と評価してもらえると考えがちです。それは真実かもしれません。でも、そうした考えが、あなた自身をどんどん脇によけて、他者や他の物事を優先させてしまうんです。
「これが終わったら、のんびり休みたい」と、言ったことがありませんか?
でも、ご存知の通り「これ」が終わる前に、次にやらなければならないことに取り掛かり始めるのは誰でしょうか。
ワークとライフをバランスさせる必要はありません。
毎日の生活の中にリズムを作ることを目標にしてください。リズムなくして、私達は幸せにも健康にもなれません。
- 仕事と遊び
- 子供との時間と大人の時間
- 計画する時間と瞑想する時間
- 家族をいたわる時間と自分をいたわる時間
バランスではなく、リズムを見つけることが大切です。
バランスさせなくて良いというだけで気持ちが楽になりませんか?(参考:『傲慢にならずに、自己中になろう|ワークライフバランスの呪縛から解き放たれるには』)
男性がやるようにやる
キッチンのシンクに食器がたまっていても、床掃除が必要でも、男性は、居間のソファーに寝そべって、短い「自分時間」のために、好きなテレビ番組を観ることをためらったりしません。
こうした行動は、女性のカンに障るものです。
だって女性は「やるべきリスト」を中断させて自分を優先させることができない生き物ですから。でも男性の行動には学ぶべき点があります。
今度、男性のそうした態度に、腹を立てている自分に気がついたら、自分自身に尋ねてみましょう。
- なぜ私は腹を立てているの?
- 私ものんびりしたいんじゃないの?
- なぜ私は自分の気持ちを否定しているんだろう?
ソファーに寝転がって何もせずテレビを観ていてよいと言っているわけではありません。
ただ、時々は、あなただって、好きなことをしたっていいんです。ヨガのレッスンに出かけたり、読書をしたり、ソファーでのんびりテレビをみたり。
もちろん、雑用や家事が無くなることはありません。でも、心の平穏(禅)は得られます。
問題を解決策の一部にしてしまう
例えば、せめて「自分時間」を30分欲しいと願ったとします。そのことを家族やパートナーに伝えてみましょう。その時間で何をしたいのか、それがあなたの幸せにとって、とても大切なことだということを伝えてみましょう。そして、あなたがその時間を確保するためには、皆がそれぞれどうしたらいいと思うか訊ねてみましょう。協力をお願いしてみましょう。
パートナーや家族が家事や雑用に参加して、手伝ってくれるようになるかもしれません。
クリス・カーもマイケル・ポーランも、如何に男性と子供を家事に参加させるかが、成功の鍵だと言っています。(参考:『マイケル・ポーラン流料理の基本ルール』、『効果的に仕事を減らして、人生を充実させる方法』)
それは、あなたの家事負担を減らすということだけでなく、家族やパートナーと何かを一緒にする機会をもつことで、より良い関係が維持できるといった効果や、あなたが家族やパートナーとの関係を大切にしながらも、ちゃんと自分を優先させている姿を子供に見せることで、子供は、自分を大切にすることの大切さを学びます。
あなた自身が幸せでいることは、あなたの周りにいる人達にとっても、良い影響となります。
ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス
公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。
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参考文献:
- “Women How to Move Yourself to the Front Burner“, Melissa Carver, Ph.D.
- “Learn to Balance Personal Growth With Family Demands“, Tamara Lechner
ソフィアウッズ・インスティテュート – ホリスティックヘルスコーチング