真の優しさを開花させる7つのステップ

2015/12/10/

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バイオ個性で食べて、心と体をつなぎ、健康と幸せを手に入れるホリスティックな食事法をコーチングする、ソフィアウッズ・インスティテュート代表 公認統合食養ヘルスコーチ(CINHC)、公認国際ヘルスコーチ(CIHC)の森ちせです。

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本物の優しさ

“優しさは、あなたの中の愛や自覚を他者に伝えるひとつの手段です。
でも本当の優しさは、単なる親切とは違います。
本当の優しさは、あなたが自分自身を真に愛することができた時に、
初めて可能となる表現です。
あなたの中に真の愛がなければ、その優しさは、
良心のともなわないものとなります。”

ディパック・チョプラ博士

本物の優しさを獲得するまでの過程や、その過程を進むために必要なステップについて、ディパック・チョプラ博士が詳しく解説されていましたので、和訳要約してお伝えします。

本当の優しさは、3つのステージを経て獲得できるようになります。

優しさの初期ステージ

あなたは、愛を欲し、必要としています。

大抵、あなたは、与えられている愛よりも多くの愛を求めています。自分が愛される存在かどうか自信がありません。

  • あなたは、誰かがあなたを愛した分だけを愛し返します。
  • 関係は常に、あなたが欲するものと、パートナーが欲するものとの天秤にかけられています

このステージの愛を表すのに適した言葉は、情熱、執着、依存、ロマンス、相互依存、似た者同士です。

本当の優しさの種は、まだ、種の状態です。

優しさの中期ステージ

あなたが、より高次な愛を求め始めた時、愛されたい欲求やエゴ欲求の重要性は低くなります。

愛が癒しになること、そして、人々を結びつける力があることを感じ始めます。あなたは、相手から何かを与えられなくても、その人を愛せるようになります。

そうした愛は、より成熟しており、心穏やかなものです。

  • 相手との関係には、お互いへの感謝があります。
  • 自己主張による衝突も少なくなっていきます。

このステージの愛を表すのに適した言葉は、親切、理想的、穏やか、非利己的、与える、同感、許す、受け入れる、です

優しさの最終ステージ

心の中の全ての制約がなくなると、愛は無条件となります。そして、呼吸するのと同じくらい何気なく愛を与えることができるようになります。

あなたは、まるでそうした行為が、あなたの内にある精神的な源から湧いて出てくるように感じます。それは、感覚以上のものです。あなたは、“存在”の普遍的な側面に触れたのです。

  • あなたは、愛する人達に対して、利己的な利害感覚をもちません。
  • 関係には、困難がなくなり、競争心や要求がありません。
  • 愛は、自己完結し満足します。

このステージの愛に適した言葉は、祝福、透明性、神聖、輝き、陶酔、無限です。

この3つのステージのどこに、あなたが今いるのかを評価する必要はありません。多くの人は、これらのステージを行き来しています

では、私達はどのようにしたら、最終ステージに居続けられるのでしょうか。

最終ステージに留まるための7つのステップ

ステップ1 内なる自分とつながる

内なる自分とつながるというのは、セルフケアにもっと意識を向けることを意味します。

瞑想や自省、熟慮など、日々、数分の沈黙の時間を作り、内なるあなたの世界とつながることから始めましょう。

ステップ2 内なる障害や抵抗と誠実に向き合う

多くの人は、自分の弱点や欠点と向き合うことを嫌います。なぜなら、自分自身を責めることになってしまうからです。

でも、あなたは人間です。欠点のない人なんていません。

自信のなさや不安な気持ちは、過去の傷によって生まれます。この気づきが、傷を癒します。あなただって、自信のない自分や不安な気持ちを解き放ちたいと思っているはずです。その気になりさえすればできます。

まずは、自分の弱点や欠点、過去の傷の存在を認知し、そこから目をそむけたいという心の中の壁や抵抗の存在を認知しましょう。

ステップ3 古傷と向き合う

過去から沈殿したネガティブな感情があらわになると、傷ついた心や傷跡が浮き上がってきます。傷跡の下には、未だに癒えていない生々しい傷があります。

そこへ踏み込むためには、第三者からの助けが重要となります。なぜなら、そこから逃げたい衝動が生まれるからです。

だからと言って、このプロセスが危険で恐怖に満ちているということではありません。

親しい友人、メンター、セラピスト、聖職者など、あなたが心から信頼できる人と共に、安心して心配のない状態で、心の傷と向き合うプロセスを通ることが理想的です。

ステップ4 過去の自分を許す

許すことは大切ですが、でも、あまりに簡単に許すべきではありません

昔の傷の原因を許し、乗り越えたと自分自身に思わせることは簡単です。自分自身にそう思い込ませることで、あなたは辛い過去と向き合う苦痛から逃げることができるからです。

でも真に苦痛を取り除いてくれる癒しとは、深く、永い許し、「罪を憎んで人を憎まず」の基礎を造るものでなければなりません。

まず、自分自身を受け入れることが必要です。過去において、あなたも、あなたを取り巻く人々も、その状況の中で最良と思われることをしたのだという悟りが必要です。

より深く傷ついていればいるほど、そう考えることは難しいものです。でも、そうした悟りが獲得できなければ、あなたを傷つけた人物と、その人の行為を分けて考えることはできません。

ステップ5 自分の現状を受け入れる

これも、あまりに素早く簡単にできたと思ってはいけません

現在は、過去の傷や記憶や苦悩とつながっています。あなたが心軽やかに呼吸し、今この瞬間を愛せるようになるためには、過去の嫌な記憶が蘇ってきた時が、良いタイミングです。

自分自身に「私はもう過去の自分ではないと言い聞かせてください。事実、あなたは、もう過去のあなたではないのですから。

ステップ6 愛されている、感謝されていると感じられる関係を築く

優しさを愛する過程は孤独ではありません。あなたの中にある愛と同じものを発している人達と共に歩むことが望ましいと言えます。

しかし周囲を見回すと、あなたの家族や友人達の全員が必ずしもあなたと同じ様な気持ちではないことに気がつくと思います。

彼等を否定する必要はありません

でも、あなたが歩んでいる道程に共感し理解してくれる人達と多くの時間を過ごすことも非常に大切です。彼等は、ありのままのあなたと、あなたがなりたいと思っているあなたの両方を、大切にしてくれるでしょう。

ステップ7 あなたが欲しいと思う愛を与える

多くの人が、自分を見つけて連れ去ってくれる“誰か”を待っています。

でも、その“誰か”を見つけようとするよりも、あなた自身が、まずその誰かになることが最も現実的な解決策であり、結果として“誰か”を見つける最短ルートとなります。

好意は好意を惹きつけます。

理想的な愛に生きるあなたの輝きが、他の輝きを惹きつけます。この時、あなたは自分の中に真の優しさを見つけるのです。

優しさは自然にあなたの中に見つかります。

あなたは、愛される存在として生まれてきたのですから、あなたの中に優しさを見つけられないことの方が不自然なんです。

出典: “Spreading Compassion from the Inner to Outer World“, Deepak Chopra, M.D.

ソフィアウッズ・インスティテュートからのアドバイス

真の優しさを開花させるためのステップの半分以上が、自分に対して心から優しくなることに気がつきましたか?

自分に優しくない人は、他者にも厳しい。これは本当。だからまず、あなた自身に優しくするところから始めてみませんか?

他者に本当の意味で優しくなるためには、その前に次の2つの癒しが必要です。

  1. 傷ついた自分を受け入れ癒すこと
  2. 傷つけた過去の過ちを認め自分自身を許すこと

「許す」とは、「受入れる」ことでなく「和解」とも違います。ましてや過去を「忘れる」ことでも「否定する」ことでもありません。また、「許す」ことは、一度で完結できる行為ではなく、長期に渡るプロセスです。

もしおひとりで取り組むことに不安や難しさを感じるのでしたら、ヘルスコーチと、一度、話をしてみませんか?

公認ホリスティック・ヘルスコーチは、食事だけでなく、あなたを取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮して、プログラムに反映させ、あなたが、なりたいあなたになれるようコーチングを提供します。

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