母のお供でしまなみ海道を堪能

2022/07/14/

バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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コロナ禍で行けなかったお墓参り

コロナ禍の3年の間に母の実家の方で不幸があったものの、お葬式にもお墓参りにも行けなかったことが、母には大きな心のしこりとなっていたようです。しかし、世の中のワクチン接種も進み、重症化率が低下してきたことや、一時、政府が移動制限を解除したこともあって、里帰りしたいという母の強い意向で、その道中に同行することになりました。

この間に感染者が再び増加しはじめてきましたが、その前に決行できて一安心です。

子供の頃には、毎年の夏休みに家族で母の実家のある愛媛県に行っていました。大学生の時は高校生だった弟とふたりで、夏に祖母の家(母の実家)に行ったりしましたが、祖母が亡くなってからは法事で行くくらいとなり、最後に私が行ったのは、もう10年も前のこととなります。

初の九州新幹線

「行き」は、新幹線で福山まで行き、そこから高速バスで今治まで行くことにしました。新神戸から福山まで九州新幹線に乗り換えることとなり、思いがけず、九州新幹線に初めて乗ることができました。

ビジネス向けになっている東海道新幹線とは異なり、旅行向けになっている九州新幹線の車内はとてもゆったりとしていました。3人掛けの座席がなく、左右どちらも2人掛けなので座席がゆったりと広いです。広いだけでなくシートの生地も豪華でしたし、座席トレイも樹脂ではなく木でした。

2日間とも今治に宿泊

現天皇陛下が皇太子殿下でいらした時にご宿泊されたという今治国際ホテルを拠点にすることにしました。今治城の外堀沿いにあり、ホテルの敷地を含め周囲ぐるりと修復された堀で巡らされていました。

ちなみに今治城は、城づくりの名人と言われた藤堂高虎が作ったお城ですが、藤堂高虎が和歌山城へ移る際に、今治城の石垣の石を和歌山城へ運んでしまったため、現在の修復された石垣(写真に撮っていません)は、半分以上が元の石ではないそうです。

今治城の内堀は海とつながっているので、潮の満ち引きがあり、海の魚が泳いでいます。

叔父が車でぐるりと回ってくれましたが、今回、今治城へは行きませんでした。

地元タクシー運転手さんお勧めの恵方

今治駅からホテルまで乗ったタクシーの運転手さんに、「ホテルから歩いて行ける範囲で、魚介の美味しい、でも、気取らなくて良いお店」を訊ねたらここを教えてくれました。

むちゃくちゃ美味しかったです。魚も貝も関東では味わえないコリコリぷりぷりで、「あ~瀬戸内に来たぁ~」と実感します。

サザエは丸々大きくて食べ応えあります。母は子供の頃、潜ってサザエを採って遊んでいたそうですが、まさしく江戸前ならず瀬戸内の魚介ばかりです。

「おこぜ」は瀬戸内でしか食べられないお魚なので絶対に外せません!オコゼは怖い姿をしていますが、身はむちゃくちゃ美味しいんです。ハモもぷりぷりでした。

海鮮丼のタイやタコのお刺身も瀬戸内で歯ごたえがあり、関東のスーパーで売っているタイのお刺身とは別の食品かというくらい、甘くて美味しかったです。

さすが、地元の人が来るお店です。大満足しました。

フェリーでお墓参り

母の実家のお墓は、瀬戸内海の島のひとつにあります。

そのため、翌朝、叔父と叔母が車で迎えに来てくれて、一緒にフェリーで出かけました。

しまなみ海道ができて多くの島が道路でつながりましたが、それでもまだ船でしか行けない島もあるのです。

お墓参りの後は大山祗神社

瀬戸内海の島の中では一番大きな大三島に、大山祗(おおやまずみ)神社があります。

大山祗神社に祭られている大山積大神(おおやまずみのおおかみ)は、伊勢神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)の兄神で、富士山の木花開耶姫(このはなさくやひめ)の父神です。

大山積大神は、日本民族の総氏神で建国の神でもあります。

で、大山積大神の子孫である小千命(おちのみこと)が神武天皇の時代に植えたというのが樹齢2,600年になる御神木です。

ここの宝物殿には、日本に現存している鎧兜や槍刀の約8割が保存されているんです。だから、大河ドラマとか時代劇で使用する鎧や兜や刀など衣装や小道具の時代考証をする人は、ここに必ず来るのです。

義経が源平合戦で八艘飛びをした時に身につけていたという鎧もここにあります。

子供の時にも一度、叔父に連れてきてもらったことがあり、その時、父と叔父が義経の鎧を見ながら、「案外、小柄な人だったんだねぇ」と語り合っていたのを覚えています。

鶴姫が身につけていた、ウエストがくびれている女性用の鎧なんてのもあります。

地域創生の1億円でできたバラ園

このバラ園には、3,500種類のバラが植えられています。

バラの季節が過ぎてしまったので、バラ園がバラで咲き乱れている姿を見ることはできませんでしたが、それでも咲いているバラがたくさんあって、バラ園内のティーハウスでランチにしました。

亀老山(きろうさん)の展望台

瀬戸内海の島と島を結ぶ橋が一望できる場所へ叔父が連れてきてくれました。

展望台までの山道は車が一台しか通れない曲がりくねった急な坂道で、頂上の駐車場も数台しか止められない狭さのためか、しまなみ海道人気ベスト10の中には入っていないという穴場です。

しまなみ海道人気No.1スポット(by 叔母調べ)

来島大橋を間近に観ることのできるこのスポットが人気No.1だと叔母が教えてくれました。

SNS用の撮影スポットまでありました(笑)

母所縁の今治市内ツアー

母は高校生になると、今治市内にある高校の寄宿舎で生活をしていました。その寄宿舎があった周辺や母の母校へも、「懐かしかろう」と叔父が連れて行ってくれました。

母自慢の進学校で子供の頃からよく話を聞いていたので、今回初めてその高校を見て「これが噂の・・」な感じでした(笑)

もう校舎は当然新しく建て替えられていたようですが、正門は変わっていないと母の談。

周辺には大きなイオンモールもできていて様変わりしてしまったようです。

夕食はホテル内の伊代路で

瀬戸内の魚介たち

和食レストランです。

ここでも鯛のお刺身、鯵のフライ、冬瓜、心太など食べたのですが、すっかり釜飯に心が奪われ、釜飯の写真しか撮っていなかったことに後で気づきました(笑)

お澄まし汁は、瀬戸内の「いりこ」と「あご」のお出汁で美味しかったです。

3日めは松山

朝早くから叔父と叔母が迎えに来てくれて、松山まで行き、お墓参りをしました。

ちょうど静岡県の国道一号線と同じような波かぶりの海岸線を高速道路が走っていて、瀬戸内海を見ながら約1時間ほどで松山に到着です。

この日は、お墓参りの後は慌ただしくそのまま特急に乗り帰路につきました。

岡山行きの特急に乗ったので、瀬戸大橋を通ります。

特急の中から見た瀬戸大橋の写真(左)と瀬戸大橋から見た瀬戸内海の写真(右)を撮ったのですが、特急の窓ガラスが異常によごれていて、ガラスの汚れが映ってしまいちょっと残念な結果に・・。

関東が大雨だった3日間、愛媛県では雨に降られることなく、行も帰りもスムーズでした。有難いことです。

叔父や叔母とこんなに長い時間を過ごしたことは今までなかったので、いろいろなことを車内で話して、とても楽しい2日間でした。

私の甥(大学3年生)と、従妹の娘(大学1年生)・・・つまり母の孫と叔父叔母の孫が同じ大学の同じキャンパスにいることが判明したのは驚きでした(笑)

今回の旅で母も心のつかえが取れたようです。それが元々の目的だったので本望達成ですね。

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